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ボクの細道:ボクをつくったもの

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ドイツハイデルベルクを発ち東ヨーロッパを巡りながら、7倍のペースで移動し続ける松尾芭蕉と競争しながら51篇の自由律詩を詠みながら、22年間の人生をかたどってきた「ボクをつくったも… もっと読む
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記事一覧

【ボクの細道】#27#28「」

ブダペストに再び着いた。二度目の街並みを見たり、丘の上に登って街を見下ろして見たりして、…

【ボクの細道】#23「アナザースカイ」

もう何枚も同じようなデザインのものを持っているのに、グレーのトレーナーをまた買って、少し…

【ボクの細道】#15#16「火鍋」「マジックカット」

ブラチスラバを出てバスに揺られて数時間、ハンガリーの首都ブダペストの風景が窓から見えてき…

【ボクの細道】#35#36「Little Miss Highway」「チェバプチチ」

ボスニア・ヘルツェゴビナのヘルツェゴビナ部分、国土の南部にある都市モスタルに来た。日本語…

【ボクの細道】#24「すばらしいおやすみ」

これから国際線で帰る君に送る言葉は昼前だって「さよなら」より「おやすみ」 とりあえず2週…

【ボクの細道】#25「シナモンロールで巻き取って」

夕方前ぐらいにコシツェについた。コシツェはスロバキア西部の都市で、ホステルに荷物を置いて…

【ボクの細道】#13#14「曇天」「地球のWikipedia」

ウィーンから国鉄みたいなボックスシートの地域列車に揺られてスロバキアの首都・ブラチスラヴァに着いた。ミュンヘン、プラハ、ウィーンと大都市を渡り歩いてきたからか、こじんまりとして殺風景な駅に、勝手にここは社会主義の国だったのだなぁとレッテル貼りをした。 そんなことを言えばチェコとスロバキアはもともとひとつの国だったのだから、スロバキアにだけそういうことを言うのはお門違いなのかもしれないけど、ボクたちが生まれたときには終わっていた教科書の上だけの冷戦の残滓をなんとか探そうとして

【ボクの細道】#22「片耳ずつのイヤホン」

ワルシャワから拠点にしていたクラコフまで帰る電車で、隣のボックスシートの女性がAirPodsが…

【ボクの細道】#8・#9「吉祥寺にもある」「You will be Queen 」

『オシムの言葉』でオシムさんが作っていたグラーシュという料理が気になって何度か日本で作っ…

【ボクの細道】#3「等倍」

旅先で個室をもらえることがある。どんないびきをする奴がいるかわからないホステルの6人部屋…

【ボクの細道】#4「星宿り」

戦場のメリークリスマスを初めて見たときの第一印象は「気持ち悪い」だった。それも人間を雑巾…

【ボクの細道】#2「フルネーム+ちゃん」

幼稚園の頃の思い出はいくつか残っている。 近くの席の女の子に、「バカ」と言われて「バカ」…

【#27】ボクの細道:ボクを作ったもの (加筆修正版)

朋有り遠方より来る、また楽しからずや。そう、とりえずこれが言ってみたかった。だが、いざ友…