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ミナリを観て

アカデミー賞の候補とも言われている、「ミナリ」を観た。

考えさせられることがたくさん。気付かされることもたくさん。家族の在り方について自分に置き換えて考えてみた。

人は、時に、過敏になることがある。オブラートにオブラートを包み、優しく保護したくなる。

でも、時に、強くたくましく過ごす力も必要だなと思った。私はどちらかというと、ミスに怯えたり間違いを嫌ったりして、臆せず突っ込めないので。

映画に出てくる"お母さん"の考えがよくわかる。

保守的で人並みで堅実に過ごしたい。

映画のように、いきなり旦那さんが「農場を作って車のような家に引っ越す」と言うと、絶対に反対し、家を出るはず。その点、"お母さん"は、嫌がりながらもきちんと生活していて偉いなと思った。

世の中のお母さんって本当に尊敬すると常々思うことがあるが、今日は特にそう思った。お母さんのお母さん、いわゆる"おばあちゃん"も然り。

私は到底、母や祖母のようにはなれないと思ってしまっている。早くも。あんなに家族に尽くせないと思ってしまっている。自分が"お母さん"になれば考え方が変わるのだろうか。

映画の終盤は、想像もしてなかったことが起こる。

素晴らしい映像と音響効果で、話に入り込んでしまった。ぜひ映画館で観てもらいたい作品。

神経が過敏になりがちな今の時代、こういう生活、こういう寛容な心が必要なのかも。


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