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私の子育ての基本は『生き残る術を身につけて欲しい』サバイバル的なものです

世の中はサバイバル。
甘くない、そう言ってしまえば『殺伐だわ!』と
思いますが、優しい人もいれば
そうで無い人もいる。それが現実です。

可愛いリスもいれば
癒される小鹿も跳ねています。
しかしその中でも
暗闇に潜むチーターもいるし
後からガヤガヤ来るハイエナもいる…。
そんな世の中です。


『子ども達が、お手伝いして偉いですねー✨』
私が良く言われる事です。

実際に色々やってくれてる事には有難いなぁと思います。
他のお家と比べられないで分からないのですが
逆に、他のお家はどうなんだろうと思ったりします。

どこまでを「お手伝い」と言い、どこからを「自主的に」なのかはその家で違うのでしょうから、一概に「お手伝い」と言えないなぁとも思います。

私は2人に『やりなさい』って言った事がないのです。勉強にしても家の事にしても。
私的には、別にしてくれたら有難いし
してないなら、それだけだなと思っているのです。

ただ、私が子ども達に言い続けているのは
『生き残る術を身につけて欲しい』
と言う事です。

書くと、きっと荒っぽい…と一瞬頭をよぎりましたが、
散々恥は晒し出来ましたので( ´ ▽ ` )笑笑  もういっか🌟

具体的にどんな事かと言うと、
ジャングルに、持ち物はナイフだけで、
いきなり裸で投げ出す事はしません。
空気はあまり読めませんが、
それは違うサバイバルだと分かります(*‘∀‘)ヒヒ

まず朝は各自で起きます。
目覚まし時計もあるし、
それぞれに携帯も持っているので、 
自力で起きる事が前提です。
時間までに起きてこなければアウトです。
「母は危なくても起こしてくれない」という事が子ども達の頭にあるので、何とかして起きてきます。
その危機感からか遅刻は今までにしたことがない2人です('◇')ゞ

朝ごはんも、ご飯やパンは準備して居ますが、
目玉焼きだったり、トーストだったりは自分で作って食べます。
終わったら自分の使った食器は自分で洗います。これも以前、書いたかなと思います。
セルフ朝食🌟 
一緒にテーブルに座りますが、それぞれが作ります。

学校へ行く準備も自分でします。
忘れ物チェックは、小1の時に数回一緒にしましたが、それきりです。
「あれ持った?」「それ持った?」は無いです。傘も朝に
降水確率を携帯で見ていけば済む事です。

我が家は2軒隣が実家で父が1人で住んでいます。私の記事にも登場回数の多い父です( *´艸`)
低学年までは、2人は学校から帰ってきたら、
父の家に寄って居ましたが、
それぞれ中学生、高学年になり、
鍵っ子に変わりました。
鍵の管理も子ども達がします。
スペアキーは無いので、失くしたらお小遣いから作ってね、と話しています。

忘れたらどちらかが帰ってくるまで待ちぼうけか、じいじの家で屈辱的に「お前が鍵を忘れるからじゃ」とグチグチ言われるかの選択を強いられます。
結構息子が先に帰宅する事が多くて、「忘れたら面倒くさい」という彼の危機感が忘れ物を極力減らしてくれています。

私が帰宅するのは残業がなければ
大体18時半くらいには帰宅します。
子ども達は、学校から帰って来たら
先ず宿題をやっつけちゃいます。
それから遊びに行くのは自由ですが
17時までに帰宅が約束。
中学の娘はもうちょい遅いかな。
今はこんな状況なので遊びに行くのも滅多にないのですが、
庭の植木やプランターに水やり、
もずく🐕の散歩
風呂給湯のスイッチ入れ
水筒洗い
シャッター下ろしなどを2人で手分けします。

で、18時半頃には実家から父がやって来ます。
何かで書きましたが
風呂と晩ごはんは、父と一緒です。
一人暮らし、
高血圧で台所には立たない九州男児。
ぎりぎりお湯を沸かせて、無洗米を炊飯器にセットしてご飯を炊く、くらいは出来ます。
朝ごはん、昼ごはんは、ご飯にフリーズドライのお味噌汁、パンなどの簡単なもので済ませる父なので夜ご飯だけは、
しっかりと我が家で食べる様にしています。

で、私がご飯を作るのが約40分から60分くらいです。
小学生からの主婦歴史がかなり生きてます(*^-^*)✨
その間に父や子ども達はお風呂です🛁

ご飯後、食べ終わった皿や茶碗をシンクまで運んで、水に付けるまでが、ご馳走様な我が家。
水に付けてなければ呼び出しです。

私は最後に風呂に入り、風呂上りに風呂も掃除して、洗濯機もスイッチon。
この時までに洗って欲しいものは洗濯機に入れる事が決まりです。
それ以降は明日の洗濯になります。

ご飯を終わる頃には、
洗濯も終わってるので、
子ども達のどちらかに皿を洗ってもらい、
どっちかに洗濯干しを手伝って貰います。
もし袖が裏返っていたり靴下が丸まっていたりすると、また呼び出されます。

乾かなくて困るのは自分だし、
自分が干す時にそれは困ることを身を持って感じてもらっています。
ただ干すっても簡単じゃないんだぜ、と。
因みに浴室乾燥なので、翌朝には乾いていて
朝一で、それぞれの服はそれぞれで畳みます。

我が家には掃除機がないので、
フローリングの掃除は交代でやります。
誰って決まっていません。
気が付いた人がやる、と言うスタイルです。

週に4回は雑巾掛け。
私は妊娠中からやっていますが、結構スクワット的な運動になって私は好きです(*^^*)。
もずく🐕はもちろん土足だし、我が家はスリッパをはかないのでフローリングがザラザラべたべた・・・💦 
気持ち悪い!!!とふきふきしています。


あと、金銭管理もそうです。
子どもたちが小学校に入学した時
銀行に行き、それぞれの通帳を作りました。
父も片親、
私もシングルと親戚は少ないのですが
お年玉を貰ったり、小遣いなどを自分達で入金し
何が欲しいものがあれば引き出す事をやっています。

それまではお小遣い帳でしたが
通帳にして、"貯める"と言う意識が高くなりました。
また欲しいものの為に、幾らまで貯めると言う計画も立てられるようになりました。
それに何より、通帳と言うものが
彼らにとって大人ステイタス✨みたいな感じらしいです( ´ ▽ ` )笑笑

つらつらっと書き出すと
『で、母は何しとん?!』と突っ込みたくなりますね💦 
ん-晩ご飯はつくってます。
給料もいれてます。
お菓子のストックもトイレットペーパーも
アイスのストックも切らしませんよ🌟🌟
私も必要( ´ ▽ ` )笑笑

確かに
我が家のバックグラウンドも影響しています。
常に母が仕事に行き
ワンオペの育児にDVの何もしてない昼間から酒飲んで寝ている父親。
そこの環境で育ったことは、本当に申し訳ないなと思います。
そこから、『やりなさい』と言われなくても手伝ってくれる気持ちの基礎が出来たのかもしれません。

オランダ姓で生きていく事を
子ども達と決めた時、話し合った事があります。
それは今までの辛い体験を負のままで終わらせて欲しくないと言う事です。

DV日本人夫の事を
もう記憶から抹消しているのですが、
私だけで無く言葉の暴力だったり、
本気でなくても叩かれたりしてきた子ども達です。

本来ならそんな体験はする必要はありません。
しかし、その体験を決してマイナスの引き出しだけにしまって欲しくない。 

そんな人もいたけど、自分たちは戦って来たし、勝ったし、出来たことが沢山ある・・・、反骨精神ではないけれど、それを君たちの負ではなく、強さ、優しさの種に変えて欲しいと。
母も2人と一緒にそうやってこれからを生きていきたいと話し合いました。

勉強が出来るのも大切だけど
いろんな人や物事に対して生きてく術を身につけて欲しい。
母である私もパニック障害があって
時々倒れてしまうので頼りになれないし、ならない時がある。
そんな時、母以外に頼れる人を見つけて欲しいし
最悪、最低でも自分の事は自分で出来る様になって欲しい

そんな事も話しました。

また大切なことは自分自身だと言う事も
小さな頃から話しています。
なので、2人の大切なものの1番は自分です。
母でもお金でもありません。

自分自身が大切だと言えるのは結構難しいものだと思っています。
私が仕事のストレスで円形ハゲが出来たり、
蕁麻疹が出たり倒れた時も「大切なのは自分なんだからね!」と2人から諭された事も数えきれません。
また、生きる術、と言っても
壁にぶち当たっても、
がむしゃらに乗り越えろ!とか
無我夢中に突き進むだけではありません。

大切な自分自身の路を生きる為には
危険なものから距離を取る事も必要です。
回避するという事も大切。
それが出来る勇気も持って欲しい。

親は欲求ばかりですね。
書いてみると、よく分かるなーと思いつつ
書いています。


お手伝いに関して私が思うのは
掃除にしても料理にしても
見本になる人が楽しくやるって事が
大切かなと思うのですよ( ´ ▽ ` )
ついつい、
あーだるー、とか
あー面倒くさーとか、
やらされてる感ってウザくないですか。
私は嫌です。

顔や態度に出ちゃいますが
親がイヤイヤやってる事は
子ども達もやりたくないだろうなと思っています。
なので、疲れている時には「今日はご飯作るのが面倒なので、簡単にガガーっと焼いて、切るだけにします!それでも美味しくしてみせます!」と宣言してやります笑(*‘∀‘)
これも大切かな( ´ ▽ ` )❤️


きっと今の経験は、未来の君達を助けるよって
毎回叫びつつ
『ありがとう、助かるよ』
『すごいね、出来るようになったね』
『いつも頑張ってるね、努力する事って難しいのにすごいね』
『うまいね、工夫してるね』などの言葉を添えるのも忘れません。
実際のところ凄く助けられています✨

人間関係も会話もアサーションかなと( ´ ▽ ` )

自分の言いたい事と
相手の主張を聞く姿勢とのバランス。
これは積み重ねが大切なので
昨日今日では出来ませんが、
毎日毎日の会話の中で培うことが、
未来に生きてくるんじゃないかと、
私は思っています。

子ども達から言われてハッとした事に
『今日どうだった?』
『学校どうだった?』って毎日毎日聞かれて
ちょいストレスだ、と言われた事があります。

確かに。
自分に置き換えてみて
毎日同じ様に『仕事どうやった?』って言われても、良い日もあれば、そうじゃない日もあって
いちいち聞くなよって時もあるなぁと思ったんです。

それから聞くんじゃなくて、自分の事を話す様にしました。
良い日も、そうじゃない日も。
そうじゃない日は、どうやって自分のテンションを上げたのか、とか。こうやって母はやり過ごしたのさ✨とか。


大人もだけれど
なんでも出来るマルチタスクな人には
弱音が吐きにくいって気持ちがありませんか。

いろいろ失敗だったり
あちゃーな経験だったり
そんな人にはどこか共通する、
共感する部分があって、
自分も弱音を吐きやすい。
弱音で無くても話しやすい。
それって親子関係でもあるんじゃないのかなぁって思っているんです。

母だって完全なる大人じゃないし
なんなら、
君たちとあまり変わらないですよ、って
ちょっとポンコツだけど
だから支え合っていこうね、みたいな。

お母さんだから、全てやる、出来るって
んな訳ないもん‼️

後、思いは言葉にしないと伝わらないよ、
と言う事も話しています。


相手が必ず自分の事を察してくれる訳じゃない。
しかも"正しく"察してくれるなんて
稀なこと。
相手に自分の気持ちを察して貰って
理解してもらおうなんて、
ちょっと傲慢過ぎない?って事です。

言いたい事は言語化する事の大切さと
その言葉選びの大切さ。
家族であっても慮る気持ちは必要なんだよと。

家の中でも、そんな環境を作るのが大切かなと
子ども達の成長と共に感じています( ´ ▽ ` )

親も未熟で未完成。
携帯だって常にアップデートが必要で
この世に完璧なものって少ないんじゃないかなと
思います。
そんな世界で生きるのは一種のサバイバル。
少なくとも自力で出来る事をたくさん身に付けていた方が良いのでは無いかなと思います。

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っても、こんなんと戦え!とかじゃなくってね笑

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懐かしけど、こんなに風って事でもなくてね。


親として
我が亡き後も、自力で立っていられる様に
自分を大切にして
頼れる人や場所を作って欲しいなと
それにはサバイバルな感覚も必要ではないかなと
そんな荒々しい子育てをしている
我が家です( ´ ▽ ` )


9月のTHE COOL NOTER賞の応募が始まっています✨
テーマは『食、子育て、おいしいもの』です!
応募に関してはこちらを↓

子育ては100人100通り✨
子育てに間違いは無く正解もない!と思っています。

何が良いか、なんて分からない。
あっても、それは誰かの成功例の一つ。
我が子に、自分に適してるかなんて分からない。
手探り!無我夢中!
暗中模索!
そんな子育てを世界中の"親""養育者"が毎日
試行錯誤しています。

そう思うと心強く思う私なのです。

ご応募お待ちしております♪


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