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『中流危機』を読んで
「中流危機」
日本の所得中間層の内閣府データ(世帯所得)は、1994年に505万円でした。2019年に374万円に激減しています。また、GDPではOECD加盟国38カ国中20位と急降下しました。
NHKの2022年調査は、56%にのぼる人がイメージする中流の暮らしより下の生活をしていると意識しています。日本の中間層は貧しくなり、負のスパイラルに陥っているのが現状でしょう。
ドイツ(インダストリー4.0)やイギリス(グリーン・リスキリング)は、企業単位だけでなく、国をあげてリスキリングに着手しています。採用コストを下げ、企業の業績改善を実現しています。それだけでなく、所得中間層の賃金アップ、さらには国の経済発展の鍵として期待されているリスキリングに、世界に名だたる企業も巨額の投資を行っています。
さあ、全力で目の前にいる人を一所懸命に応援していきましょう。
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