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『16歳のお金の教科書』を読んで~お金の話➁ 2021/9/9の日記

・『16歳のお金の教科書』(ダイヤモンド社)を読んだ。

・最近、よく紹介する『インベスターZ』の公式副読本。各方面におけるお金のプロフェッショナル6人を集結させ、それぞれの異なる視点からお金について論じる。お金にまつわる方法論に終始せず、その本質に迫ることができる点で非常に良い。また、16歳をターゲットにしているため、話も分かりやすく、初心者に誂え向きの本である。ぜひ、16歳以外の人にも読んでいただきたい。

・一番の学びは、僕らが向かうこれからの世代、「何もしない」ことがリスクになるということだ。日本人は貯蓄することに美徳を見出すけれど、円の価値が下がっていくことで、それはリスクになる。もちろん、円の価値が壊れることはないという人もいると本書は紹介している。しかし、それが確実に起こらないと断言できる人は神様しかいない。

・僕もそうかもしれないが、お金を貯めることが目的化している日本人は非常に多いのではないだろうか。「だから投資が全て」と言いたいのではなく、そうしたことを含めて学ぶ主体性が大事なのだと再確認できた。政府や企業、両親が言うことを鵜呑みにするのではなく、自分で考えて動くこと。それがこれから求められると感じた。

・僕が、次に勉強すべきは、「金利」についてだろう。「今更?」って思う人もいるだろうけれど、一歩ずつ進めていきたい。

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