Kindle Unlimitedが安くなっていたので、レビューで評価の高かったこちらの本を読んでみました。
そのなかから特に面白かったところを、ピックアップしてシェアしたいと思います。
自己中と自己肯定感は違う
上記の記述から、自己中と自己肯定感の違いとは、自分を捉える際や何かを選択するときに、「他人軸で判断しているか自分軸で判断しているか」の違いだといえるのではないかと思います。
自分がその時々で起こす行動は、誰かから認められたり評価されるためではなく、自分を大切にしたり、自分の心を満たすことが目的になっていることが大切だということです。
これってすごく難しいことだし、むしろ現状私は前者を目的として行動してしまっている面もきっとあるなと思いましたが、できるだけ後者を軸に行動できるよう、心がけていきたいなと感じました。
自己有用感や自己効力感とも自己肯定感は違う
誰かの役に立っているから自分が好きだとか、〇〇ができる能力があるからそんな自分が好きだとか、そういった条件付きで自分を愛している状態は危険だということが書かれていました。
つまり、条件付きではなく“無条件の愛”で自分を包んであげることが、自己肯定感を高めることにつながるのだといいます。
こちらもたぶんとても難しいことで、私自身もありのままの自分というより、誰かに役立っている自分、何か新しい能力や他人よりも優れた能力を持っている自分だからこそ愛そうとしている節があるなあと感じます(笑)。
きっとだからこそ私は、人の役に立つことが好きだし、自分の能力を伸ばしていくことが好き。しかしその反面、逆に「誰の役にもたてていない」とか、「自分が何も成長していない」と感じるとわかりやすくまるで枯れるように元気がなくなります(笑)。
もちろん人の役に立つことや自己成長することは素晴らしいことですが、他人より優れていなくても、誰の役にも立てていなくても、何も成長していなくても、
それでも無条件に自分を愛し、自らの価値基準で物事を判断し行動していくことが、自己肯定感をきっと高めてくれるのだと、とにかくこの本からは学ぶことができました。
結構面白かったので、またネタがあればこの本から書いてみます。