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痛勤電車と駅の邪気 【邪気シリーズ①】

私の実家は首都圏のJR沿線の辺境にある。

そんな地域だが、昭和の中頃は人気のベッドタウンで、人口がやたらと多かった。

しかし、私鉄はなくJRの路線一本のみ
東京の都心の駅に着くまで、約1時間かかった。


通勤ではなく痛勤

『乗車率250%』


コロナ禍前までは、その路線の通勤ラッシュ時の乗車率は250%だった。


ハンパなく身動きが取れないので、その頃、細かった私は、足が床につかず、宙に浮いたまま降車駅に着くことが毎日だった。

出典:国土交通省 「都市鉄道の混雑率調査(令和4年度実績)」


私は学生の頃は通学で、離婚して実家に戻ってきてからも通勤で、この路線を使っていた。

ちなみに、その路線は今でもYouTubeで「激混み!」と紹介されているけど、映像を見たらコロナ以前よりは空いてた。思わず「全然激混みじゃねーよ」と、ツッコんでしまった。

『押し屋』


『押し屋』がいるレベルが、乗車率250%の電車だ。

この押し込み映像10駅は、いずれも10分から最大25分もすれば目的地につき解放される。

だが私が長らく使っていた路線は、都心に着くまで
約1時間、250%を維持したまんまだった。

しかも事故やちょっとしたトラブルで遅延しまくり、遅延しないほうが奇跡というレベルで遅延が日常、当たり前。電車が止まると+20分、酷いと45分は平気で缶詰にされた(京急と違い、早く復旧しようとか、次の駅まで乗客を輸送しようという気がないのだ)。

ある日のこと、電車が満員過ぎたため、私の肋骨がやられ、ヒビが入った。
「このままでは死ぬ」と思って、子どもが大きくなったタイミングで、東京の中央線沿線の街に引っ越した。

通勤が楽になった!
「助かった!」と思った。

(中央線で「助かった!」と思うくらいなのである)

最近は、その不便な路線は、当然の如く人気が無くなり、人口減少してきたので、混雑率も180%くらいになったようだが、そのため電車の本数自体を減らされるという、負のスパイラルにはまっている。
そんなだから、その路線沿いの町は人気が無くなり、実家の土地の価値も低くなってしまった。


私は地方都市の電車にも沢山乗ってきたけど、どこも交通は快適だった記憶しかない。
大阪、名古屋、福岡も仙台にも、こんなラッシュはなかった。

東京周辺の通勤地獄は、本当に異常だ。


ようやく本題の【邪気】の話


「乗車率250%の痛勤の邪気10年分」に侵食されて穢れた"オーラ"


私は先に述べたような最悪な痛勤を10年していたためか、その頃の「負の感情」「負のエネルギー」に、オーラを侵食されていたようなのだ。

ここ最近、心身のデトックスが加速しているのだが、先日突然「とても嫌な気持ち」になったと思った次の瞬間、グワっと10年分の痛勤ネガティヴエネルギーが私の心身から、引き剥がされた。
通勤のシーンや我慢が、走馬灯のように、ありありと思い出されたから、それだと分かった。

次の瞬間、心身がフワッと軽くなった。

10年分の痛勤ネガティヴエネルギー、解放成功!


「蓄積された通勤地獄の記憶、情動のエネルギー」
は何処にあったかというと、どうやらオーラに刻み込まれていたようだ。
内臓に重みを感じたり、不具合などは起きていないので、人体の臓器に蓄積されるタイプのエネルギーではない。
だとすると、おそらくオーラのようなエネルギー領域を侵食していたのだろう。

あんな邪気抱えていたら、未来がなくなっていただろうと思うほどの、凄まじい不快感の塊であった。

それが消えたら、どうなるのか?

私は今は既に、東京の交通の便の良いところに引っ越して、快適な暮らしになってるんだけどなあ・・・。


邪気溜まりには個人差がある


稀に満員電車が、全然苦にならない人間がいる。
私の父や弟が、その部類に入る。
五感の感覚の問題だろう。
HSPとは正反対の、超鈍感感覚の持ち主なのだ。

そういう人は、痛勤による邪気なんかは蓄積されないようだ。不満も漏らさず、ケロッとしている。

高度経済成長期の通勤ラッシュは『混雑率300%』


そんな父も、昭和の高度経済成長期の通勤ラッシュの混雑率300%は、流石に耐えられなかったという。

平成時代の乗車率250%なんかは、「あんなのはチョロいもんだ」と、よく言っていた。

1975(昭和50)年度の混雑率を見ると、東京圏で223%となっているので、それでも東京近郊の通勤ラッシュはだいぶ緩和されているのである。さらに調査開始以前の昭和30年代から40年代後半の高度経済成長期には、通勤ラッシュの混雑率は300%を超えていたともいう。混雑率300%超えとは、いったいどれだけの混雑なのだろうか。

東洋経済の下記の記事より


乗客が 暴徒と化した 上尾事件


通勤電車と事件といえば『上尾事件』が有名だが、この背景には「国鉄のスト」という事情があり、現代の通勤混雑とは同列で語ることは出来ない。



邪気溜まりの駅


通勤電車も、
大混雑の駅も、
邪気が溜まりやすい。
そんなのは、霊感が弱い人でもわかるだろう。

東京の沿線をほぼコンプしている私が、特に邪気溜まりでヤバいと思った駅は、JRの渋谷、新宿(東、西口方面。南口は、そんなでも無い)、東京(特にB1階)、蒲田。

不思議なことに都営地下鉄や、東京メトロ、小田急、西武、東武、京王、京急、東急、京成、相模鉄道の駅構内では、邪気溜まりを感じたことがない。

なんでだろう?
乗車率がJRほどではないから?
駅に空間的に、ゆとりがあるから?
デザインが楽しい電車が走っているから?

いっそのことJRも、コウペンちゃん車両とか走らせれば、
少しは空気が和むのではないかな?

コウペンちゃん電車なんか来たら、もう和みしかない。


ドラえもん電車。もうワクワクしかない。

キキ&ララ 。メルヘンな心しか生まれない。


レトロな銀座線は、優雅な気持ちになれるので、私は大好きだ。

JR東日本の電車は、無機質で、つまらなすぎる。
虚無な気分になる。

たまに車体に印刷しただけの、ラッピング電車も走ってるけど、それだけでは感動が薄い。

電車や駅を楽しくしたら、少しは邪気も減るのかも。


今の私は、JR東日本以外の私鉄を使う生活になり6年目。邪気が溜まらない、快適な暮らしになった。

皆さんも、引っ越しや家を買う時は、公共の交通機関事情に気をつけよう

次回、『路線格差』の話。

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