Metallica の『Master of Puppets』を聴いてみた編
こんばんは、内山結愛です。
今回は Metallica の『Master of Puppets』を聴いてみた編をお届けします。
速く重たく激しく昂る演奏、ツインギターの攻撃性も持ち合わせた叙情的なメロディ。
スラッシュ・メタルのマスターピース的一枚。
ぜひ、読んでみて聴いてみてください!
1.Battery
物悲しげなアコギの音。今のところ邦題のメタル・マスター感は無い。……。0:38〜メタル・マスター参戦!!!!!!!1:09〜ギターがギラギラすぎて笑ってしまう。刻み方が良い。スラッシュメタルしてる。ボーカル入ってくるとより笑ってしまう。勢いと圧、圧倒的すぎる。ドラム筋肉を感じる。2:08〜メタル・マスターとしか言えない。間奏ずっと格好良い。3:28〜ギターがとにかくテクニックギラ光りしてるけど、ドラムも頑張っている。速く、そして力強く叩くなんて二の腕ヤバそう。実際ドラムのLars Ulrichは手首が強靭らしい。バンドを過小評価する人たちへの怒り、ファンとの絆を歌っている。タイトルは野球のバッテリーから来ている。熱い。
2.Master Of Puppets
これぞ…ザ・Metallicaって感じする。0:50〜複雑なギターリフ、格好良く捌いている。1:36〜サビに来て、「聴いたことある!!!」ってなった。絶妙なタイミングでくる「Master!!」という掛け声に参加させてください。ベースの這ってくる感じ、ゾクゾクする。野生的な「Master!!!」から、美しい…切ないアルペジオ、ツインギターのハモリが入ってきてオロオロした。そんなことをするなんて…。5:10〜全員が凄い、全員がメタル・マスター。泣パート。薬物依存の恐怖を歌っている。5:50〜もはやパトカーみたいな音が出ているギター。終盤からメインのリフがまた入ってくる。展開が面白い。盛り上がり方が天才の所業。最後の笑い声たち恐ろしや〜マスター…
3.The Thing That Should Not Be
不穏さが漂いまくっている。スローテンポだと重さをとても感じる。ヘヴィでダーク。1:04〜歌声は綺麗。高音の出方が気持ち良い。ギターが金属。歌のメロディが不思議。3:48〜様子がおかしくなった人の、強烈な叫び声かと思ったらギターソロだった。5:42 〜全員でジャーンジャーンって盛り上げていく所好き。凶暴な音を出しながらフェードアウト。
4.Welcome Home (Sanitarium)
アルペジオがやっぱり切な美しい。『カッコーの巣の上で』という映画にインスパイアされた曲らしい。隔離病棟の精神病患者の視点を描かれた歌詞。2:17〜泣きゾーンが度々来る。ドラム、優しくも叩けて素敵。器用だな。バラードに聴こえてくる。3:49〜いやいや、全然メタルしてる。 バラード(ではない)からどんどん攻撃的なサウンドへと展開していく。いつの間にかテンポアップしてる。終わり方超格好良い…
5.Disposable Heroes
バラードのバの字もない。優しさも無い。全てを木っ端微塵にしてしまうような刻み型をしているギター。ベース黒々としている。1:20〜速〜〜〜い!!ギターがバイクみたい。足も手と同じくらい使うらしく、本当ドラム偉い。スラッシュスラッシュ。2:11〜これ、今何が起こってるんだ?2:20〜スラッシュメタルinインド…?「ボーカル、絶対マッチョ」って今更思って調べたらマッチョだった。やはり。4:40〜こんな格好良いギターソロあるんだ。ゴッドフィンガー。1日に摂取していいギターソロの許容量を超えてしまう。6:53〜インドきた。8分間ずっとこんな感じで、かつドラマチック。カロリーハンパない。最後のところだけでドラム激痩せしてしまうほどの運動量。
6.Leper Messiah
カルト宗教がテーマの曲。邪悪な音が鳴っている。ベースが静かに、でも確かに地面を揺らすような音を出しているのが格好良い。歌詞怖い。1:45〜一瞬ラップみたいな発声になる歌、好き。3:10〜どの曲もMetallicaはサビだけとかじゃなくて曲の途中で何度もギアを入れ直す瞬間があり、本当に格好良い。3:30〜この辺からずっとドラムもギターも大変なことになっている。ただ見守ることしかできない。4:45〜馬。lie!lie!lie!
7.Orion (Instrumental)
星座の「オリオン座」から来ているタイトル。ベースが中心軸となっているインスト。今は亡き、Cliff Burton…。 低音が強烈。這いずり回っている。ギターのリズム難しそう。歌いたくなるギターソロが多い。4:07〜こんな静かで美しい時間が訪れるなんて…!ツインギターのハーモニーと上品なベースラインが最高。壮大な展開。ずっとこれでも良い…。7:09〜段々と凶暴化ギターのキュイ〜ンって高音凄い。凶暴なままフェードアウト。
8.Damage, Inc.
急にアンビエントチック。ネイチャーな感じ。1:24〜ウワぁあ!!!!遠のきそうになってた意識を、鷲掴みにして空中でぶん回され、何らかの締め技を食らわされた感じ(?)一音一音打撃が強い。ボーカルもキレキレ。ドラムバッシバシ。3:10〜途中に囁かれるとゾクゾクする。3:51〜「Go!」って合図でヤバギターソロが爆走していくの、凄すぎて面白い。4:36〜!?!凄すぎて笑ってしまう演奏しかない。最後までとにかく速い。
Metallicaは、1981年に結成されたアメリカのバンド。2019年までの間に、世界で約1億2000万枚を売り上げている。
本作は、1986年にリリースされた3作目のアルバムで、邦題は「メタル・マスターー。初めてメジャーレーベルでリリースした作品でもあり、ベーシストのCliff Burtonが参加した最後のアルバムでもある。
●Lars Ulrich(1963年12月26日- )は、Metallicaのオリジナルメンバーであり、ドラムはもちろん、曲作りでも重要な役割を担っており、バンドの中心的存在。 ツーバスを用いた高速のドラムプレイや、プログレ的な変拍子もこなす。
Metallica、まだ聴いてなかったの…!?!ってビックリしたのですが、本当に聴いてなかったみたいです。
あらゆるメタルアルバムに付けられた邦題がツボです。
本作「メタル・マスター」は、本当にMetallicaのメンバー全員がメタルマスターでした。
ドラムのLars Ulrichは、元々テニスプレイヤーだったり、日々地道にランニングをし、体力維持をしているお陰でめちゃくちゃ強靭な手首を持っているらしく、アタックが力強く、速い、そして重い!!日々の鍛錬に納得のドラミング!
ドラマーはテニスをやった方が良いのか…
本作が最後となってしまったベースのCliff Burtonも、その個性的でアグレッシブな演奏から「ベースのジミヘン」とも呼ばれていたとか…!
伝説のバンドマン、ツアー中の交通事故でこの世を去りすぎる。本当に悲しい……
どの曲も一曲が長尺だったけど、一瞬たりとも飽きる暇のない展開で格好良かったです!Metallicaを初めて聴く体験が今できて良かった!
ドラムヒーロ編はまだまだ続きます!
次回は X JAPAN の『BLUE BLOOD』を聴いてみた編をお届けする予定です。お楽しみに…!
最後まで読んでくださり、有難うございました。
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