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2022年6月の記事一覧

【競馬】誰も読まなくていい6月25-26日の振り返り

関西もそれなりに暑いですけど、関東はもっとヤバいらしいっすね。先週末くらいからずっと異常な暑さ。そして速攻で梅雨明け。 そんな状況で東京ジャンプS。過酷すぎた。全馬完走、それだけですばらしい。勝ったのはケイティクレバー。平地でも頑張っていたあのケイティクレバーである。馬柱に「小林徹弥」の名が残る現役馬も貴重なのではないだろうか。 この気候でフルシーズン競馬やってていいのかなと思いつつ、レースがあるから生きていける人々がたくさんいるのも事実であり、これ以上のことは首を突っ込まな

【競馬】6月25-26日のPOG関連振り返り

いくら祖母がシーイズトウショウといえど、兄姉に活躍馬がいないカルロヴェローチェをPOGで指名するのは簡単なことではない。特に5月のドラフトでその才能を見出すのはほぼ不可能。 ただ、この馬はひそかにリスト作成時にチェックしてたんですよね..ぐりちゃの2歳馬カタログを見てたとき、ふとこのシルバーステート産駒が気になってnetkeibaのお気に入り馬に登録するところまではたどり着いた。 しかしそこからたった10頭の指名馬枠に到達するには至らず。すると6月初旬に報知のヤマタケさんブロ

【競馬コラム】身震いするほどの強さ

パンサラッサが軽快に飛ばして、その独走を許すまいとタイトルホルダーとディープボンドが持久力勝負に持ち込んだらどうなるだろう..有馬記念とは違ってパンサラッサも距離は何とか適性範囲内、それに何よりドバイを制した自信と威信がある。当時よりもさらに気合の入ったラップを刻むに違いない。ああそうなったらきっと今まで見たことのないスリリングな勝負が見られるはず..そんな期待を抱いてこの宝塚記念を迎えることとなった。 まさに、期待通り。 躊躇なく逃げを打ったパンサラッサの1000m通過

【競馬】6月18-19日のPOG関連振り返り

先週は何と言ってもファントムシーフに尽きますね。ウワサ通りの強さで新馬勝ち。前半かなりのスローペースだった分タイムは平凡ですが、好位から33.9秒の上がりでまとめておりCWでの動きっぷりはダテじゃなかったなと。 超近親配合ながらこの時期にデビューできている通り体質面も問題がなく、気性も素直となればただの怪物である可能性も。手綱を取った和田竜二いわく「距離は延びていい」とのことで、あとは現時点での完成度がどんなものか。つまり伸びしろがどれだけ残されているかというところですね。

【競馬コラム】父の日にゴールドシップ産駒ウインマイティー完全復活!

父の日でしたね。ハシスポ家はあまりイベントごとが盛んでないため、だいたい何事もなく過ぎていくことが多いのですが、今年もどうってことなく。あまりの暑さに家族でサーティワンに突撃したくらいです。 家に帰ったらちょうどメインレースの時間帯で、「父の日にゴールドシップ産駒が大活躍とかならんかな~(コラムのネタにも困らんし)」とうっすら期待していたら函館のUHB杯でシュアーヴアリアが2着。そうかもう準OPでもコンスタントに好走できるまで成長したかと感慨に浸ると同時に、この勢いでマーメ

【競馬】誰も読まなくていい6月11-12日の振り返り

函館スプリントSのことはこないだ書いたので他のレースについてざっくりと。 エプソムCはスノーブリッジ。序盤からかなり行きたがる素振りを見せていたけれど、どうにかこうにか折り合って粘り勝ち。いかにも扱いが難しいモーリス産駒だが、うまく軌道に乗れると強い。ずっとコンビを組み続けている岩田康誠の存在も大きいのだろう。今季はこれで重賞5勝目。決して抜けて強い馬ではなく、鞍上の腕で勝ったレースばかり。相変わらずインタビューは危なっかしいが、クセ馬や低迷している馬を任せるにはちょうどい

【競馬】6月11-12日のPOG関連振り返り

どうも、シーズン開幕2週目にしてプレビュー記事をすっぽかしてしまったハシスポです。別に忙しかったとかじゃないんですけど、完全に忘れてましたw せめて振り返り記事は続けたいですね。 函館開催も始まって新馬戦は全部で6クラ。えー、とりあえず我が指名馬マラキナイアが快勝した土曜中京から始めていいっすか。直前追いで古馬を馬なりであっさり突き離した動きも買われ単勝1.7倍の圧倒的人気に。レース序盤こそ少し促されながらの追走でしたが、無難に好位を追走。4角手前から後ろのセレスティアリテ

【競馬コラム】改めて、競馬と真摯に向き合う浜中俊の2022年夏

もう遠い過去の話になってしまいますけど、10年くらい前の浜中俊って凄かったですよねえ。23歳?で全国リーディングは取るし、当然のように毎年G1も勝利。イケメンだし、川田将雅と並んでJRAの新しい看板ジョッキーになってくれるという確信があった。 しかし16年の東京新聞杯で強引なイン突きに失敗し落馬負傷すると、同年マイルCSでは悪質な進路妨害で騎乗停止処分に。そして翌年のフィリーズレビューでも再び騎乗停止となり、報道陣の問いかけに「もういいでしょう」と捨てゼリフまで吐いた言動は

【競馬】誰も読まなくていい6月4-5日の振り返り

2歳戦については昨日アップしたので、それ以外の話題を。 鳴尾記念は池江記念である。1年4ヶ月ぶりのヴェルトライゼンデが復活の勝利。わざわざダミアン・レーンを呼んでいたことからも、ただの叩き台ではなかったということでしょう。脚部不安明けの馬に風車ムチびしびし入れてるのは見てて心臓に悪かったけどw コントレイル世代、ブランクも長かったがまだ5歳である。貴重なドリームジャーニーの後継種牡馬を目指して、旅は続く。 先週から古馬と3歳の対戦がスタート。やはり重賞で善戦していた3歳

【競馬】6月4-5日のPOG関連振り返り

衝撃のオープニングとなりました。何なんノッキングポイント。あんなキレッキレのモーリス産駒なんて初めて見たわ。 11.4-11.2-11.1秒の加速ラップを、ほぼ持ったまま突き抜けたパフォーマンスを重賞級と称さないわけにはいかない。もちろん大事なのは2戦目以降とわかってはいるが、もうサウジアラビアロイヤルCの予約は埋まっちゃったのでは。キムテツ調教師が懸念してた気性の問題もほとんど感じさせなかったし。 開幕週に使えることは把握していたし、もちろんリストにも入れていたが、まさかこ

【競馬コラム】スローペースこそ騎手の見せ場

先週の日本ダービーとは打って変わって、スローペースの瞬発力勝負となった安田記念。どちらかといえば消耗戦の印象が強いレースだが、近年は勝ち馬が32秒台の上がりをマークすることも多く、イメージのアップデートが必要であることを思い知らされた。何を軸に検討すればいいかわからんレースなのでもう長らくまともに馬券も買ってないとこういうことになるw こうなると勝敗のカギを握るのが騎手の腕。道中のポジショニング、動くタイミング、直線の進路取り..全ての判断がよりシビアになる。最終的に単勝1

【競馬】6月5日(日)のPOG関連情報

明日の新馬戦は3クラ。まずは東京5Rの牝馬限定戦からいきましょうか。 半兄コマンドラインと同様、開幕週デビューを果たすのがエルダーサイン。3頭併せを中心に追い切りを重ねてきたが、パートナーの一頭スティルディマーレが土曜に大敗を喫したのが気がかり。正直なところ内容もしまいだけでソフトな調整。ハーツクライ産駒ということもあってまだ途上オブ途上の可能性も。 もう一頭のハーツクライ産駒ビューティーワンは関西からの遠征。こちらは一週前追いが抜群で一気に注目を集めた。直前は本馬場で軽く、

【競馬】6月4日(土)のPOG関連情報

ミーハーなので今季も2歳馬POG関連情報を追っかけていきます。 とりあえず明日は中京と東京で新馬戦が1クラずつ。ここに水準を合わせて好仕上がりの馬も多く、いきなりレベルの高い一戦になりそう。 まずは中京から行きましょうか。人気を集めそうなのはサトノダイヤモンド産駒ダイヤモンドハンズ。5月中旬からコースで時計を出されると、11秒台の上がりを連発。仕上がりの早さと将来性の両方を感じさせる内容となっている。マイルはちょっと短そうとの陣営コメントも見られるが、一番星となって重賞戦