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地上最強の投資家 レイ・ダリオ「成功の原則」

アンソニー・ロビンズは、アメリカで最も経済的に成功したコーチであり、自己啓発の講師。

アンソニーロビンズ(以下:T)

歴史上で最も偉大な投資家であり、世界最大、成功を収めたヘッジファンドを率いる

レイ・ダリオ(以下:R)

1975年から増やしたその額はなんと570億ドル(約62兆)

この二人の対談からレイ・ダリオの成功の原則を読み取ろう。


T:「投資界のダヴィンチ」「投資界のスティーブ・ジョブズ」とも呼ばれていますがレイ氏のユニークさは素晴らしい起業家でもある所なのです。
彼が26歳の時にアパートで立ち上げたブリッジ。ウォーター社は今や1600憶ドルもの資産を運用する組織となりました。
今あなたは彼が失敗を乗り越えて得た成功への知恵を学べるのです。
実業家に限らず、良き判断をしていきたい人達は彼の教えをしっかり聞いて下さい。

私達が初めて会った時、
あなたは「人生はジャングルだ」ということに気付き、それが会社づくりに大きな影響を与えたと教えてくれまた。
それについて聞かせてください。


R:1982年に私はどん底に落ち、大胆な目標に向かい続けるか就職するのか決断に迫られていた。
この状況がジャングルにいるように思えたんだ。
片方は安全だけど最高の人生は送れない道、
もう片方は最高の人生を送れるけど危険な道を抜けないといけない道。
そこで自分はどうするかと考えた時、最高の人生を求める道に突き進む事にした。
そして、どうやって危険な道を突き進むか?を考えた。
そしたら同じ道に行こうとしてる人、自分には見えない物が見え、聞こえない物が聞こえる仲間と共に協力し合えば向こう側に行けると気付いたよ。
でも、
一番自分に影響を与えた出来事は1982年…
1982年、アメリカは中南米の発展途上国にお金を貸しすぎた、という結論に私は至った。
結構おかしな見解だったけどメキシコは実際に政務不履行に陥ったんだ。


T:そこはあってたんですね。


R:そうだけど、市場でお金を失ってたら合ってるとは言えないよ。
というわけで1982年の8月に債務不履行に陥るんだ。
そこで株価は下がると思ったら上がったんだ。
何故なら中央銀行は規制緩和したりと色々あって私は学んだ…


T:間違えただけではなくて社会的にも恥をさらされましたし当時の会社の社員も…
(※当時TVインタビューにてレイ氏は「私はどう市場が動くか絶対的な確信がある」と発言していた為株価が下がると判断した投資家達から大きな反感を買った。当然、予想を外したレイ本人もそれまで築き上げた資産を失った。この事件は彼の人生最大の失敗となる。)


R:自分の元で働いた人たちも失い…


T:あなたにとって家族の様な人を。


R:うん、家族のような人達をだ。
大切な人を失い、失敗が公に広まり、そして…


T:最終的に社員は何人残ったんですか?


R:俺だけ。だから決断に迫られていたんだ。
ネクタイを締めてウォール街で働くか、家族に生活費を払うために父親から4000ドル借りたくらいどん底だったんだ。
今までで一番苦しい経験だった。


T:起業して8年くらい経ってですか?


R:そう。でも学んだんだ。
自分は正しいと思うんじゃなくて「何故正しいと思うのか?」考える様になった。
そして、公平に物を見れるようになった。
成功するには5つの事を順番にやらなければいけない。

まずは、
ゴールが必要


T:「大胆なゴール」ってよく言いますよね。


R:まぁ、うん、大胆なゴールを持とう!


T:それはなぜ?


R:だって出来る限り最高の人生と影響を与えたいじゃないか。


T:小さいと影響力も小さいし、大きとそれ相応のチャンスに巡り合える。


R:そう!ゴール!

次は、
問題解決!

ゴールに向かってる途中に必ず問題や失敗に直面する


T:でもそれを多めに見ちゃダメ。


R:その通り、大目に見ちゃいけない。

3つ目は、

その問題の原因を突き詰める事

多くの場合の原因は自分や仲間の短所だったりする。
パターンに気付く、原因を知ることだ。
問題の原因を知れば…

それを解決、対処するためのデザイン(システム)を作る事

例えば短所があって、そこを鍛えることもできるがそこが得意である人と協力するのも手だ。


T:毎回短所を伸ばす必要はなく、良き仲間を見つけること


R:それが一番大事だったりする。
何故なら皆それぞれ脳の使い方が違う。
言い換えると、
何かが見えるということは何かが見えないというこだ。
だからお互いの短所を補えるような人と協力できると強い。

3つ目がデザイン、いや、4つ目か

そして5つ目がデザインの遂行だ

さぁ、デザインができた。
そしたらそのデザイン通りに行動しよう。


T:道を進む決意と柔軟性。


R:この繰り返しを『ルーピング』と呼んでいる。

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ゴールを決め、問題を認識し、原因を探り、それを対処するデザインを作って、遂行する。
人生はこれの繰り返しでこれを続けると前に進める。
だから失敗から学ぶんだ。
成功したなら正しいんだから学ぶ必要はないよね。
失敗したら学ぶ事があるって事なんだから。
最大限に活用しようじゃないか。
今は反射的に失敗をこう捉える様になった…
「失敗は宝を与えてくれるパズル」だと。
そしてそのパズルは「同じ結果にならないように何を変えてくか」なんだ。

大胆なゴールを持ち。

失敗から学び、
君は一人ではないと自覚し。

一番の資源の集め方を理解し、
配慮のある意見の食い違いから学ぶようにするんだ。

そしたら必ず到達する、成長もする。最高の道はある。
まだ知らないだけだ、そうだろ?
「まだ」ね。

失敗して叩きのめされたときは反省するんだ。
反省し、落ち着くんだ。
学びは必ずある。
同じさ、問題をパズルの様に解決するんだ。
それが宝となる。

レイダリオfin

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