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精神看護の面白さ

私は精神看護の経験はないけれど、以前から心理学には興味があり、私自身が2度の鬱を経験していることやADHD傾向があると医師から言われたりしている時に認知行動療法を学んだことをきっかけに、さらに興味を持つようになりました。

鬱症状があったとき、「認知行動療法」を知り、考え方としては私の好きな引き寄せの法則に通じる部分があったりします。
認知行動療法とは、簡単に言えば、自分がストレスを感じる状況の考え方・受け止め方を変え、少しでもストレスが少ない考え方を採用していくことです。


瞬間的に思考回路が働くので、ノートに書き出したり、状況を落ち着いて分析できる時でないと難しいと感じることもありました。

継続していくと、波はあっても徐々に思考や解釈を変えることができてきます。

もうひとつ、最近とても気に入っている手法があります。
それは「オープンダイアローグ」というものです。
これは、「開かれた対話」というもので、自分の悩みや未来のことを語った後、自分以外の2人以上の人が自分のことを語り合うというものです。

詳細はこちら▶http://www.yuki-enishi.com/psychiatry/psychiatry-53.pdf

実際に体験してみると、自分の考えを客観視することができたり、自分の考えを言語化するこができたり、新たな視点の見方を得ることができたりします。そして不思議と、実施する前とあとで気持ちの状態を比較すると、少し状態が上向きになるんです。

元々は精神科領域での手法ですが、普段の悩みやこれからの未来のことについても応用するこができて、私はとても好きだなと感じました。

精神科看護の手法は、日常生活でも取り入れることができるので、自分が今主催している企画(オンラインサロン内での企画)で取り入れたり、人へ説明し実践できるようになりたいなと思いました。

ただ、オープンダイアローグで大切なことは「自己開示」なんだそうですが、精神的に落ち込みが強い状態のときや自己否定、比較癖が強い状態だと、それ自体が困難だったり、余計に苦しいものに感じたりもするのかなぁ…

とふと思いましたが、それ自体が自己開示なのだとすれば、否定されることがないこの手法自体に救われる可能性もあるんだと思います。

私は精神科看護に興味はあるし、学んで実践していきたい思いはあるけど、病棟で経験を積むのはできないし、したくないと思っているのが正直なところ(シフト勤務が苦手なため)

なので、日常生活や自分自身、身の回りの人へ実践して自分のものにしていきたいなと思います。

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