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【つるの剛士×ワクセル】芸能界初のイクメンから学ぶ「家庭と仕事の両立について」

こんにちは!

住谷知厚です。


タレント、歌手、俳優など幅広く活躍されている、”つるの剛士たけしさんは芸能界で初めて育児休業を取得し、育児休業の文化を広めた立役者です。
去年の話になりますが、そんなつるの剛士さんにワクセル公式チャンネルのゲストとして出演いただき、対談させていただく機会がありました。

つるの剛士さんの主な経歴をご紹介いたします。

  • 1997年 「ウルトラマンダイナ」の主人公アスカ隊員役に抜擢。

  • 2007年 「クイズ!ヘキサゴンII」に出演。

  • 2008年 上記番組内にて「羞恥心」を結成し、リーダーとして活躍。

  • 2009年 カバーアルバム「つるのうた」をリリースし、35万枚の売上とオリコン1位を記録。

  • 2010年 育児休業を発表。

  • 2020年 小田原短期大学に入学。

  • 2022年 3月に幼稚園教諭二種免許の取得。12月に保育士試験に合格。

特に「ウルトラマンダイナ」や「クイズ!ヘキサゴンII」を見ていた世代なので、当時のお話は大変興味深いものばかりでした。
タレント、歌手、俳優など幅広く活躍されながらも、二男三女の父親として家庭と仕事の両立を実現されているつるの剛士さんの秘密に迫ります。


育児休業という選択

ワクセルHPより出典

ヘキサゴン時代は、1日に8本のバラエティ番組の収録があり、なんと移動中のロケバスの中でも撮影があったそうです。
当時の忙しさは本当にスケジュール帳が真っ黒になる程だったと話されていました。
当時を振り返ると、家庭を顧みることができてなくて奥さんとよく喧嘩をしていたそうです。

つるのさんのお父様も4児の子どもがいて、銀行員ですごく忙しい人生を歩んだ人だったそうです。

その父が「男は外で仕事をするのが当たり前かもしれないけど、家庭という基盤がないと仕事なんて絶対上手くいかない」と言っていたことがパッと脳裏に降りてきたといいます。
それで「このままではダメだ、俺は休む」と決めて育児休業を取られたそうです。

芸能界で育児休業を取る人が今までいなかったことから、その時に「イクメン」という言葉が日本に広がるきっかけになりました。
つるのさん曰く、ただ家庭の基盤をつくり直したいから育児休業を取っただけので、イクメンと言われることに今でも違和感があるそうです。
僕も自分の子どもなんだから育児をするのは当たり前だと思います。

育児休暇をとって子育てをしてみると、日々の家事一つひとつで奥さんの気持ちが理解できるようになり、世のママたちの良き理解者になることができたそうです。
そうするとママも安心してパパに子どもを預けられるようになるし、「パパは忙しいけど私の気持ちをわかってくれるんだ」って、それで家庭も円満になったと話してくださいました。


仕事が舞い込んでくる!つるの剛士さんの魅力

ワクセルHPより出典

今回お話させていただいて、つるのさんが育児をしながらタレント、歌手、俳優などマルチに活躍できている結果の原因を知ることができました。

  • 物事の決定スピードが速い

  • 自分自身を理解し、熱中したことをとことん突き詰める

  • 周りに宣言をして、言ったことを必ずやり遂げる

  • 日々考える時間を作っている

  • 色々なことに挑戦しながら、将来にワクワクしてる

対談させていただいた時にも「よし今やろう!」「今ここで宣言しよう!」と何回も話されており、スピード感を大事にしていることが伝わってきました。

また、自身の性格もよく理解されていて、熱中するととことんやってしまう性格を活かし、最近では筋トレも3ヶ月で14kgの減量に成功されています。

育児休業のきっかけとなった海でのエピソードのように、日々自分を振り返る時間も大事にされていました。
「芸能事務所に入るにはどうしたら良いか?」「奥さんを大事にするにはどうしたら良いか?」日々考えてきたからこそ、家庭も仕事も両立できているのだと感じました。

将来は子どもたちの未来に携わることができるよう保育、幼児教育について学習中だと話すつるの剛士さんのワクワクが伝わってきました。
仕事を楽しんでいる人の魅力を改めて感じる時間になりました。


最後に

夢を描く若者に対して、泥臭く探索し続けることが大切とメッセージをいただきました。
昔はインターネットは普及しておらず、なんでも自分で探索しなければならなかったので、壁にぶつかりながら痛みと一緒に成長してきたといいます。

今はインターネットが普及して、夢を叶える近道がたくさんできました。
ただなんでも検索できる反面、ネットが出した人の答えで探索することを諦めてしまう若者がいることも嘆いていました。

僕も師匠から泥臭く努力することの大切さを教わって、振り切って行動してきたことを思い出しました。
改めて努力をすれば夢は叶うと自分自身の背中で若者に明かしていくと決める時間になりました。


それでは今回はこの辺で♪


〈コラボレーター〉
つるの剛士さん
◆著書『バカだけど日本のこと考えてみました』

◆オフィシャルサイト

◆Twitter

◆Instagram

◆LINE Blog

〈参考〉
◆芸能界で初めて育児休業を取得した“イクメン”つるの剛士さんが語る「育児と仕事の両立について」 | ワクセル Official Web Site


住谷知厚(すみたにともひろ)

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