偏愛未満コレクション:空き瓶
コレ、なんで集めているんだろう。
こんにちは。86400"の山本です。
この記事では、「偏愛」というほどではないけれど、なんとなく集めているものや、ついつい集めてしまう「偏愛未満」なものを紹介しています。
つまり、登場するのは、大いに語ることがあるマニアでもなく、すごくたくさん集めているコレクターでもない、いわば”普通の人”。
”普通の人”の”普通の暮らし”をみてみようという企画です。
さて、今回は僕が集めている「空き瓶」について。
空き瓶って?
改めて説明するまでもないですね。
そうです、ジャムやらジュースやらの、ガラス製の空き瓶です。
あくまで空き瓶だけ、グラスやボトルとして売っていたものはナシ。
今回は1年くらいかけて溜まったものを撮影しました。
最初の1品
もともと空き瓶は集めていなかったというか、「これはアリだなぁ」と思って取っていても、結局使い道がみえない経験があり過ぎて、いつしか関心を向けないようにしていました。
しかし、一昨年に空き瓶を活用する系の商品を開発してから、「まあ仕事で使うしな」という感じで集め始めました。
以前、本当は喫煙者じゃないけど仕事で扱うからと言う理由で嗜む方がいて、ご自身のことを「ビジネススモーカー」と称していたのがいいなと思っていたのですが、それになぞらえると僕は空き瓶の「ビジネスコレクター」です。
なので、第1号の思い入れもなく、今となってはどれだかわかりません。
よく集まるものでいうと、ジャムとか調味料とかですかね。
空き瓶の面白いところは、ライフログになっているところですね。
空き瓶を見てると、あれ美味しかったなみたいなこともありますし、これ系ばっかり買ってるななんていうのもわかります。
空になっても意外と中身ってわかるもんです。
適した瓶の形があるので、それもヒントになりますし。
といってもジャム・佃煮系の小さい瓶は30個を超えたあたりからだんだん似通ってわからなくなってきます。
不明と書いてるものがそうです。わかる人、教えてください。
あと、この底面のキザギザ。
ナーリングと言って、ボトルの強度を上げるために付けられた模様らしいです。
てっきり滑り止めだと思ってました。
小さなこだわり
瓶といえば、一升瓶みたいに大きなものもありますが、僕はボトル系はあまり取って置きません。
プリンのは肉厚で結構好きです。
口がネジネジしてない点もgoodです。
あと、薬の瓶は小さくて◎
僕はさほどお酒を飲まないのですが、お酒沼にハマらないように、集めるのは牛乳瓶以下ということにしています。
(重いものは買いたくない、場所を取る大きいものは処分したい、というビジネスコレクターの矜持も添えておきます。)
ちなみに、クラフトコーラの瓶はラベルを剥がずにそのまま置いています。
このラベルを剥ぎたくなるものと、剥ぎたくないもののラインはそれぞれありそうですね。
ラベル剥ぎでいうと、日本のものは本当に簡単ですね。カルディとかで買ってきた輸入ものはブツブツ文句言いながら剥きちぎっています。
空き瓶の魅力は?
あくまで中身が欲しくて買うので、瓶はオマケみたいなもの。
なので、空き瓶になってはじめて「ああ、こんな綺麗な形してたのね」みたいな発見があります。
このカレーパウダーの瓶。買う時は全く気にしてなかったのですが、使い終わってよくよく見てみるといいお姿でした。
(カレー系はラベルが派手なこともあって瓶に目がいかないんですよね。)
中身を使い切って、ラベルを剥いで、はじめて瓶が主役になれる。
こういう宝探しというか、偶然の出会いみたいなのは、空き瓶ならではの魅力かなと思います。
魅力といえば、もう1つ。
買い物をするとき、「これ空き瓶にすると綺麗だな」という理由で買い物をすることがあります。
普段なら手を出さないお高い商品でも、瓶が背中を押してくれる。
瓶って、いいやつですね。
中身を楽しめる上に、綺麗な瓶まで手に入るんですから。
…
大丈夫です。
いま、真逆のことを書いていることは自覚しています。
瓶は主役か、はたまたオマケか。
この矛盾する2つの魅力に挟まれながら、今日もラベルを剥いでいるのです。
また一年くらい経ったら第2弾をするかもです。
<この記事にうっすらと登場した商品について>
フラワースカーフ
金属板の花器。花瓶には不向きな、口の大きい空き瓶やグラスを、一輪挿しに変えることができます。
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