考えが変わった|”怒り”とどう付き合う?
今回は”怒り”について。
今まで3つの投稿とはまたちょっと違う内容になると思いますが、私にとって最近大きな発見だったので、是非共有したくて。
キーワードは「コミュニケーションコスト」
今までの”怒り”への考え方
短所は?と聞かれると、いつも「短気」、と答えていた私。
一度怒りの感情が湧くと、それはもう大変。収めようなんて思いもせず、感情が湧くままに身を任せいていました。沸々と湧く怒りは沸騰し続けることを望む。それは仕方のないことで、第一人称「私が」、から離れることは決してありませんでした…
母からはそんなに怒ってどうしたの?疲れないの?なーんて言われる始末。でも「私」しか見えていない私は、”だって”の言葉を便利に使い、「私はこう思っているのに」その通りになっていないことに対して、全力で怒りをぶつけ続けていました。
ただ、これはほぼ家族の前だけ。他人の前で怒り狂うことはなく、感情が湧き上がってきても抑えることはできていました。が、ストレスは溜まるばかり。そんな学生時代を過ごしてきました。
”怒り”とうまく付き合う兆し
振り返ったらこの感情について考えるきっかけは、何度もあった気がします。
一つの大きなきっかけは、高校生。合唱祭実行委員を中学3年間務めていましたが、高校でも務めることに。学校生活あるあるですが、歌わない、協力してくれない男子に対して怒鳴る女子。まさにこの典型例だった私ですが、高校生になって気づくんです。
怒りに任せて解決したことってあったけ?と。
怒ればそれをむしろ面白がる男子は、私の思いとは裏腹におふざけは悪化。怒っていいことなんてないんです、これにやっと気づいた。
そしてもう一つのきっかけ。明確にいつ、とはないけれど、高校、大学と大人になっていくにつれて、周りのことがよく見えてきます。人前で怒り狂う人の様子を見て、母に言われたことそのまま思うんです。
疲れないのかな…って。あれ、昔私自身が言われてた?と気づく。
こんな調子でちょっとずついろんなことに気づいていくんです。そして最大の気づきはつい最近のこと…
”怒り”に向き合える考え方との出会い
ある平日。どうにもこうにもイライラして仕方のない日。
なんでこんなに怒っているのかもわからない。でもイライラする。そんな自分にさらにイライラする。もう負のループ。
どうにか断ち切りたくて、休憩がてらスマホで
「怒り 収める方法」とGoogle検索。
何だか何とも腑に落ちない方法がずらずらと並ぶ中、私の目に飛び込んだのは冒頭に書いたキーワード。
「コミュニケーションコスト」
そこにはこう書いてありました。
なるほど。
怒りをぶつける、という行為にも時間やエネルギーというコストがかかっている。そんなふうに考えたことなかったな…
ん?いや、案外気づいていたんじゃないか?と。
”怒りに任せて解決したことあった?疲れないのかな…”
あれ、やっぱり気づいてるじゃん。
延々と怒りに任せて話し続けても解決しないことの方が多い。そして疲れる。これはまさにコミュニケーションコストが莫大にかかっているということ。
この言葉、考え方に出会って私は変わりました、確実に。
長いようで短い人生。限られた時間の中で、いっときの「怒り」という感情に任せて、時間を、そして私の感情を無駄遣いしている気がしました。
この考え方が腑に落ちたのは、私の性格の問題かもしれません。なるべく何事も「効率良く」「無駄なく」こなしたい、という。
だからこの言葉に助けられる人は少ないかもしれないけど、今気づかなかったとしてもいつか、あ、こんな考え方もあったな、と頭の隅に置いてもらえると、もしかしたら救われる時が来るかもしれません。
この気づきから、怒りが湧きそうになった、湧いてしまった時は、6秒でも何でもいいんですが、一旦「あれ、私怒ってる」と自分を外から観察する。私の感情無駄遣いしてない?と問いかけてみるようにしています。それからすぐに何か楽しいことを思い浮かべる。こっち考えてた方が自分も楽しいじゃん!って気づかせる。すると自然にふつふつ湧き始めていたものは鎮まるんです。
元々短気すぎた私ですから、もちろん”怒り”が湧いてくることは今でもあるし、イライラしてたまらない時もある。でも、この考え方で自分を少しだけコントロールできるようになりました。これからも付き合っていくこの感情と、少しでも仲良くなれるように、日々付き合い方を考えていきたいですね。
皆さんの”怒り”との付き合い方、何かいい方法があればぜひ教えてください🫶
本日も読んでくださってありがとうございました。またお待ちしております!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?