【競馬】誰も読まなくていい6月11-12日の振り返り

函館スプリントSのことはこないだ書いたので他のレースについてざっくりと。

エプソムCはスノーブリッジ。序盤からかなり行きたがる素振りを見せていたけれど、どうにかこうにか折り合って粘り勝ち。いかにも扱いが難しいモーリス産駒だが、うまく軌道に乗れると強い。ずっとコンビを組み続けている岩田康誠の存在も大きいのだろう。今季はこれで重賞5勝目。決して抜けて強い馬ではなく、鞍上の腕で勝ったレースばかり。相変わらずインタビューは危なっかしいが、クセ馬や低迷している馬を任せるにはちょうどいい乗り役。

人気のジャスティンカフェは後方待機から内を回る形で追い込むも、最後はやや伸びあぐねる形で4着まで。ベストはやはりマイルですかね..？ ひそかに応援していたヤマニンサンパは7着。今回は重賞の壁に阻まれる形となったが、間隔が開いて力を出し切れなかった可能性も。まだまだ見限れない。

先週も活躍が目立った3歳馬。土曜函館メインの函館日刊スポーツ杯は小樽エバーが制した。さすが重賞でも好走を続けてきただけのことはある、全く危なげない内容で完勝。アネゴハダといい幸さんに縁のある馬が勝つのはうれしいが、乗っていないタイミングだけに少し複雑。
同日10Rの北海ハンデも3歳馬メモリーレゾンが快勝。ナムラクレアと同じ長谷川浩大厩舎で、直前追いでも併せ馬を消化していた。この内容でハンデ51kgは反則じゃないかとｗ これで秋華賞挑戦も視野に入ってきたと思うので楽しみにしたい。

そして最後に今村聖奈について。土曜中京最終レースを勝って通算14勝目に到達。いくら4キロ減が効いているとはいえ、これは普通にすごい数字。日曜中京ではアドマイヤラヴィにも騎乗するなど、今後は有力厩舎の良血馬も依頼が増えてくるのでは。特に脚元の負担を軽減したいケースなどは軽量が重宝しそうである。