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ある女の心の記録

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ある女の心の中を記録していくだけ
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2021年4月の記事一覧

上に上がれば上がるほど

上に上がれば上がるほど

昨日は久しぶりに仕事関連で泣いてしまった。
泣いてはいかんと、泣いてはいかんと、思っても、どうにも止められなくて、ご飯を食べる気もなくなるくらいのこと。久しぶり。

具体的には書けないが、企業戦士たるや、命令には従え、命を捧げろ、お前はその意識が足りない、それを下に教えるべき立場でありながら、そんなぬるい発想はありえない、的なことを上司に言われたのだが…
恐ろしいワーディングを使われて、私は心のソ

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共感力との葛藤

共感力との葛藤

立場的に色んな人から相談され、本当に頑張っている人はなんとかしてあげたくなる。

辛くて辛くて耐えきれなくなって泣いてる同僚。
助けてあげなきゃって。
ちょっとサポートしてあげるだけでも、ポーズだけでも、パフォーマンスは復活するはずだから。
少し弱ってるだけだから。

その同僚の上司は何もしやしないので、私の上司である責任者に課題をエスカレーションしたら、彼は完全に経営者思考なため、甘えてるとばっ

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しつこいがSon Luxすごい

しつこいがSon Luxすごい

Son Luxについてはすでに書いたが、改めて吐き出したい。

もー、かっこいい!かっこいい!
Tomorrow3部作がすごすぎて。
とんでもないの来たぞ!

賞賛コメントをYouTubeに残したら、いっぱい賛同してくれたー!

あー!ライブ行きたいー!
彼らならずぅぇたい東京に来てくれてただろうに!

コロナのバッキャロー!
#日記 #心の記録 #音楽 #アーティスト #sonlux

なぜ?まったくテレビを観なくなった

なぜ?まったくテレビを観なくなった

最近まったくテレビを観なくなってしまった自分に驚いている。

せめてNHKのニュースぐらい、せめて繰り返し録画してる番組ぐらいと思ったけれど、見たくならないからもう抗うのはやめた。
毎週刺さりそうなドキュメンタリー番組をチェックして録画予約するのもやめた。

テレワークになったことで劇的に疲れなくなったのは、おそらくリモートだと聴覚と視覚しか使わないため、嗅覚やピリピリした場の雰囲気など五感を通じ

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破滅型と熟成型:エイミーとフィオナ編

破滅型と熟成型:エイミーとフィオナ編

過去記事で言及した破滅型アーティストと熟成型アーティストについて、思いに耽ってしまうことがよくある。

今回は若くしてスーパーブレイクした2人の大好きな女性アーティストAmy WinehouseとFiona Appleについて、ブレイク当時からリアルタイムで彼女たちの作品に感動させてもらい、支えられてきた私の思いを書いてみたいと思う。
あくまでも私の勝手な考察と想像に基づいて…

2人とも、とって

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なれないものになろうとするな

なれないものになろうとするな

個性を大切に…
多様性が謳われる時代がやってきました。
そういう思想が根付くまでには何十年とかかるかもしれないけれど、始めなければ何も始まらないし、若い子達はスポンジのように吸収し、時代の流れを察知するから。
とても素敵なことだと思う。
いつまでも何かに固執してると、取り残されるぞ(→会社のおじさんたち)。

私は昔から、どうしてみんなと同じようにできないんだろうと、どうして普通にできないんだろう

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裏切りのサーカス

裏切りのサーカス

セリフが音楽のように聴こえる映画がある。

聴き心地がとてもよく、なぜこんなに繰り返し観てしまうのかな?と思う映画。
繰り返し観ているうちに、映像よりむしろ音声だけに聴き耳を立ててしまう映画。
セリフを覚えてしまう映画。

裏切りのサーカスは、もちろんストーリーも、名演も雰囲気もとても好きなのだが、私のベスト聴き心地がいい映画だ。
睡眠誘導に使っていた時期もある。
ただ流しているだけで落ち着く。

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人生最大の後悔について

人生最大の後悔について

失敗だらけの私の人生だが、最大の後悔は自分でも意外なことである。

ロンドンに住んでいるときにTori Amosの新作アルバムのツアーライブがあったのに、好きすぎて生で見たら、失神するんじゃないかと怖くて行かなかったこと。

馬鹿すぎるわ。
何をビビったのか。
とんでもないもったいないことをした。

この失敗を回収するために8年後に弾丸でロンドンまでツアーライブに行ったけれど、あの秀逸アルバムのツ

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Son Lux すごい

Son Lux すごい

フランス映画のMon Roiで流れた曲が気になって調べたところ、Son Luxというアーティストと出会うことができた。

久しぶりに大興奮な出会いだった。

洗練されていながら情熱的、モダンアートのような現代建築のようなサウンド。
どうにも形容しきれない作品ばかり。

私は音楽に関しては女性アーティストが好きで、男性ボーカルはあまり好きではないのだけれど、Son Luxはそういう違和感というか聴き

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私の詩とKのこと

私の詩とKのこと

私は10代から20代は詩を書いていた。
レールから降りて、いや、踏み外して、迷走した自分には一体何ができるのかわからず、社会に出れないんじゃないかともがきながら。

膿を絞り出すように、一番根っこのところを掻き出すように詩を書いていた。

思春期の恥ずかしい黒歴史とは違う。
私は自分が書いた詩を読んで、今でも癒されたりする。
こんなに私を的確に理解してくれる文章が未だにないから。
精神的自慰行為の

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ポンヌフの恋人

ポンヌフの恋人

ポンヌフの恋人を初めて観たのはいつだっただろうか…

私の人生を変えた映画。

あれが個人主義とフランスにのめり込むきっかけだっただろうか。

転校していじめられて、それまで明るかった空がグレーになった。それからずっとグレー。

グレーの空の下で私は、ひたすらに観察して、失った自分を探した。

いろんなアートが私を救ってくれた。今でも救ってくれる。グレーの空の下から見えるひとすじの光。

ポンヌフ

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しっかり者

しっかり者

しっかりしてるからと頼られる。
甘えられる。
小さい時から「なんでそれ私に言うことにしたの…」というとんでもない衝撃の秘密を話されることがあった。
会社の人もよく相談してくる。

母親もいつまでも寂しい寂しいと頼ってくる。
姉は基本的に自分が悩みがある時しか連絡してこない。
私の話は上の空で聞いていない。

しっかりしてる、強い人、信念持っている人、なのかな…
そうかもしれない。生まれた時からそう

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書くことを再開しよう

書くことを再開しよう

コロナの影響で完全テレワーク、がむしゃらに働く日々から自分の時間ができるようになり、仮面を外して、本当の私に戻る時間ができてきた。

隠して隠して社会に溶け込むために隠していた私がまた顔を出してきた。

誰も読まないかもしれないことを、私が本当の私を癒すために、また書いてみようと思う。

SNSもリアルと繋がったら終わり、本当の私の場所はことごとくなくなっていった。

何年もかけて作り上げたペルソ

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