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【田舎暮らしin青森】荒地と畑とヤギと糠

タイトルがなんか『部屋とワイシャツと私』みたいになった。

移住してから5年ほど、ただの雑草地帯だった敷地を開墾して畑にしております。それでも手に余るので、ヤギを導入しました。
今サスティナブルだSDGsだ話題でございますけども、私の場合は単に貧乏性をこじらせた結果でございます。オシャじゃなくて申し訳ない。

わたしはおかねでうごく


都内勤務・埼玉住みの時、野菜はほぼ買ってました。ひとつ100~300円ぐらいですかね?
野菜の種、一袋で200円。作った方が断然安い。諸経費は含まない。

元義実家の敷地の管理も任されることになったんですが、庭付きの家3つは建てられそうな荒地でした。草刈りだけでガソリン20リッターなくなるんですよ。
なんの生産性も見込めないのに、オンシーズン中ガソリン代40リッター分払うんですよ。やってらんなくない?

2年目の開墾地。3畳分ぐらいしか拡張できなかった時。奥は荒地。

てんで、荒地を畑にすることにしたんですよね。
ガソリン代は浮くし、野菜は死ぬほど採れるじゃんね。うまくいけばだけど。
5年かけて徐々に開墾しましたけど、それでも敷地の半分。
週末と朝ちょっと様子見するぐらいしか手をかけられないので、とりあえずはこの辺で新規開墾は保留することに。

残りの荒地は残土で整地したらしく砂利も多くて、草食べてくれるヤギとか飼えばいいんだろうなあ~、って、軽い気持ちでTwitterでつぶやいたんですよ。

荒地2年目の様子。人力で畑を開墾中。イタドリが死ぬほど生えてくる。


ヤギ欲しいって言ってから1週間でヤギオーナーになってしまったんだが??


きちゃった♡

なんと、たまたま頭数調整したいっていうヤギ飼いの方を紹介してもらいました。2021年秋のことです。
車で10分くらいのとこで飼われてた、正真正銘青森県産のヤギ。
すでに2歳ぐらいで、飼育環境はそのまま引き継げばOKっていう、なんだこの強くてコンティニューみたいな。
冬の青森でもちゃんと生きてます。

ヤギ=ヤギのお乳ってハイジ的な期待を寄せる方がものすごい多いんですが、残念、オスだよ。アッー 兄弟イケヤギがきました。ここ最近の私の推し。

名前はガラガラ君(手前)とドン君(奥)です。

手前が畑地帯。収穫終わって何もないけど。

突貫工事でヤギゾーンを作り、これで荒地の2/3はなんとか活用することに成功しました。さらに奥の敷地は来春にヤギの放牧地として拡張予定。
畑に隣接してるので、ヤギのフンはそのまま堆肥行き。
計画としては、畝と畝の間の通路を掘って、溝施肥の追肥として使う予定。
ヤギのフンは1m以内くらいに近づかないとにおいが分からないくらいですね。今冬だからってのもあるけど。
ヤギ小屋は掃除しやすいようにちょっと工夫してあり、ほぼダイレクトに畑行きになる構造。夏場は冬よりはにおうだろうから、管理しやすく工夫してます。ヤギ小屋周りはやってみないと分からないって感じですね。

一度やってみたかったんだよねができる環境が整った

ヤギのデザートのひとつとして、米ぬかがありまして。
青森の家畜保健所の中の人から聞いたから間違いないです。
同時に、趣味の一つである料理でぬか漬けを始めたこともありまして。
家庭用精米機と玄米30キロ買っちゃいました。えへへ。玄米は青森県産をふるさと納税で買いました。ぬかりありません。ほしいのが糠だけに。すいません。

精米したてのお米をおいしく食べられるうえ、糠はぬか漬けとヤギの餌になり。野菜の皮とか果物の皮とかも全部ヤギにあげちゃうので生ごみが減りましたねえ。コンポストは思ったよりコバエが発生してしまい私には向いてなかったし、やっぱヤギ、これですよ。
あと単純に燃やせるごみが減るとゴミ出しが楽でよいです。

来春からは肥料にも使える自家製米ぬかと、追肥の堆肥も自前(ヤギのフン)になってきて、いよいよ田舎暮らし極まってきた感。

オンシーズンのフルスペック畑。ここまで開墾するのに5年かかったわ!


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