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優柔不断で凡人の僕はデザイナーを選んだ

僕がなぜデザイナーを選んだのか

考えることは好きだ。このテーマについて、僕は定期的にブログやSNSで考えて書いている。自分がどうして今デザイナーをやっているのか。理由があると安心する。理由があると伝えられる。そんな久しぶりの更新です。

一つだけなんて決められなかった

「やりたいことばっかりで、やってみたいことばっかりで、これだけやりたいってものに出会えていません。だからいろんなものを見て考えて行動して、可能性を広げたい。自分の未来を最大化できるのは、ここだと思った。」

僕が新卒で就活をした時、いくつもの大企業の面接で僕が言った言葉。

今だからいうけれど、事前に準備さえさせてくれれば自分を取り繕うのは得意だったし、それっぽいことを並べるのは簡単だった。学生の時からずっとそうやって準備して準備して、失敗しないように生きてきた。

結局僕は、いろんなことをやっている会社に入って、いろんなことをやってみたいと言って、ひとつの仕事をし始めた。職業はWEBエンジニア。近年でも珍しく未来も希望もあると言われる職種。親戚や地元の友達から見たらさぞ順風満帆に見えたこともあったかもしれない。

でもやっぱり僕は結局一つだけなんて決められなかった。

あれもこれも

僕は音楽が好きだ。好きなアーティストをCDが擦り切れるほど聞いて、学生の時に初めてギターを買ってバンドを組んで、たくさん笑ったしたくさん泣いた。

僕は映画も好きだ。たくさん見るわけじゃないけど、見終わった後の余韻とか、誰かが必死に作り上げた世界観に溺れる瞬間が頭から離れない。

お酒だってまあそこそこ好きだし、深夜の散歩も好きだし、海を眺めるのも写真を撮るのも好き。

一番何が好きかって聞かれても結局困ってしまう。僕の好きなものはいろんなものが絡み合ってできているから。そう思う。

映画で流れた音楽はやっぱりたくさん感動をくれたけど、それは映画と音楽が複雑に絡み合った結果だ。どっちが欠けても僕はあんなに胸が熱くならないと思う。自分の心が何かに動かされてきたように、自分もそんなものをいつか届けたい。それだけは変わらずずっと思っていること。

だから僕は、音楽にも関わっていたいし映像にも関わってみたい、写真も撮っていたいし、誰もみたことないものを作ってもみたい。

そんな職種あるのかな。

あったよ、デザイナーだったよ

大好きなアーティストのCDジャケットを作っているのは誰だっけ。大好きな映画のタイトルはどうやって作ってるんだっけ。好きな雑誌の表紙は誰が作ってるんだっけ。

「それ全部デザイナーがやってたりするかもね。」

やっと見つけた気がした。なんでもできちゃう仕事。あれもこれもやりたいなら、あれにもこれにも必要とされることをすればいい。

僕はきっとデザインがめちゃくちゃ好きなわけではない。でも、デザインは楽しいと思うし、作りたいものが作れるって最高だ。必要とされるって最高だ。あれもこれもやってみたい。「薄っぺらいだけじゃん」って言われても、全部やってみたいから仕方ない。だから僕は、デザインのためにデザインするんじゃなくて、作りたいものを作るためにデザインをやるよ。作りたいものが無くなったら、僕はデザインを手放してしまうかもね。

やっぱり書くと気持ちが整理されるね。読んでくれてありがとう。

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