大竹 庫一 860×Kura

明るく元気でいきましょう  生きていると色々なことがあります  お互いに助け合っていき…

大竹 庫一 860×Kura

明るく元気でいきましょう  生きていると色々なことがあります  お互いに助け合っていきましょう  人生は一度きりです   思いっきりenjoyしていきませんか❓

最近の記事

『竹取物語』を読んで

 「竹取物語」  日本最古の物語と言われているのが、『竹取物語』です。童話『かぐや姫』としても有名な古典文学です。2024年6月現在、ChatGPT以外にもさまざまな生成AIサービスが登場しています。  竹取の翁は、竹やぶで光る竹を見つけました。切ってみると、三寸ほどの美しい女の子が出てきました。翁は女の子を家に連れて帰り、おばあさんと大切に育てました。その子は、なよ竹のかぐや姫と名づけられました。  八月の十五夜、月からの迎えと共に天上へ戻っていきます。翁たちは必死に引

    • 『「ここだけの話」を聞く技術』を読んで

       「聞く」  会話やコミュニケーションは、相手があって成り立ちます。コミュニケーションの正解は、相手に合わせることかもしれません。相手の明るさに合わせて、自分の明るさを変えていきましょう。  人が何よりも嬉しいことは、自分に対する関心です。表面的な笑顔や仕草より、相手に関心をもって質問を投げ掛けることが大事です。例えば、苦手なタイプやレジェンドクラスの人であっても、相手に関心があることが伝わると、壁はおのずとなくなっていくでしょう。  無理に好かれようとせず、嫌われなけれ

      • 『チームレジリエンス』をよんで

         「チームのつくり方」  チームは常に困難にさらされています。ほとんどのチームは、常にストレスフルな状態にあります。通常業務をこなすだけで精一杯です。あるべき姿とはどのようなものかを検討する余裕はないのです。  レジリエンスの高いチームは、困難に直面した時の対応が上手です。具体的には、課題を定めて対処する、困難から学ぶ、被害を最小化するの3つのステップを踏んでいます。  困難を解決可能な課題に落とし込めていきましょう。困難をいち早く解決しようとするあまり、課題設定をしない

        • 『モヤモヤを言葉に変える「言語化」講座』を読んで

           「言語化」  言語化は、思いを言葉にさせます。例えば、たくさんの言葉=語彙を知っている方が、思いが正確に伝わりやすいのです。お味噌汁でなく、ワカメとえのきの味噌汁の方が伝わります。  語彙は、絵の具の色のようなものです。様々な色をもっていれば、自分の心情にぴったりの色を選んで絵を描くことができます。言葉も同じです。さまざまな言葉をもっていれば、自身の気持ちがより正確に、感動を与えるように伝えることが可能になっていきます。  ヤバいでなんでも片づけるのは便利です。しかし、

        『竹取物語』を読んで

          『中流危機』を読んで

           「中流危機」  日本の所得中間層の内閣府データ(世帯所得)は、1994年に505万円でした。2019年に374万円に激減しています。また、GDPではOECD加盟国38カ国中20位と急降下しました。  NHKの2022年調査は、56%にのぼる人がイメージする中流の暮らしより下の生活をしていると意識しています。日本の中間層は貧しくなり、負のスパイラルに陥っているのが現状でしょう。  ドイツ(インダストリー4.0)やイギリス(グリーン・リスキリング)は、企業単位だけでなく、国

          『中流危機』を読んで

          『改訂版 お金は寝かせて増やしなさい』を読んで

           「お金は寝かせて」  1801年から2000年までの間に、2度の世界大戦やブラックマンデーなど投資市場は大波を経験しました。株式は成長します。これは、資本主義経済が拡大再生産し続けるからです。  楽天家というのは、能天気な人を指しているのではありません。知るべきことをしっかりと知り、不必要におそれることのない人です。傍から見れば楽天家に見えるのです。  インデックス投資に最適な金融機関の選定が重要です。メガバンクや地銀、さらには郵便局、ネット証券などいろいろあります。

          『改訂版 お金は寝かせて増やしなさい』を読んで

          『話し方の戦略』を読んで

           「スピーチ」  人に何かを話して伝えることが多くありませんか。大切なことは、話す目的を明確にすることです。その対象者を球体思考で分析し、話すという行為を冷静に考えていきませんか。  コアメッセージに説得力を持たせるストーリーは重要です。自分の経験を語ることです。  オバマ元大統領は、「私の父は、ケニアの小さな村で生まれ育った留学生でした。少年時代の父は、ヤギの世話をし、トタン屋根の小屋の学校に通っていました。私の両親は、常識を超えた愛を共有しただけでなく、この国の可能性

          『話し方の戦略』を読んで

          『いかなる時代環境でも利益を出す仕組み』を読んで

           「アイリスオーヤマ」  アイリスの大山健太郎氏は19歳で社長を継ぎました。注文にすべてイエスで対応し、取引先の信用を得ました。そして、技術力を磨き、自社ブランドを世に送り出していきました。  アイリスオーヤマの企業理念の第1条は、二度とリストラしないよう、利益を出し続けることです。経営者人生をかけて、需要創造のユーザーイン、市場創造のメーカーベンダーといった仕組みづくりに専念しました。  利益を出すために何をすればいいのかは実は皆、わかっています。必要なのは利益の正確な

          『いかなる時代環境でも利益を出す仕組み』を読んで

          『「日経平均10万円」時代が来る!』を読んで

           「投資」  資本主義社会は、信用を得られなければ、長期的に利益を上げ続けることはできません。お客様や従業員を大事にして、社会に貢献しようとする真面目な会社が、明るい未来を創っていきます。  人間が投資でAIに勝つにはどうしたらいいのでしょうか。その1つは、10年後の未来を予測して、よりよい未来の創造につながる企業に投資することです。  投資とは企業を応援することです。本来の投資の意義を意識していますか。あるべき未来を実現させる視点で投資先を選択していきましょう。  投資

          『「日経平均10万円」時代が来る!』を読んで

          『新版 ゲーム理論トレーニング』を読んで

           「ゲーム理論」  ゲーム理論は、相手との戦い(ゲーム)に勝つための理論・方法です。学問の枠組みを超えます。実生活で、その理論を応用し、交渉上手を目指していきませんか。頭を勝負頭脳にしていきましょう。  先読みをするのがゲームの基本です。もっと得な場合があったとしても、相手に邪魔をされて実現できないことが多々あるのです。ゲーム理論の大前提は、賢い上に利己的な相手がいることです。それゆえ、自分の利益だけを追求して、本当に実現できる最大の利益を得るのが基本的な考え方です。  

          『新版 ゲーム理論トレーニング』を読んで

          『池上彰が大切にしている タテの想像力とヨコの想像力』を読んで

           「想像力」  新技術は人間の想像から生まれています。携帯電話もタッチパネルもAIも、こんなものがあったらいいな、という誰かのアイデアです。自由に想像することで、未来を築くことができます。  日本人は、カイゼンに長けた国民です。高度経済成長期の日本は世界に存在感を示しました。しかし、今はイノベーションを起こし続ける海外企業に遅れています。日本経済は低迷したままかもしれません。生成AIの登場により、その差は大きくなっています。  タテの想像力がビジネス成功の要となった代表例

          『池上彰が大切にしている タテの想像力とヨコの想像力』を読んで

          『生成AI時代を勝ち抜く事業・組織のつくり方』を読んで

           「生成AIネイティブ」  生成AIの登場によって、歴史的な転換が急速に進んでいます。今後は個人も企業も、生成AIの活用レベルが大きな差を生み出す時代になっていくでしょう。組織をアップデートしていきましょう。  生成AIは、たった2カ月でMAU(1カ月あたりのアクティブユーザー数)が1億人を突破しました。TikTokの9カ月、Instagramの30カ月と比較しても、一般の人々への浸透の速さは際立っています。  人と人とのコミュニケーションは、言語の壁がなくなっていくでしょ

          『生成AI時代を勝ち抜く事業・組織のつくり方』を読んで

          『なぜか話しかけたくなる人、ならない人』を読んで

           「話しかけたくなる人」  人が安心して話しかけることができるのは、特別な才能をもった人ではありません。穏やかな人です。肯定的な言葉を意識して使うようにして、話しかけたくなる人になりませんか。  話しかけやすさと、人目を引くような特別感はほとんど関係ありません。特別な人は注目されやすいけれど、そんな人と仲良くなりたいと思うかは別問題なのです。  仕事でわからないことを聞きたい時、ものすごく優秀そうな人よりも、やさしく教えてくれそうな人に声をかけたいと思うでしょう。  人は

          『なぜか話しかけたくなる人、ならない人』を読んで

          『怒りの取り扱い方大全』を読んで

           「怒り」  日々の生活の中で、怒りを感じることは、人として当たり前のことです。しかし、その怒りの取り扱い方を間違えると、人間関係にひびが入ります。また、取り返しのつかない事態になります。  怒りは自然な感情です。怒ること自体は悪いことではないのです。怒ること、怒る必要がないことを区別していきましょう。怒りを適切にコントロールすることが大切なのです。  怒りが生じたら、まずは6秒をやり過ごしていきましょう。そうすることで、理性が働き、衝動的な行動は抑えられます。  怒りは

          『怒りの取り扱い方大全』を読んで

          『図解 人的資本経営』を読んで

           「人」  企業の「勝ち」(競争力)を生み出す源泉は、無形資産に移行しています。アメリカ株式市場の時価総額は90%が無形資産によってもたらされています。企業における最大の資産は「人」です。  見えない資産はソフトウェアや知的財産なども含まれます。これらを生み出す源泉は「人」です。  顧客が最も信頼できる情報源と考えることは、友人や家族の意見です。これは人材獲得においても同じです。社員に友人を紹介してもらって採用につなげるリファラル採用は、コストだけでなく離職率も低いのです

          『図解 人的資本経営』を読んで

          『〈新版〉日本語の作文技術』を読んで

           「文章」  実用的な文章のための作文技術の目的は、読む側にとってわかりやすい文章を書くことです。わかりやすい文章を書くことは技術です。誰でも学習可能です。誤読が起きないようにしましょう。  実は句読点の打ち方や助詞の使い方など、多くの人が、なんとなくすませています。そうした文法事項に対しても、具体的なルールがあります。  名文やうまい文章というのは、ある種の才能です。名文を書く才能はなくても、努力して、文章をわかりやすくすることはできます。それは、才能ではなく、技術の問

          『〈新版〉日本語の作文技術』を読んで