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【会社員3年目の経験談】サッカー選手から会社員になって思うこと

サッカーをやめてから3年。この時期はトライアウトと言われる「サッカー選手でいるために受ける最後のテスト」を受けたのが懐かしい。

2019年12月17日が辞めると決めた日

今日はあの当時からこの3年を振り返りながらサッカー選手で学べた「サッカーの経験が会社員で活かせること」について書いていく。

自己紹介で「元サッカー選手」を使えばとりあえず自分を覚えてくれる。

仕事内容をサラッと紹介してから話を進めたほうがわかりやすいので改めて仕事内容をざっくり書いていく。

営業で新規開拓営業と既存営業がある

新規開拓営業とはまだ会ったこともないお客さんに時間を貰って自分たちの商品を営業を行い契約までたどり着けるように仕事を進めていくこと。

既存営業はその名の通り、すでにお互いを知っている状況で新しい商品などを営業をして仕事をしていくこと。

新規開拓営業をする際に「元サッカー選手でした」といった話は自分自身を営業で覚えてもらいやすい。

ただ、注意しなければいけないことがある。

自己紹介で自信満々に「元サッカー選手でした」と話したら恥をかく。

合コンの自己紹介でドヤ顔で堂々と昔は〇〇で有名でした。と自己紹介をして

周りの女性に「あー過去の栄光語る人ね」と後々裏で引かれるやつだ。

この歳にもなればそういったシーンを見たことがある。あれほど滑稽な様はない。

話を戻すと「伝え方が重要」だ。

これには2通りある。

1:社交的なお客さんの場合

「体格いいね。なにかスポーツでも?」と聞かれるケースがある。

その際にさらっと「元サッカー選手でした」と伝えるくらいがちょうどいい。

2:そもそもお話をしないお客さんの場合

冒頭にさらっと、サッカー選手で活躍できなくて今会社員として頑張っているといった伝え方をするくらいがいい。(もちろん僕自身は本音でそう思っている)

居酒屋で「昔はすごかったんだよ」と自分の過去の栄光を語っているおじさんみたいな伝え方はしないほうがいい。なぜなら過去の栄光ねそれはと思われるからだ。

お客さんは今の自分を知りたい訳であって過去の自分はどうでもいい。
今自分は「何を提供できるのか」に価値をお客さんは感じている。

ここで伝えたかったことは、自分の認知をしてもらうために「元サッカー選手だった過去」を伝えることは会社員で活かせる。

ただ、使えるのは新規開拓や担当が変更する際の掴みの部分だけ。

営業はいくつもの会社の営業マンがいる中で忘れさられてしまう事が多い。

自分の印象を残したいときの解決策としてこの手法は会社員としても活かせる。

組織で戦うことの強さを理解している


この3年間、転職も含め色々な人と出会い仕事をしてきた。

サッカーと、会社員で働くことについて共通していることがある。

それは「組織で戦うことの強さ」だ。

たとえば、サッカーでは点を取ることが得意な選手もいれば、点を入れられないように守ることが得意な選手がいる。

各々の特徴を話し合い、プレーを一緒にする中で選手個人の特徴が理解できる。
自分のプレーとその他、選手のプレーの関わり方はどうすればよりチームがいい方向に進むかを考え、実行し、評価をされ、改善をする。その繰り返しを行い組織は強くなる。

会社員も同じ構造で誰がどんな仕事をしていてどこが自分より優れているかを理解し協力しあうことで良い成果が生まれたりすることがある。

ところが、会社員で働いているとこの構造が理解できない人もいる。

たとえばの一例をあげると誰かと一緒に何かを成し遂げる経験をしたことがないからだと思う。

サッカー選手を経験していれば組織で戦うことで力が発揮できることを理解できていることは強い。

ただ、これについては働いてすぐにわかる事でもなく、仕事をしているなかでぼくは理解してきた。

つまり、最初からではなく後から仕事の理解が深まり活かせる力である。

さっきの自己紹介はすぐに使える技でもあるが、この「組織で戦うことの強さ」に関しては誰が何の仕事ができてどのような仕事の進め方をすればなど理解をして1個1個の点が結びついてきた瞬間に活かせる力でもあるのかなと思う。

失敗を恐れない。

サッカーはミスするスポーツとも言われることがある。

むしろ評価されるプレーの数が多かったら、ワールドカップメンバーに選出されていたかもしれない。なんて冗談は抜きにして。。。

仕事をしていて思うことはミスをしてから修正をして実行に移すまでのスピードは遅れた会社員でも戦えるレベルにあると思う。

選手時代も会社員の今もミスをして次は失敗しないようにと心がけて成功した時に自信がつく。

この「失敗を恐れない」といった感覚はサッカーを経験していなかったらおそらく手に入れられていなかっただろう。

つまり、失敗しても動揺せずに次に挑戦する力はサッカー選手から会社員になった今でも活かせている能力だと実感している。

最後に伝えたいこと

久しぶりに文章を書いた。

サッカーをやめたときはここまでスラスラと文章を書くこともできなかった。

これも一つの成長だと実感している。

ここまで書いたことは全部が全部、サッカー選手から会社員になった人が当てはまることではないと思う。

サッカーに踏ん切りをつけ、次の世界で活躍するといった強い想いが無いと仕事は楽しくもないだろうし、きっと月曜日が憂鬱な毎日だと思う。

サッカーをとことんやりきった状態で次の世界でもう一度活躍したいそんな想いがあれば毎日の仕事が楽しくこの文章で書いたことのように気づきがたくさんある。

元アスリートがビジネスの世界でも活躍出来ることを証明したいから明日も頑張る

最近オフシーズンといったこともあり、現役を続けるか続けないかといった話を現役の選手とする機会があったのでついつい熱くなり文章を書いてしまった。

以上、会社員3年目の未熟者の記事でした。

また気が向いたら書きます。

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