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【競馬】6月18-19日のPOG関連振り返り

先週は何と言ってもファントムシーフに尽きますね。ウワサ通りの強さで新馬勝ち。前半かなりのスローペースだった分タイムは平凡ですが、好位から33.9秒の上がりでまとめておりCWでの動きっぷりはダテじゃなかったなと。

超近親配合ながらこの時期にデビューできている通り体質面も問題がなく、気性も素直となればただの怪物である可能性も。手綱を取った和田竜二いわく「距離は延びていい」とのことで、あとは現時点での完成度がどんなものか。つまり伸びしろがどれだけ残されているかというところですね。

勝ち馬にはあっさり交わされてしまったけれど、ピヌスアモリスもほぼ満点のデビューでしょうこれは。スタートが良く、ほんのり促されながら2番手を確保。追い出されてからもしっかり脚を使えていたので悲観する必要は一切ありません。ここまでの調教内容からもまだまだお釣りを残した状態であることは明らか。夏の終わりから秋早々に勝ち上がって重賞戦線に名乗りを上げたいですね。

ガルヴァナイズやユハンヌスは今ひとつ見どころのない敗戦。やや評判倒れの印象でした。

ウンブライルはいいですね! 土曜東京1400m戦で初勝利。スタートこそやや遅れましたが二の脚が速く、あっという間に先行集団へ。4角で先頭に並びかけると、ルメールも余裕たっぷりの手応えのまま後続を楽に突き離した。
この勝ちっぷりなら重賞勝ちも意識せずにはいられない。ただ、全姉ステルナティーアが同じように新馬戦を圧勝してからがややチグハグになってしまっただけに、ここからの運用は慎重にお願いしたい。キムテツ厩舎もその辺はわかっているようで、コメントからも細心の注意を払っていることがうかがえる。たぶん次は秋。ノッキングポイントとの兼ね合いもあるだろうし、どうやってアルテミスSに持っていくかを考えることになるかなと。

指名馬に関してポジティブな結果もあれば頭を抱えたくなることも。グラニットピークはまさかの大敗。どうも追い切りの動きが尻すぼみで、直前もびっしり追われていたのは誤算だったのかも。馬体も緩く、レースでもまるで前進気勢を感じさせず。ダイワメジャー産駒がこんなんでは困る。
もちろん一戦だけで見限れはしないが、期間内の活躍は難しそう。林徹厩舎案件ではシャンディエンも早々に大敗を喫してしまい相性の悪さがさく裂w

同レースではビターグラッセが人気を集めていたのだがこちらも振るわず。サクソンウォリアー産駒のスカイラーも伸びあぐねた。このへんは国枝栄厩舎×三浦皇成が示す通りの期待値なのでは。
あとモンテイゾラも5着でダミアン・レーンの新馬戦ぜんぜんダメやん説。シャンディエンとコンエネルジアが大変お世話になりました。

日曜阪神ではシルバーステート産駒のナイトキャッスルが新馬勝ち。早くからダート路線を予定されていた馬で、追い切りの動きも上々。ただ本当なら東京ダート1400mを使うつもりが除外でこちらに回ってきたという顛末が。
外枠から好発を決めスムーズに番手を確保。しっかり末脚を伸ばして完勝でした。
この馬も一応リストアップはしてたんですけど、最初からほぼダートと決まってる馬を指名するのはどうかなと思ってたんですよね。どうぞ思う存分に暴れ回って後悔させてくださいw

本当ならナイトキャッスルが出るはずだった東京のダート戦を勝ったのはモルチャン。誰よw 特記事項なし、と思ってたんですけど母母がシーイズトウショウなんですね。ヴェルテックスもそうですけどダートが意外と向く血なのかも。

あとは函館のオマツリオトコ。プリエミネンスの仔ヴィットリオドーロ×スマートボーイの配合で新馬戦を勝っちゃうとかグランド牧場さんは軽くおかしなことやっとる。

芝のゴキゲンサンとスプレモフレイバーはそこまで特に。スプレモフレイバーの方は函館2歳Sでもそこそこ人気しそうだがどうだろう。

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