いいかお前ら〜利休パイセンは、わびさびなんてダセー言葉使ってねーんだよ!😇
「茶道と恋の関係史」という衝撃的なタイトルの本を見つけた。パリで買ったおしゃれなカフェオレボールで抹茶でも立ててインスタにあげとる、ゆるふわ女子が書いた本か?と勝手に震えていたが、なんと骨太研究者さんの本だった!
この本によると、茶道でわびさびって騒いでたの元禄時代と昭和だけだったらしいw
令和の私たちも、わびさびと叫びがちだけど、これ元禄時代以来ずっと言われてなかった言葉なんだ。マイナーw
わびさびで騒いでいた元禄時代と昭和時代、千利休系の流派では恋がテーマの和歌とか描かれた掛け軸をかけるの禁止になったそうですww
凶暴化した坊さんや鼻息の荒い戦国武将による乱世がこないように徳川幕府が輸入してきた、年功序列と上司にひれ伏せ系の儒教。いろんな事情があったんでしょうが、茶道の千家も儒教を取り入れたそうです。そっから「恋の掛け軸かけてんじゃねーぞこら」警察が発動したそう。
本によると、戦国時代までは千利休も派手派手の秀吉もみんなごちゃ混ぜで作動してたけど、江戸時代になると千家の茶道と大名の茶道はパックリ分かれたんだと。
大名はパリピ系で、でっかい部屋で明るくワイワイ茶会をやっていたのに対して
千家はキャラが被らないように、わびさび推しするしかなかったみたい!
そんなこんなで、大名がたとえ女性も客に入れてリア充茶会をやっていても千家はキリッとしますということで、恋の掛け軸が禁止になったと。
千家もポジション取り大変だったんだなあ←上から目線w
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