【SDGsで今を知る!】インフラを整えた先には何が待っているのか?
こんにちは。
住谷知厚です。
皆さんは「インフラ」と聞いてどのようなものを思い浮かべるでしょうか?
電気、水道、道路など、僕たちの生活の基盤となるものですよね。
皆さんも日々の生活の中で体感しているとは思いますが、日本はインフラが整っている状態です。
ただ、世界にはそのインフラが充分に整っていない国がたくさんあります。
今回は、SDGsの目標の9つめである「産業と技術革新の基盤をつくろう」についてご紹介します。
インフラを整えていくことがなぜ大切なのかを知るきっかけになればと思います。
インフラの整備はなぜ必要になるのか?
まず、今回紹介する目標は、「強靱なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る」です。
この「強靱なインフラ」のことを”レジリエントインフラ”と言います。
言葉の意味としては、自然災害等にあっても早く元の状態に復旧できるインフラのことだと言われています。
日本では地震や台風などの災害が頻繁に起きるので、インフラ復旧の早さがとても重要なことは、皆さんもよく体感されているのではないかと思います。
そして、先程世界にはインフラが充分に整っていない国がたくさんあると書きました。
それの何が問題なのかというと、インフラの不整備が生活水準の向上や持続可能な産業発展につながる技術革新において、とても大きな課題となるためです。
ちなみに、それぞれのインフラが整っていない環境で暮らしている人がどのくらいになるのでしょうか。
安定的な電力供給を受けられない人が約26億人、基本的な衛生施設を利用できない人が約25億人、水資源にアクセスできない人が約8億人と言われています。
現在の世界人口はおよそ78億人であることを考えると、その数の多さがより分かるかと思います。
インフラが整備されるとどうなるのか?
では、インフラを整備していくことで何が起こるのでしょうか。
まず、生活水準が向上することで日々の生活が安定すると、理想の生活を実現する為に働くことへの意欲が湧き企業の生産性向上が考えられます。
そして、生産性の上がった企業には雇用が生まれ、働く人たちは安定した収入を得られるようにもなると言われています。
これにより、SDGsの目標の8つ目「働きがいも経済成長も」の実現へとつながります。
また、安定した収入を得られることで学校での教育を受けられる子供たちも増えてきます。
そのため、目標の4つ目「質の高い教育をみんなに」にも繋がると言われています。
このように、インフラが整備されることで得られる効果は、直接的、間接的にもたくさんあります。
インフラの整備は簡単なことではありませんが、実現すれば確実に人々の豊かな生活へとつながるのです。
最後に
日本では世界でもかなり早い段階でインフラが整備されてきました。そのためつい忘れがちになりますが、これも”当たり前のことではない”と考えています。
また、災害の時などすぐに現場にかけつけて復旧をしてくださる方々も本当にありがたい存在であると気付けました。
日々感謝の心を忘れずに。
僕が大事にしている考えです。
それでは今回はここら辺で!
《参考》
SDGs|目標9 産業と技術革新の基盤をつくろう|強靭なインフラとは?
住谷知厚(すみたにともひろ)
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