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#010 モチベーション維持(その1)


はじめに

皆さん、こんにちは40代のオッサンKINO↓です。今回は、システムエンジニアリングサービス(SES)業界で働くエンジニアの方へ向けたモチベーション維持について書かせていただきます。

この記事を書こうと思ったきっかけは、最近SNSで知り合ったSESで働いている方から相談を受けたことです。その方の悩みを聞いているうちに、私自身の経験が蘇ってきました。実は、私もSESを主としている会社で何年か働いた経験があります。

当時を思い返すと、クライアント先での業務、短期プロジェクトの連続、新しい環境への適応など、様々な課題に直面しました。そして、それらの経験を通じて、SESエンジニアならではの苦労や喜び、そしてモチベーション維持の難しさを身をもって感じました。

悩み

この記事を通じて、私の実体験からモチベーション維持と実践的なテクニックをお伝えできたらなと思います。
特に、中小SES企業で働くエンジニアの方々に焦点を当てています。大手企業とは異なる独自の課題や、それを乗り越えるためのヒントを提供できればと思います。

SES3年目頃の悩み

SES案件の当初は、様々な企業のプロジェクトに携われることにワクワクしていました。でも3年目くらいから、プロジェクトが変わるたびに一からの人間関係構築や、新しい環境への適応に疲れを感じ始めました。
また、自分のスキルが本当に向上しているのか、いつまでこの働き方を続けるのかなど不安になることが増えてきました。

不安と疲労は、多くのSESエンジニアが経験するものです。
どのようにしてこの状況を打開できるのでしょうか?

私が不安を払拭した方法・・・
命名「3本の矢」について話させて頂きます。
ネーミングは
毛利家にまつわる有名な逸話「三矢の訓(みつやのおしえ)」が好きだからです😊。

モチベーション維持のための3本の矢

  1. 継続的学習の習慣化

  2. 目標設定と可視化

  3. ネットワーキングの強化

3本の矢

1本目:継続的学習の習慣化

プロジェクトが変わっても一貫して成長できるよう、毎日30分の個人学習時間を設けることにしました。
※40代のオッサンになった今でも続けています。

「プロジェクトごとに使う技術が変わるので、最初は何を学べばいいか分からなくなることもありました。でも、基礎的なスキルを磨きつつ、トレンドにも目を向けることで、どのプロジェクトでも活かせる知識を身に着けようと思いました。」

実践のポイント

  • 通勤時間や昼休みを利用して学習する

  • オンライン学習プラットフォームを活用する

  • 自分にとってわかる技術書を読む習慣をつける

継続的学習の習慣のコツはとにかく、無理をしないことです。
毎日続けられるようなルールを作ることで、歯を磨くように習慣にできます。

実際、行きの通勤時間や、昼休みだけで30分は必ず学習時間の確保ができました。今は早起きして勤務前に朝活で30分学習しています。

はじめは、通勤の行きも帰りも、電車の中ではゲームをしてたり、音楽を聴いたりしていたのですが、ルールを決めてからは行きの電車は必ず学習をするように習慣化しました。帰りは業務で疲れてるのでしませんでした。

毎日合計30分の学習時間確保

2本目:目標設定と可視化

「SESの場合、会社としての評価基準が曖昧になりがちです。そこで、自分自身で明確な目標を立てることにしました。これは、会社からの評価(昇給)が低ければ、いつでも退職しようという決心にもなりました。」

四半期ごとに技術的なゴールと、取得したい資格を設定し、ノートに記録し、毎日確認するようにしました。

実践のポイント

  • 短期(3ヶ月)、中期(1年)、長期(3年)の目標を設定する

  • 技術スキルと soft skills(コミュニケーション能力など)のバランスを取る

  • 定期的に自己評価を行い、予定と実績の乖離を確認し、目標を調整する

3本目:ネットワーキングの強化

「SESだと、プロジェクトが終わると一緒に働いた人たちと疎遠になりがちです。でも、その関係性を大切にすることで、思わぬ機会につながることがありました。会社に誘われるとかetc」

過去のプロジェクトで出会った人々とのつながりを維持。また、社内の同期とも定期的に情報交換の場(飲み会など)を設けるようにしました。
私が若い頃はSNSが活発ではなかったのですが、今はSNSで情報をキャッチアップできると思います。

実践のポイント

  • SNSなどを活用して、プロフェッショナルなネットワークを構築する

  • 社内の同僚や先輩とのコミュニケーションを大切にする

  • 可能な範囲で、クライアント企業の方々とも良好な関係を維持する


自分で関係性を作る

終わりに

少し長くなったので、ここで一旦お話をクローズさせて頂きます。

私にとってSESエンジニアとしてのキャリアは、挑戦の連続でした。
挑戦の中には、無理なスケジュールにより心と体が壊れる寸前までいったこともあります。

しかし、それは同時に成長の機会でもあったかなと今では思います。

サイヤ人は「死の淵から復帰すると強くなる」みたいな・・・

様々な環境で経験を積めることが、自分の強みになりましたし、所属会社に帰属意識を持てるような環境ではなかったので反骨心から自分を奮い立たせることもできました。

反逆のカリスマに憧れた20代中盤

私がお話した内容が少しでも、悩める若きSESエンジニアの人達のアドバイスになったら幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
私も皆さんのnoteを拝見させて頂いて、多くの気づきを得ています。
本当に感謝🙏です。
今後ともよろしくお願いします。

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