休職51日目

仕事しない日常が当たり前になってきた。
ここ数日、朝起きる時、昼間でも寝落ちした後の覚醒時の憂鬱感が酷くなってきた。
何も起きない、起伏の無い、家で過ごす一日が始まるのか。そう思うと憂鬱になる。
仕事しても憂鬱。家で休んでも憂鬱。どないしよう…
自分の無力感、廃人感がどうしても拭えない。
バイトの行き帰りに息子が寄ってくれるが、もう来ないでくれと思う。こんな父親を見られたくない。老いた母親が蹲ってる姿も見たくない。もう色々と萎える。

テレビやネットの活躍してる人間を見るのが辛い。ゲームもやり飽きた。散歩や山歩きも帰ってくれば元の自分に戻ってしまう。
最近興味が湧きつつある動画編集をして、ネットに上げたりしてるが、リアクション全然薄くて、他の投稿を見るとクオリティーが段違いだし、逆に落ち込んだりしている。

ある精神科医のYouTubeで、診察時のうつの人の特徴を言っていた。

それは矛盾感だそうだ。

凄く落ち込んでいて悲しみのドン底にいるはずなのに、その感情が見えてこない。むしろ無感情で穏やかで止まっているような矛盾感。
自分は世界で一番価値がない人間なんだ、一番辛い目に遭っている人間なんだと、ナルティステックに自己中心的な思考に囚われているにもかかわらず、でも自分を全否定している矛盾感。健常者にはない、言葉では言い現せ難い、特徴的な思考があるんだと仰っていた。
それを聞いた時に、ハッとした。目から鱗だった。特徴にドハマりやんて思った。

実はプライドの塊で、それをズタズタに否定されたら、ぶち切れて落ち込んで、周りにはプライドがないように見せかけて。でもどうせ自分は駄目な人間で自信が無いんだと自己否定する。そんな矛盾感は前から抱えていた。

プライドを捨てれば落ち込まない。
自己否定感を無くせば辛くならない。

プライドだって屁でもない取るに足らないもの。
自己否定だって、そんなことしたって人生は良くならない邪魔なもの。

この2つの邪魔なもの、、

もう出家する他、解消する術が見つからない…

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