中小企業のＩＴ導入　②

前回に続いて、中小企業がIT導入で失敗しにくい方法を書いていきたいとも思います。

・現状を確認する
・問題を理解する
・リストを作る
・検討を行う
・トライアルを行う
・効果を確認する
・実運用する

前回はリストを作るまでを書いて行きました。
前回を読んでない方は、中小企業のIT導入①を是非読んでください。

・検討を行う

最近はお手軽に出来る事が非常に増えています。
無料で機能が使える仕組みや、ITツールが非常に多くなっています。部分的に行いたい事は、まず無料で使用できるものがないか検索する事をお勧めします。

無料で使える物は、機能の制限が無料ではある物や、一定期間の期間限定で無料な物も有ります。
どんな困りごとを対象に試しているのかを、明確にする事が非常に重要です。

無料の物で確かめるのは、想定した効果は有るのか？
効果を数値で確認し、本導入前に確認する事が出来ます。そうした内容を検討ポイントとして、明確にする事が重要です。

しかも無料で事前確認する事で、隠れた問題がないかを確認出来たり、周りの方へ改善をしようとしている事が共有出来ます。検討する内容を明確に共有出来るリストは、最後に載せます。

良いツールとして、クラウド運用とCSVデータのアウトプット出来るものを優先して選ぶと良いです。
その理由として、利用者目線で仕組を考えているツールな事が多いからです。

リストでピックアップした内容を無料で確認し、
運用開始前に準備しておきます。
ツール選択、端末の用意だけが準備ではありません。

日常使うツールとして、必ず使用者目線での確認を行います。ツールを使って改善する事が目的で、ツールを使う為に非効率になるのは本末転倒です。

・トライアルを行う

ここから先は有料になります。
経営層が求めるポイントを準備する為に必要な事を書いて行きます。
また、成果確認で、とても重要な内容となっています。