見出し画像

精神障害は複雑だ。

おはようございます。
まよです。

先日、訪問看護の方に「愛着の問題もあるかもしれないしね」と言われた。
それに関しては、すでに認知済みであった。
親をどうこうというわけではなく、「なんでこんなに生きづらいんだろう?」と悩んでいた時に見つけたワードが「愛着障害」だった

そこから知識を得たくて(私はいつも薬のことも病気のこともすぐ調べちゃう、医者にとっては鬱陶しい存在)、岡田尊司さんの本を読んだ。


その時だったかは不確かだけれども、「アダルトチルドレン」という言葉も知った。

ここで整理しておく。

無条件に親の愛を求める子どもが、そのココロが満たされいまま大人になった状態をアダルトチルドレンといいます。これらの根本には、幼少期の愛着の問題が潜んでいます。
(中略)
ここで出てくる「愛着障害」と「アダルトチルドレン」の違いは、愛着障害は病名、アダルトチルドレンは状態のことを言っています。

マイベストプロ京都新聞社

それでネットサーフィンしていると、簡単なアダルトチルドレン(AC)なのか否かのチェック診断ができた。
見事にACであった。
こういったネット上の診断テストは、だいたい病気や障害といったものに当てはまりやすいようにできているが、治療に役立つならと、診断結果を主治医に見せたことがある。

でもやはり主治医はいい顔をしなかった。
この時私は「なんで!?私の病気はもっと複雑なんでしょ!だから薬も効かないんでしょ!」と不満を抱いたことを覚えている。


それから数年がたち、双極性障害について受け入れつつある中で、前回の入院での医師の診断書に記載されていた「パーソナリティ障害」
※このことについては過去の記事をご覧ください。


私は今まで様々な医師から診断を受けた。

中度うつ病エピソード
気分変調症
双極性障害
摂食障害
ASD(グレー)(WAIS→IQ通常)
反復性うつ病
パーソナリティ障害

その診断を聞くたびに落ち込んで。調べて、頭を抱え、主治医に相談して
「双極性障害と摂食障害だね。発達の傾向もあるけど」
と言われる。

私の中で、今は主治医を1番信用しているので、主治医の診断に従っている。

相談員さんと話していても、「病状だけ見ると、当てはめようと思えば、何にでも当てはめられちゃうからね。(診断名)」とのこと。

みんながみんなそうではないかもしれないかもしれないが、精神障害はいろんな障害が絡み合っていて複雑で、だから治療が難しいのだと思う。
他の病気のように、可視化できる絶対的なデータのもと、診断ができればいいのだが、精神疾患はそうはいかない。
脳病であることもやっと最近広まってきた。
脳病なら脳みその検査でなんとかなんないのかなあ〜(´・ω・`)

治療に関しても、薬がなかなか効かない私みたいな人もいるだろう。
それはやはり、複雑化した精神疾患なのかもしれない。
焦点を当てるべきは、薬物療法ではなく、精神療法(カウンセリング、セラピー、認知行動療法、対人関係療法等)なのかもしれない。
薬が効くひとは、それがベストの治療だし、薬を「対処療法」として服薬している人は、自分の特性を理解し、うまく現実社会(シャバ)に落とし込まなくてはならない。

「精神疾患なんて、心の持ちようだ!」
と言われていた時代の延長線上にある今の社会に、我々が適応できるはずもなく、病んでいく。
社会が変わらないのなら、自分を変えていかなければならない。
「は?なんで?辛い思いしてるのこっちなんですけど?」って気持ちだけど、仕方ないのだ。


先日、フォロワーさんからほしい物リストに入れていた本(+α)が届いた。


岡田尊司さんの本は読みやすい。
今は一旦、もう一度愛着障害の本(記事の最初に紹介した本)を読んでみようと思う。

今はほしい物リストには本は入ってないので(完全にただただほしいものばかり)ここには載せないでおく。笑


カウンセリングが金銭的に受けられないため、自分で知識をつけて、自分の障害と向き合っていきたいと思う。


いただいた本↓




まよ

あなたの優しさに救われます。いつもありがとうございます☺