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「 もし  それをして好かれたら 」

「 うん 」

「 嬉しい ?   苦しい ? 」

「 ああ どうだろう 」
「 嬉しそうに苦しいって言うかな 」

「 じゃあ  それだ 」

「 うん  そうだね 」






千年女優を観ました
好きだったなあ    いまは

これを好きだという心臓で死にたいなあと思ったし、このまま生きていれば  いつか  けっ ! などという時期も来るんだろうなと思うし、それを越えて最期には好きに戻っていられたらと思うけれど、それを誇示する大人にはなりたくないな
という感想    いやどんな感想

単純に  楽しかった    わりと脳死で暖かくしてもらえるなあと  思いました  何回も観たくなるね  この役が好きーとかしたい    難しいことは理解できない脳味噌と  頑張って理解しようとはしなくていいかなという気持ちを  お持ちなので  取り零しているところも多いかもしれないけれど  そういうところたちは  四回目くらいで ああーっ ! となったりしたいです  揺蕩うみたいに観たいなあというかんじです

あの  ごめんね  僕  映画にもアニメにも今敏さんにも全く以て明るくないので  そういう奴のぽけぽけとした感想です  すまねえ    感覚の記録をしておいたら後々面白いかもなあと思って書いてみている次第  理屈で観ることをしたくない気分の時期なので なるだけ感覚的に書いといたろという魂胆  次以降のために
ああ  でもね  詳しいからこそのお話とか  あったら是非教えてください    詳しくはないけど共有してえやというお話も  是非    いま興味あるので何でもききたい  詳しいとか詳しくないとかわかんないけど好きとかはかなり良い  そんなのいちばん良い  何でもおしえてくれええええ


パーフェクトブルー観たい
これに関してはちょっと  あんまり教えんといてほしいかもしれん  初見まっさら状態で観たい

パプリカと東京ゴッドファーザーズはね  観たんだ
パプリカも脳死でまた観たいな  脳だけでかもしれない  何も考えずに全部を受け入れて観終わった時に寝起きと同じ心地になりたい  なりたいと思ってなる心地なんてなっていないのと同じだもんなあ  なったってなっていないことになってしまうかなあって  なんて
東京ゴッドファーザーズ 良かったですね  どうしてか終盤の記憶が無いが  後から 背景などが顔になっていたりしとんのやでえ というお話を知り  そんなんもっかい観るしかないなあと思うなど    いいかんじに機嫌の良い時期に観たい  バキバキの眼とかギラギラの心臓とか血迷った向上心みたいなのが無いとき  手当たり次第に敵視しなくても萎びたり折れたりしないとき  あるんですよねえそういうとき  なにぶん真っ青なもので    真と青ってめっちゃ似てるな  薄目で見たらおんなじだ






十ヶ月程前からときどき気になっていたエッセイを  遂に  買ってしまいまして  届きまして  取りに行きまして  あっAmazon Hubを初めて使いました  たのしい    それでさ  昨晩手にしたのだけれど  なんか  思っていたよりも嬉しくてびっくりした  僕がいちばんびっくりした  僕以外にびっくりした人はいないので  いまここにそれがあることはおろか  気になっていたことすら  知っている人はいないので  そりゃそう    好きなものを明かすくらいなら裸を見られる方が全然楽な人間なのでこういうことが多々あります  好きとかいっちゃってるけれど    だから あれですよ  僕のnoteを読んでくれているあなたはそういうことですからね  ほんでこんなのは改めて言葉にするもんではねえ  ごめんね

十ヶ月も前からだったことにもびっくりした  気になったなら読めばいいのにね  認めたくない何かがあったんだろう  だからびっくりしたんだろうし  しらんけど  いまもみとめてはいないので

買ったけど  買っただけです  ここから読むまでがまた長い  小説とかだとそんなことはないんだけどな    と思ったけれどそうでもなかった  全然読めるけど読んでないのがある  一冊  積読とかではなくて    ああ積読もあるわ  全然あったな  自前の呼吸に嵌まるものしかどうにも読み進められないのどうにかしたい  切り替え方がわからん  切り替えとかないんかな  いろんな作家さんの作品を読んでいる人のその  その能力は何ですか  慣れとかですか

このエッセイも  積読ではないその一冊も  義務感で腰が重くてとかではなくて  寧ろ逆で  好きなものほど触れ難いとでもいいましょうか  それです  また好きとかいってしまっていますが  便宜上のそれであって正確にはそれではないですよ  エッセイはね    読んでみないとわからんけれども
好きかどうかはわからんけれど  どうせ効くんだろうからというのはある  それはしっかりある    好きなものほどというよりも どうせ効くものはというかんじかもしれない  ほぼ一致したベン図がそこにあるが    鎮痛薬って飲み付けるとより強いものが必要になるじゃん  自傷は習慣で深くなるし  高音は日々出していれば喉傷めなくなるでしょ  指の皮は厚くなるしプレートの数は増える  そういうこと

悪いことだとは思わないけれど  まあ悪いこと程度では何れにしろ理由にはならないんだけれど  端的に僕が嫌なので  嫌なことはしないので  それだけ    しないでもしあわせ守れるかもしれないならしないでいてみたい  それで命守れないならそれでもいい  端々が過激派  理想論とでも綺麗事とでもなんとでも言ってくれて構わないよう  もう引き返せないから  できるけどできないから  したくないから

とかなんとかいっているときほど  翌日には普通に触れていたりもするものですが    と、ここからその翌日の僕です  こんにちは  読みました    ね、いったでしょ  いいんですよ  それで  そういう風がいいです僕は  習慣や規則は気分で破ってもおっけーというのだけを鉄則に  つかみどころのない人生になればいいなあと思うている  いつだって玩ばれていたい  舵は僕の手の中だがそれは海  ときどき凪  気紛れの風浪と戯れゆくのだ  そして唐突に散る  たとえばこんな風に








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