映画泥棒や「ぽぽぽぽ〜ん」の知られざる恐怖
『エモーションコード』というヒーリング・テクニックの本を読んだ。
私は過去に、このヒーリングテクニックをセミナーで習得しており、既に自身の様々な神経症を寛解させた実績がある。
この本に興味深い事例が、掲載されていた。
老婆のクライアントの、原因不明の手の震えの元凶が、
幼少期に見たMGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー)映画のオープニングロゴの "吠えるライオン"であったというのだ。
ライオンの「ガオー!」が少女に恐怖を感じさせ、その恐怖心が「原因不明の手の震え」として、老年期になってから発現したのだという。
エモーションコードで、「吠えるライオン映像に対する恐怖」の感情を取り除いたら(トラップ感情の除去)、すっかり手の震えが完治したという。
ってことは・・・
度々話題になる『映画泥棒恐怖症』も、多くの人々の
不安症や不定愁訴の原因になっている/なるのかもしれない。
その可能性は、大いにある。
東日本大震災、原発事故の恐怖の最中に流れ続けていた
『あいさつの魔法。』
当時、この緩くて、のん気な映像が繰り返されたが、
連日流れていたニュース映像、地震と原発爆発の恐怖もリンクして、脳内にセットで記憶されているはず。
顕在意識で捉えられるものではなく、潜在意識的、言語化以前の体感覚的な恐怖として残っている可能性がある。
「ぽぽぽぽ〜ん」ですら、不安や恐怖、抑うつのトリガーとなりうるのだ。
ゆる〜い和み映像なら、無害で心を落ち着かせると思ったら大間違いだ!
事実、
「あいさつの魔法。」は気持ち悪いと言われたり、
放送禁止の謎という噂が立ったり、
最後は都市伝説になり、ホラーコンテンツの仲間入り。
こういう一見無害そうな、サイレントな恐怖の方が、わかりやすいR15映像より、厄介かもしれない。
※ あくまで、可能性の話だけどね
なお、映画泥棒恐怖症の人は
『劇場版銀魂完結篇 万事屋よ永遠なれ』で
映画泥棒が銀さんにパンフでどつかれてるのを見ると、
恐怖を克服できるかもしれないぞ!
いわゆるリフレーミングってやつ!? (テキトーっ!!)
不運な人を助けるための活動をしています。フィールドワークで現地を訪ね、取材して記事にします。クオリティの高い記事を提供出来るように心がけています。