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ダイエットの第一歩目は『何をするのか?』ではなく、『自分を深く理解する』こと。③

こんにちは!動ける&健康なカラダをつくるトレーナー、坂下です。

引きつづきダイエットのための自分を深く理解することについてです。(最終回)



意外に食べている自分に気づく。


『甘いものはそんなに食べてない』
『油ものは食べないようにしている』
『お菓子は、近ごろ買ってない』
『全体的に食べる量は減っている』

しかし、全然結果がでない。このような状態になるとキツイですよね。

基礎代謝がおちてしまっている可能性もあり、対策が必要です。

しかしこれは、
『実は意外に食べてしまっている』という場合がいちばん多いです。

●甘いモノは食べてない
➜職場でもらったチョコレートをカウントしていない

●油ものはほとんど食べてない
➜植物油脂たっぷりのお菓子やアイスは食べている

●お菓子は買ってない
➜もらったものは食べている

●全体的に食べる量は減っている
➜間食は忘れているもしくはカウントしていない、量は少ないが悪いものを食べている

人間の記憶は曖昧なもの、もしくは都合が悪いことは忘れるものです(笑)

はい、食べてましたw

レコーディングダイエット

これを避けるためには、とにかく口にしたものはすべて記録する、
『レコーディングダイエット』がオススメです。

とにかく食べたものすべてを記録し、できれば量や時間帯なども記録しましょう。

こうすることで、まったく気づいていない自分の食生活の実態を知ることができます。

これをしっかりやってもらうと、意外にムダなものを食べている自分に気づき、ダイエットがうまくすすむ方も多いです。

こんなに食べてたのか、、、。


ホメオスタシスを理解しよう。


トレーニングをしている場合、筋肉痛や疲労感、トレーニングをしているという安心感から、普段の活動量を無意識に落としている場合もあります。

筋肉痛が残っている場合はわかりやすいですが、動くのもイヤになりますよね。

上記の『意外に食べてしまう』ことも同じですが、
1日の運動量や食事量を無意識に調節してしまうことも『ホメオスタシス(恒常性)』の1つです。

人間には、カラダに負担がかからないよう急激な変化を避ける本能が備わっていて、

たとえば普段は階段を使っているのに、エレベーターやエスカレーターを使ってしまうなど、知らずに普段の消費カロリーを減らし、自分ではトレーニングで消費しているつもりでもトータルではあまり変わっていないということもあり得ます。

自分のカラダには
『ホメオスタシスが備わっている』
と理解することも、あきらめずにダイエットを継続するための大事な要素です。

無意識に運動量を落としている?


『幸せの青い鳥』は近くにいる。


以上、ダイエットでもボディメイクでも、誰かのマネをしたり流行りを追いかけたり、つい自分の外へ外へと意識を向けがちになりますが、まずはいちばん近くの存在、
『自分』を深く観察し、その特徴を理解することが第一歩目になります。

童話『青い鳥』で、幸せの青い鳥を捜しまわっていたチルチルとミチルは、家ですでに飼っていた青い鳥の存在に気づいていませんでした。

世の中に次から次へと現れ、そして消えていく『〇〇ダイエット』。
効果が出ないのは、自分をよく見ていないからかもしれません。

カンタンなようで難しいことではありますが、

いちばん身近で大切な自分自身をよくみつめて、ダイエットを成功させてください。


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