入社1ヶ月で適応障害になった話

はじめまして。
突然ですが、入社1ヶ月で休職することになりました。
(会社の制度わかってないけど退職とは言われてないはず)
これからそんな私が社会へ復帰するまでの話をリアルタイムで書いていこうと思います。
というか、自分自身の感じたことを言葉にする能力が衰えたなと感じるので、感情のアウトプットのために綴っていきます。

私は今年の3月に大学を卒業しました。
4月からは新卒として社会人デビューするはずでした。
しかし、その会社に世間を騒がす不祥事が…
大学の先生や家族と相談したうえで入社1週間前に内定を辞退しました。
そこからフリーターをしながら既卒で就職活動を再開。
4月末にIT系の会社から事務職として内定を頂き、6月から働き始めました。

今思うとここで私は失敗をしています。

焦りから適正に合ってない仕事を選んだ

既卒での就活は精神的にキツかったです。
SNSのゼミ仲間などが入社研修などの様子やり、「華金」「労働辛いから同期と飲む」といった投稿が私にはキラキラして見えました。
何より、幼稚園入園以来、何にも肩書きのない女になってしまったということにかなり焦っていました。

加えて、私にとって「働く」とは「お金を稼ぐこと」でしかなかったのです。

だから別にフリーターでも良かった。
でも親に高い学費を払ってもらって大学まで出て、それでフリーターは申し訳ないから、とりあえず就職しようと就活してました。
ただ「お金を貰うために」「働く」なら、楽な仕事がいい。
事務職って楽そうだし事務職メインで就活しよう。(事務職の方々すみません)
そして晴れて事務職で内定を頂いたのですが、これが合わなかった。
事務職だって辛かった。
ここで私はやっと「世の中に辛い仕事なんてない」と実感しました。
そして何より、自分の適性に合ってないから仕事が覚えられず凡ミスを繰り返して教育係をイラつかせる毎日。
出来ない自分が嫌になっていく負のループ。
思えば、学生時代はリーダーとなったりすることが多かった私。活発なタイプな人間だったので元から事務職は向いてなかった。自分の焦り、そして仕事への考え方の甘さから、選択を間違えてしまったんだと思います。
いま就活を頑張っている方、特にこの時期って周りが内定貰ってるのに自分だけなくて辛い思いをしてる方も多いのではないでしょうか。
そういった焦りから「なんでもいいや」と選択すると辛い目に遭います。
「仕事は辛いもの」なんです。世の中に楽な仕事なんてありません。どうせ仕事は辛いことがあるんだから、「自分の適正あった仕事」を選んでほしい。
そして自分の進路なんだからゆっくり選んでいいんです。貴方の人生なんだから貴方のペースで。

私は仕事が合わないことに加えて、職場での人間関係も上手くいってなかった。
私の長所は「どんな環境でもすぐに溶け込めること」だと思ってました。大学時代のアルバイト先でも「あなたならどこでもやっていける」と全員に言われて送り出されました。
だから職場で溶け込めないときどうしたらいいか分からなくなった。
仕事が出来ないから申し訳なくて口数も減っていってもより孤立していく日々でした。

だけどこれも全て環境の変化によるもので「慣れればどうってことない」と思っていました。
ここで逃げるのは雇ってくれた会社やどんだけミスしてもめげずに注意してくれる上司、ここまで育ててくれた親に申し訳ないし、何より自分が許せなくて逃げずに頑張ろうと思ってました。
だけど今日、ついに頑張れなくなりました。
2週間ほど前から出勤日の朝に嘔吐したり、会社の最寄りに着くと目眩や震えが出る。
頭痛や肩こりが酷い。職場だと食欲が湧かない。
夏バテだと思って騙し騙し働いていて2週間、今日ベッドから起き上がれず訳もなく涙だけが出ていました。
ここではじめて職場が辛いと親に打ち明けました。
親に言うのが辛かった。全部気合いでなんとかなると思っていて、うつ病明けで働いている同僚を「よく休むなんて気合いがないのよ」という人だったから。
だけど反応は想定外でした。
最初は体調が悪いから休むといって怒られたけど、会社での人間関係や最近起きていることを話して、精神科か心療内科に行きたいと言ったら親が家の近くの心療内科に電話してくれて今日行ってきました。

心療内科で言われた病名は「適応障害」
深キョンや雅子さまがなったアレか、と思いました。
ココ最近の自分の甘えだと思っていたことに症状がついてホッとしたのが本音です。
医師からとりあえず7月いっぱいは休養が必要と診断書を書いてもらい、すぐに部長に報告。
思ったより部長は優しく、試用期間中で入社1ヶ月の女に手続きの手配をしてくれました。

次はどうしようかな。
職場には戻りたくないのが今の本音です。
だけど入社1ヶ月で適応障害になった女を誰が雇うのか、とマイナスな考えになってしまう。

仕事から帰った父親に「気づけなくてごめんな」って謝られたけど、家族は悪くない。多分私が全部いけない。
自分の過去のまちがった選択がこの結果を招きました。

とにかく今は休んで、次のこと考えられる気力が出るのを待ちたいと思います。

今日からnoteで思ったこと、起きたことを
「感情のアウトプット」として書いていこうと思います。

今、もし、このnoteを読んでいる方の中に就職活動中の大学生がいたら伝えたいです。

就職活動はあなたの進路を決めるもの。
だから遅いとか早いとかはなくて、
自分の心としっかり向き合って、
自分のファーストキャリアとして絶対に妥協をした選択をしないでほしい。

以上、社会の落ちこぼれとなってしまった女からでした。


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