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複雑な人間模様 ”ダイヤルM"


愛さえも殺しの材料になるという1998年のアメリカのサスペンス映画。
行き交う人が振り返るほどの絶世の美人の富豪の娘エミリーには、金髪で品のあるグウィネス・パルトロウが演ずる。
その夫にはマイケル・ダグラス。プロデューサーで俳優であるカーク・ダグラスの息子。1975年にカッコーの巣の上でアカデミー賞作品賞を受賞してプロデューサーとして脚光を浴びた。



エミリーには絵描きの若い恋人がいて逢瀬を楽しんでいた。それに気がついた夫はエミリーを次第に追い詰めていく様を描いているサスペンスストリー。

家の鍵が全てを物語る。

エミリーはお嬢さん育ちで、思いもかけない夫と恋人の策略に奔走される。二人のそれぞれの経済的な行き詰まりの事情を知る由もなく巻き込まれていく。

 
あらゆる場面のエミリーのファッションは素晴らしく、着こなしている。
愛は死を超えられるか?金を超えられるか?のテーマが恐ろしい。

マイケル・ダグラスの味のある演技が、実に真に迫り眼が離せなかった作品。



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