見出し画像

創業期の社長の仕事。


①会社の運営資金の調達
日本政策金融公庫(国金)で創業融資の900万円を借りて資本金にした。国金で借りるには自己資金と事業計画が重要。当時、消費者金融や親にお金を借りて300万かけ集めた。事業計画も問題無いと判断されて、集めた自己資金の3倍の借入に成功した。これで1年は会社を運営できる。最初の仕事はリスクを取ったこと。

②自分で売上をつくる
起業して最初にすることは当たり前やけど自分の手と足と頭で収益をつくる事。手を動かしてテレアポ、足を動かして交流会にも参加した。仕事を選ばず何でも受けた。知識が無い仕事は自分で調べて学んだ。とにかく自分の生活費を自分で稼ぐという意識。自力本願でハングリーさが大切。

③休まず死ぬほど働く
営業、納品、事務作業全て自分で行った。営業が上手くいきだすと物理的に寝る時間も無くなる。仕事以外のことを考えたら業務時間に影響が出る。とにかく全ての時間を仕事に費やした。仕事のスピードが早くて24時間働くことが他社との差別化になって顧客からの紹介が増えた。

④仲間集め
自分の得意領域の営業に特化した方が効率的で生産性も上がる。苦手業務の納品と管理の人員を入れた。創業期は実績も資金も無いから経験者や優秀な人材は採用できひん。信頼できる知人を誘ってジョインしてもらった。顧客が増えて出た利益を全て翌月の人件費投資に回した。

⑤人に稼がせる
自分の分身をつくって収益の倍増を目指した。まずは自分と同じマインドにさせることが重要。考え方が変われば行動が変わり結果も変わる。自分と同じ考え方にマインドセットした。次に共通の目標をつくった。1年目の売上1億。そのために一人ひとりの市場価値を上げる。成長というテーマで一致団結して目標を達成した。

⑥文化をつくった
仕事のスピードを顧客から評価されることが多かった。そこでSSSというスローガンを掲げた。仕事の対応スピード、社員の成長スピード、会社の成長スピード。夢や目標が無い未経験の人が「やりたい事が無い事は何でも挑戦できる」という強みに変える社風。市場価値の高い人財を輩出するカッコイイ会社にするという想いは今も変わってない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?