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向き合うこと

ロンブーの田村淳さんが、HSPについてTwitterで呟いていた。

HSPとは、
Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)といい、「ひといちばい繊細な人」という意味。これは90年代のはじめ、繊細な人についての研究をはじめたエレイン・アーロン(Elaine Aron)博士によって付けられた「人の気質」を表す名称のこと。

特徴としては、
・世辞や嘲笑をすぐに見抜いてしまう
・物事を始めるまでにあれこれ考え、時間がかかる
・友達との時間は楽しいものの、気疲れしやすく帰宅すると、どっと疲れている
・映画や音楽、本などの芸術作品に感動して泣く
・人のちょっとした仕草、目線、声音などに敏感で、機嫌や思っていることがわかる
・冷蔵庫の機械音や時計の音が気になってしまう
・肌着のタグなどチクチクする素材が我慢できないほど気になる
・第六感がはたらき、よく当たる
・絶対的に一人の時間が必要
・子供のころ親や先生に「繊細」「人見知り」と評価されやすかった

などが挙げられる。
人によって該当する特徴はさまざま。
(HSP診断テストはこちらから)


私自身もHSPの傾向が強いという自覚がある。

勘が鋭かったり、蛍光灯が眩しく感じたり、誰かに言われたささいな一言でも、重く受け止めてしまったり傷つきやすかったり。言わずもがな完璧主義なところもある。

高校生の頃に、部活動の顧問にガラスのハートの持ち主だと言われたことをいまも覚えている。
(顧問は当時、国語の教科担任で、生活指導も担当されていて、厳しい面と人の心の機微に気づくやさしさを兼ね備えていた。現在は校長になられたと聞いて、教え子の身としてはびっくり。)

正直、HSPの自覚がある方の記事やブログを読むと、共感することばかり。気疲れしやすいとか、一人の時間が必要だとか。言葉選びに慎重になったり、なんか生きづらいな、とか。
うんうん、私もそうだ。

HSPは病名ではなく『気質』であり、環境などに影響される性格と違って後天的に変えることは難しいとも言われている。


大切なのはきっと、誰かと比べず、何者にもならず、どんな自分も受け容れて、愛すること。

人生の旅は続く。いろんな景色を見て、知って、心にたくさんの感動を。




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