うゑだ

アントキノキモチ

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なんてことない愛すべき日常のなかに

田舎のばあちゃんから米が届く 料理研究家・土井善晴の情熱大陸を観て料理に目覚める 図書館で一日卒業論文とにらみ合う オールナイトニッポンのスペシャルウィークが熱すぎて夜更かしする 来月の旅行のために土日はフルタイムで働く 図書館に通う甲斐あって卒論の着地点が少しずつ見えだす メルカリで欲しかった短歌集とエッセイを買う 豚汁とわかめご飯を作る 午前は家でだらだらして昼から大学へ行く 夜ご飯もお風呂も済ませて、後は寝るだけの状態でイオンシネマにレイトショーを見に

    • 夜行バスと君と就活

      皆さんお久しぶりです。 お元気ですか。 私は元気にやっています。 なぜここまで前の投稿から間隔が空いたかと言うと 実はわたくし就職活動に勤しんでおりました。 そしてありがたいことに目指していた業界、企業から内定をいただくことができました。 就活を終えて早い段階からまたnoteでなにか書き始めようかなと思っていたのですが 就活中禁じられていたあれやこれができる幸せを噛みしめていたら 気が付けばもう人生最後の夏休みも終盤を迎えようとしています。 「人生の分岐点」

      • 私のノスタルジア

        バイトが終わり、いつものショッピングモールの一角にある食品売り場で今日の夕飯を選んでいると、ふと地元のスーパーのことを思い出した。 少し私の故郷の話をしよう。 四季ごとに違った彩りを見せる豊かな自然 澄み渡る空気のなかで佇む古き良き街並み 時に軽やかに、時にやかましく鳴り響くクマ鈴を付けて登校する小学生 「おはようございます」と言えば、 「おはよう!今日は寒いね〜」 とプラス一言加えて返してくれるおばあちゃん 私はそんなやさしさと魅力に囲まれた町で生まれ育った。

        • 寒くなると

          秋色は日々深まる。 昼は短く、夜の時間は長い。 朝は暖かいコーヒーを 晩はそんなに好きでもないおでんを欲する。 日々アラームとの闘いには苦戦を強いられるが、 出かける前、アウターの下に重ねるシャツやニットを選ぶ時間は心地良い。 そうか、 今年も冬が来たんだ。 人は、毎年この時期になると やけに冷え込むからか 冷たくも美しい雪を連想するからか それとも、冬を代表するラブソングの歌詞やラブストーリーの登場人物に自分を重ねるからか 人肌が恋しくなるらしい。 寒くなる

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          空気を読むってなんやねん

          中学の野球部の顧問だったか、高校の数学教師だったか、バイト先の社員だったか、父親だったか、 「お前は空気が読めるタイプだ」 何回かそう言われたことがある。 おそらく褒めてくれている。 そこにきっと悪気など1ミリもない。 定義が下記の通りであるならば、プラスにとれる褒め言葉と言っていいだろう。 場の雰囲気を察することに長けている 求められたときに要求に応え、そうでないときは変に出しゃばらない とでも言いたかったのだろうか。 言われて抱く感想は人それぞれ違うだろうが

          空気を読むってなんやねん

          よく行くカフェで「いつもので」が言えない話

          私は憧れている。 週に3〜4回ほど足を運ぶカフェで 店員さんと私の信頼関係のもとで築きあげられた独特の目配せを交わし 「いつもので」 と言うと、 ブラックコーヒーとプラス1品でオーダーが通る この一連に。 前にインスタのストーリーでもこれに近いことを公表したことがあるのが、今回が完全版。 いやその続編でもある。 もうそのカフェを利用したのは今年に入って20いや30回を超える。 決まって頼むのは アイスコーヒーとハニーバタートースト。 コーヒーのお供に ハニ

          よく行くカフェで「いつもので」が言えない話

          震災を経験していない私たち

          2022年9月の上旬、 真夏のピークは過ぎ、大学生になって3回目の夏休みも終盤を迎えた頃、私は4泊5日で宮城県石巻市を訪れました。ただの旅行ではなく、東日本大震災の復興支援ボランティアとして。 復興の地として成長を続けるローズガーデンの整備 かつて街が広がっていた地に新たな命を再生する植樹活動 震災遺構の見学 子どもたちが通った非難ルートの検証 被災者の語る言葉 防潮堤から見た景色 この5日間は、間違いなく私の人生観に影響を与えました。 はじめて被災地を訪れ

          震災を経験していない私たち

          彼の終わりのある旅

          今日は友が留学へと旅立った。 彼は関西空港からハワイ行きの飛行機に乗った。 多分だけど グレー(彼はネズミ色と呼ぶ)のTシャツを着て、 お気に入りのGショックをつけ、 なにやら物思いにふけった顔で、 Mr.Childrenの ”終わりなき旅“ を聞きながら、 (4ヶ月で終わるやんけ) 滑走路を離陸していったのだろう。 そんなことを考えながら、今日は1日図書館で勉強をした。 とは言っても、 卒業には影響のない4ヶ月間の短期留学だそう。 来年の2月には帰って

          彼の終わりのある旅