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コーチがお勧めする1on1で使いたい「3つのシンプルな質問」

コーチのなおです。
 部下と1ON1をするときに、何を話したらいいか分からない。
どんなことを聞けばいいのか分からない。
会話が続かないという悩みをよく聞きます。

そういう時って、

・上司が部下から何かを引き出さなければならない
・上司が良い質問をしなければならない
・部下に影響を与えなければならない
・効果的な1on1だと思ってもらわなければならない

と「~ねばならない」という義務感と焦りの気持ちばかりで、部下の話していることより、上司自身に意識が向いていることがあります。
これでは、部下が安心して思っていることを何でも話せる「安全・安心な場に」はなりません。。。

そこで、1on1で使いたい「3つのシンプルな質問」をお勧めします
この3つのシンプルな問いかけをすることで、部下は自分の言葉を聞き、考え方に気づき、感情と向き合うことができるのです。


1.なぜそう思ったのか?(部下の思考のプロセスを客観視させる)

「なぜそう思ったのか?」と聞かれても、部下は思ったから言葉にしただけで、思った理由なんて今まで聞かれたことも、考えたこともありません。
さらに深く考えてみる。なぜそう思ったのか?何があったのか?
そういえば・・・・

●●の時、こういう体験をしたことがあったから
●●の時、こんなことを言われたことがあったから
将来●●になりたいと思っているから・・・・

部下になぜそう思ったのか時間をかけて深く考えてもらいましょう。
上司は何か言いたくなるのをこらえて、じっと待っていてください。

心の奥にある潜在的な思いに焦点を当てることで、新たな発見があったり、アイディアが浮かびます。気づきをアウトプットしたり、思考のプロセスを客観視することで、自分自身の本当の思いに気づいたり行動に変化が起きるのです。

2.何を感じているか?(部下の感情を客観視させる)

「何を感じているか?」改めて、心の中で自分自身と対話してもらいましょう。
そういえば・・・・

・がむしゃらに頑張っていた時はもっと情熱をかけていた
・会社でパワハラに会い、辛い時期を乗り越えてきた時の気持ちを思い出した
・仲間とプロジェクトを最後まで完了させたときの達成感が蘇った

部下は、今どんな気持ちか?日常では気持ちを言葉にすることは、滅多にありません。
感情を客観視し、言語化することで、心の奥底にある思いにアクセスします
今何を感じているのか?それはどこから来ているのか?
今置かれている環境・感情を理解し、大切に取り上げることが必要です。

3.どうしたいと思っているか?(部下の欲求を客観視させる)

「どうしたいと思っているか?」
そういえば・・・

・忙しいことを理由にいつもやりたい事を後回しにしている
・たくさんやることがあるが、未完了が多くて気持ちに余裕がない
・やりたい事はあるけど、外部環境を理由に手を付けていない

今まで何かを言い訳に避けてきたこと、あえてやってこなかったこと、他責にしてきたことを乗り超えて、本当にやりたいことに覚悟をもってやる意思を確認します。
さまざまな障害を超えて、「自分が本当にやりたい事は何か?」という本質を深く探求する質問です。

1on1は、お互いが本音で話すことが大切です。
それには上司自身が、話しやすい環境を作り、本気で正直に向き合う。

ぜひこの3つのシンプルな質問を活用してください
部下が劇的に変化するときがくるはずです。

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