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518社で働いた私の便利な能力?『野菜の目利きになる』
スーパーの裏方の青果部門や、農協や青果流通センターでたくさん働いてきた。
スーパーも高級スーパーから、激安スーパーまで、あらゆるチェーンで働いてきたので、取り扱う野菜の質の違いがわかるようになった。
経験を積んでいくうちに、私は いつの間にかに野菜や果物の目利きになっていた。
見て、持って、野菜の鮮度、質が秒で分かるようになった。
鍛えられたのである。
例えばスーパーの青果コーナーで、自分でビニール袋に入れるタイプの売り方をしているものの選別なんかは速いし、良い野菜を選ぶ自信がある。
キュウリ🥒は、トゲトゲや色、大きさ、形状、ヘタ、ツヤ、ハリを瞬時に判別して選べる。
ゴーヤ、ピーマン🫑、ナス🍆なども同じく。
ただし果物の糖度の判定は難しい。
フレッシュな感じの柑橘類🍊🍋🟩は
「ちょうど良く、甘くて、すっぱい」なのか
「新鮮だけど、激烈すっぱい。ビタミンC凄そう」なのか
見た目や触感からは、わからない。
判別するのは、商品だけではない。
青果商品全体の新鮮さ、品質の良さから
「その店の野菜に対するスタンス」🏬も判別する。
特に下記のものには、店の姿勢が現れやすい。
ミニトマト🍅がシワになっていたり、ヘタに白カビがブワってなってるものが混入されていたら、そのスーパーの青果レベルはかなり低いのだ。
里芋は、土の塊なのか、里芋なのか判別がつかない、クズ里芋が混入しているなどはもってのほか。品質のいい里芋は、一目で、紛うことなき"里芋"と分かるものである。
土も、それほどついていない。
その点、セブン&アイの里芋なんかは素晴らしい里芋と言える。
ジャガイモ🥔の芽が、あちこちから出てるのも「やめれっ」って思うよ。
あとは葉物野菜🥬が、黄色いとか、しおれているとか。
そういう物が「見切り品」になっていないのも論外だ。
腐って溶けてる玉ねぎ🧅が大袋に混入してるとかも、アウト!
青果のレベルの低いスーパーは、あまねく野菜・果物の質が悪いので、あなたが"安さ"だけを追い求める人でないのなら、野菜は別の店で購入したほうがいい。
光る長ネギの思い出
今でも記憶に残っている長ネギの話。
渋谷の東急フードショーの生鮮コーナーの棚を見たら、
長ネギが ピカピカ✨ していた。
・:* 長ネギ .:*.
光ってるの?
ピカピカのツヤめく長ネギを見つけた私は
「なんじゃあ、これは!これは買わねばならないネギだ」とネギに吸い寄せられて、一本だけ購入した。
値段は特段、高いわけではなかった。
家に帰って切ってみると、その長ネギは
みずみずしく、シャキシャキして、大変香りが良かった。
こんなに感動したネギは初めてだ。
「料亭とかで使うネギなの!?」🍱
例えば、すき焼き🫕で有名な今半🥩は、ネギにこだわる店で有名だ。
葱は二つの系統があり「地中深く埋めて育てる」根深葱(いわゆる長ネギ)を千住系、「青く育った葉を食べる」九条系と言いますが、その名の通りいわゆる長ネギの代表格が千住の葱なのです。
東京・千住にはネギ専門の市場「山柏青果市場」が現存しており、葱専門の農家の方が自分の畑で採れた葱の中でも高品質なものを選んで出荷し、葱を専門に扱う葱商と言われる専門業者が競る、真剣勝負の場です。
千住で珍重される葱は千住葱と言われ、江戸時代から受け継がれた品種の葱です。生で食べると香りと共に爽やかな辛さが感じられ、火を入れるとシャキシャキとした歯触りとフルーツのような豊潤な甘さが楽しめます。
その味わいは、昔ながらの江戸のあじわいで、すき焼き、牛鍋の欠かせない脇役としての地位を長らく独占してきたのです。
実家では深谷ネギを、よく食べていたけれど、深谷ネギより、東急で購入した長ネギのほうが美味しかった。
このネギは、完璧だったので"伝説"として、私の頭の中に残った。
もちろん、オーガニック食品専門店の野菜は品質も良くて、新鮮。味も香りもシッカリしている。
だけど、高い!
300円以上するものが多い。
なので、そこまで野菜にお金がかけられない人は、"野菜の品質がいいスーパー"で野菜を買うようにすると、新鮮で栄養のある野菜が食べれて幸せな日々を過ごせるだろう。
不運な人を助けるための活動をしています。フィールドワークで現地を訪ね、取材して記事にします。クオリティの高い記事を提供出来るように心がけています。