人生楽しそうな人たちの共通点
私には、「人生楽しそうだなあ」と常々思う人たちがいます。
それは、大学の先生方です。
まあ大学の先生方のお仕事は「自分が興味関心のあることについて研究すること」なので、そもそも“仕事が自己目的化しやすい”という点が、その職業柄特徴としてあると思います。
つまり言いかえると、もし仮に報酬が得られなかったとしても、先生方にとって研究は、自ら内発的に取り組みたいと思えることだということ。
じゃあ逆に、“仕事が自己目的化していない状態”ってどういう状態なのか。
これはたぶん誰にでもわかると思いますが、「お金のために働いている」という状態だと思います。
できれば仕事に行きたくないし、内容的にもしたくない仕事だし、それでも生活していかなきゃいけないから、転職するのも面倒だし、とりあえず仕事するしかない。
そういう、仕事に外発的な理由から取り組んでいる状態が、“仕事が自己目的化していない状態”だといえます。
いつも思うのですが、ご自身のご研究について語る大学の先生方は、みんないきいきとしていて、本当に楽しそうなんです。
だからこそ、「そんなふうに生きていけたら、きっと人生楽しいだろうなあ」と、少しうらやましくも思います。
よく、「仕事をする時間は人生の3分の1だ」といいます。
その3分の1の時間が自己目的化しているか、していないか。これってすごく重要なことだと個人的には思います。
一方で、社会で働く人のほとんどはきっと外発的に仕事に取り組んでいて、大学の先生方のように“仕事が自己目的化している人”って、むしろ少数派なんじゃないか。
これが私の体感です。
ーーで、ここでいきなりぶっこむようですが、純粋に、私はこんな社会を変えたいなと思います。
これまでにも何度か書いていると思いますが、普通に考えて、「仕事に行きたくない」と言いながら毎日仕事をするなんてどう考えてもおかしい。
私はこれを、「仕事なんてみんな嫌だと思ってるし、しょうがないよね」と、当たり前として受け入れることがどうしてもできません。
そしてこんなふうに、“仕事が自己目的化していない状態を当たり前だと受け入れられない”という自分の特性は、おそらく他の人と違う部分なのかなと思いますが、だからこそ、きっと私はこの特性を活かしていくことができるし、活かしていくべきだと思っています。
どんな形でかはわからないけれど、“仕事が自己目的化している人”で溢れる社会をつくることに、いつか貢献できたらいいなと思います。
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