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創業時の決定的な成功者と失敗者の違い

創業したら誰に何と言われようが、最初は徹底的にケチくさくやる。来年よりも今日や今月を生き残らなければならないからだ。そうやって徹底的に無駄なコストに目を光らせて経営し、安定利益が出てきた時、、、、、その時、、本当の成功と悲惨な失敗の分かれ道がある。

【失敗者】現状維持に走る社長
これは結構多い。そもそも過剰な投資(浪費)好きの経営者は利益出す前に消えてしまうので、この時点で生き残れてるのはコスト感覚は非常に正しい経営者と言える。しかし過去の成功体験が強過ぎて、儲けた利益をどう次の利益に繋げるか想像できない為に打って出れない。利益はそれなりに増えるが成長率は低下しだんだん社長自身が飽きてくる。一度でも現状維持モードに入ってしまうとジリ貧になり万年パッとしない会社になってしまう。

【成功者】回収計算を先にし投資する社長
儲けた金を再投資する。優れた経営者は必ず儲けた金を再投資しようとするが、その際に大切はのは『回収期間』を明確にしている事だ。回収期間のヨミが正しく、短期間で回収出来るとわかっていれば大胆に投資しても損する事はないし、万が一失敗しても損切りも早く出来る。失敗する社長の多くは『回収期間』を考えない、又は曖昧にする、又は長期にする。投資するのは誰でも出来る。でも回収するのは至難の業だ。だから回収期間を的確に予想し適正な額を投資する事だ。これが出来る社長は間違いなく成功する。投資する前に回収期間を紙に書いておく。回収までの具体的イメージができないなら、まだ投資する資格がない証だ。

【まとめ】
商売は『発展か衰退』のどちらかしかない。現状維持こそが最も不自然であるにも関わらず満足してしまうと近い将来、貧乏に逆戻りだ。
また具体的回収表を作らず投資してワクワクしている社長も即貧乏に逆戻りだ。
それらが経営の危険信号だと自戒する事だ。

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