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【競馬】6月4-5日のPOG関連振り返り

衝撃のオープニングとなりました。何なんノッキングポイント。あんなキレッキレのモーリス産駒なんて初めて見たわ。
11.4-11.2-11.1秒の加速ラップを、ほぼ持ったまま突き抜けたパフォーマンスを重賞級と称さないわけにはいかない。もちろん大事なのは2戦目以降とわかってはいるが、もうサウジアラビアロイヤルCの予約は埋まっちゃったのでは。キムテツ調教師が懸念してた気性の問題もほとんど感じさせなかったし。
開幕週に使えることは把握していたし、もちろんリストにも入れていたが、まさかここまでのポテンシャルを秘めていたとは。及第点程度の追い切りでこれを見破るのは無理。参った。

対象的に不発に終わったのがエゾダイモン。早くからいいペースで調教を重ねてはいたが、パドックで馬体を見た限りまだまだ線が細く未完成そのもの。結果的にこの時期にデビューさせる馬じゃなかったと思う。次は秋かな、そこで真価を問う。

中京のダイヤモンドハンズも十分な勝ちっぷりだったんですけど、ちょっと霞んじゃいましたね。スラッとした好馬体で、距離が延びてこそというのは衆目の一致する通り。派手なインパクトまでは感じませんでしたが、夏を越えてどう成長しているかに期待。
リアリーホットは行きっぷりが悪く、トゥーテイルズは追われて伸びずと他の人気馬は凡走。代わって3着に突っ込んできたのがゴールドシップ産駒のマイネルメモリーだった。血は争えず出脚は鈍いが、和田竜二にガシガシ追われながら差を詰めてきた。これなら初勝利は近い、はずw

日曜の牝馬限定1600m戦は武藤親子タッグのモリアーナが3馬身差の圧勝。前半が超スローになったとはいえ、33秒フラットの上がりで後続をちぎったのは優秀。
人気を集めたエルダーサインは4着。「距離を延ばした方がいい、キレより長く脚を使うタイプ」という、POG指名者としては耳にしたくないワードが連発されてしまった。正直、前途は厳しいと思う。同じハーツクライ産駒でも最後にまた脚を使ったビューティーワンの方がまだ希望はある。
メリオルヴィータは思わぬ凡走。てっきり好発を決め先行すると思っていたら、行き脚がつかず馬群の中を窮屈そうに追走。直線に向いてからも伸びる素振りも見られなかった。

東京1400m戦にはPOG指名馬シャンディエンが登場。11着でした。もう一機使っちゃった感。追い切りは新馬戦で上位争いするには十分な内容だったんですけど、パシュファイヤーを装着していたように気難しさが露呈してしまったか..大外枠から盛大に出遅れて終了。
歩様も何だかコトコトしていて、目を覚ますとしたらダートなのかも。いずれにせよ戦線復帰にも時間がかかるでしょうし、暖かく見守る次第。G1を制した林徹厩舎も難題にぶち当たってしまいましたな。

勝ったのは1番人気のクラックオブドーン。「ファビラスラフイン牝系とサトノクラウンの配合で1400m適応できるの?と懐疑的に見ていたんですがしっかり差し切り勝ち。重厚な血統の父のイメージを変える孝行娘がいきなり登場しました。

最後に中京の1400mは、こちらも新種牡馬ミッキーロケット産駒のジョウショーホープが快勝。坂路50.8秒は嘘をつかなかった。一週前にCWで動いていたメイクザビートが2着で、坂路を爆速で駆け上がったマニバドラが逃げ粘って3着と調教の内容がそのまま結果に反映された印象。
そこから遅れを取ったのがナゲットモンスター。こちらも本数は十分だったが、特筆に値する時計は出せていなかった。パドックを見た限り、大柄ながらしっかり仕上がっているように映ったのだが..
実はこの馬で「2歳複コロ」のスタートを切ろうと決めたのですが、まさかの4着で早々に企画倒れに終わってしまいました..何てことだw

いきなり誤算ばかりの幕開けとなったPOG2022-23シーズン。今から何が待ち受けているのか不安しかありませんw

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