見出し画像

La chocolaterie NANAIRO-ラ ショコラトリナナイロ Venezuela Patanemo White Chocolate-

 La chocolaterie NANAIROラ ショコラトリナナイロのコレクションから、ホワイトチョコレートを開封したのは6月の初旬。
 このメーカーのホワイトチョコレートは、自社工房で搾油したカカオバターを使用してつくられています。

 Limited Collectionのベネズエラ・パタネモ産カカオ豆からつくられたホワイトチョコレート、ミニサイズのタブレットです。

*

White Chocolate(Venezuela Patanemo Cacao)
バターがたっぷり染み込んだパンのような、こっくりした香り。口に入れると、ひんやりした清涼感のある、やわらかい甘みが広がります。軽めのミルクティみたい。
しばらくは濃厚なミルクの味わいがして、あとからハーブのようなすっきりした風味が感じられます。
口の中のチョコレートが溶けてしまって、アフターには口の中にクリアーな油分が残ります。
ミルククッキーのほろっとした小麦感のする風味も。
口どけはほろほろとパウダリー。

*

 コーヒーに合わせてみると、瞬間的に強いバターの風味がわっと広がります。コーヒーの味を損なわず、どちらともが好ましく感じ、味わえました。

*

 パタネモ村の位置を見てみたら、カリブ海に近いベネズエラ北部にありました。近くにカカオ豆の産地の名がいっぱいあります。
 「パタネモ」で検索するとチョコレートのページばかりがヒットしました。
 カリブ海側にあるビーチは、写真で見る限りごきげんな感じだけれど、ベネズエラ(およびその周辺)の国はぜんぜんごきげんではなさそうです。
 チョコレートを食べて社会貢献! みたいなノリのウェブサイトもあるけれど、そんなふうなことを軽々しく口にするのは気が引けます。

 ベネズエラの宗教はカトリックが多いですね。イエズス会の布教に関して、このあたりの国のことももう少し知りたいところ。

*

今日の「半分」:前回のチョコレート記事は満月投稿だったようです。新月は昨日でしたね。月が半分めぐったんですね(しみじみ)。

この記事が参加している募集

最近の一枚

サポートを頂戴しましたら、チョコレートか機材か旅の資金にさせていただきます。