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ASKINOSIE CHOCOLATE-アスキノジーチョコレート アマゾニア 72%-

 もう記事にした気でいたのですが、まだでした。

 アスキノジーチョコレートは、米国ミズーリ州スプリングフィールドに工房のあるチョコレートメーカーです。こちらは、ダンデライオンチョコレートのタブレットといっしょに戴きものしたチョコレートでした。
 新宿に『The Meadow』というクラフトフードのセレクトショップがあって、そこで取り扱いのあるメーカーだったんですが、『The Meadow』は閉店してしまったみたいです。いつか行って、あれこれ買い物したいとおもっていたショップでしたが、叶わなかった。

 アスキノジーチョコレートの商品は、国内ではプラトグラフィコという輸入食品やフード、キッチン関係のイベントやプロモーションを手掛ける会社が運営するオンラインショップでの購入が可能なようですが、現在(2022年6月時点)ではチョコレートはすべてSOLD OUTとなっています。

 戴いたのは、エクアドル南東部に位置するZamoraサモラという地区で栽培されているカカオを使用した、シングルオリジンのダークチョコレートバーです。その村では女性主導の農家グループが、何世代にもわたってカカオ豆の栽培と収穫をおこない、周辺のカカオ豆と合わせて発酵までを手掛けているそうです。
 カカオ豆と有機サトウキビ、それからカカオバターのみで作られ、コーシャ、ヴィーガン、グルテンフリー認証を受けています。

ロゴが配置されたモールド

アマゾニア ダークチョコレートバー 72% 誰でもが嗅いだことのあるような、なじみのあるミルクチョコレートの香り。そのあとにとろりとした潮の香りや、青々としたハーブ系の香りを感じました。味わいには、コーヒー豆の炭化した部分の清涼な苦み、冷たく澄んだミントの風味、食パンの柔らかな小麦の甘さ。終盤にかけて、静かな苦みとわずかな酸味、舌を締めつけるような渋みがやってきます。
舌ざわりは油脂感があり、なめらか。

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 このチョコレートは、ダークチョコレートなんだけれどコーヒーと合わせても重くならない、好みの味わいでした。たっぷり85gあるのでテイスティングのあとはちびちびと、コーヒーと合わせて長く楽しむことができました。おもわずにこにことしてしまうような、そんな味わいのチョコレートでした。

 チョコレートのマガジン、95本ほどにまでなっていたんですね。それでもまだまだ、未体験のメーカーもあるし、書いてないのもあります。
 書いてないというのは、記録だけとっておいて記事にしていないというのもあるし、ビーントゥバーでないものだったりで食べているだけ、というのもあります。たまにスーパーマーケットなんかでディスカウントされてしまった海外メーカーのチョコレートを見かけると、気の毒になって「おおよしよし、私が買って(食べて)あげようね」といって(口には出さないけど)買う、そういうこともあります。

チョコの救済

 超個人的でひとり遊び感満載の記事を読んでいただき、ありがとうございます。

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