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「反抗できる力」



これまで保育や療育の現場に携わるなかで「反抗期」に対するお悩みの相談を受けることが多くありました。
2歳のイヤイヤ期から魔の3歳児💦
天使の4歳児はまだかな~?? 
と待っているうちに次の反抗期(゜゜)…
そんなこんなで
思春期💦
もぉ親の生きる世界とは別世界の住人に、、、。

そんな、反抗期に振り回されながらも
私なりに感じたこと、思ったことを書いてみようと思います。
あくまでもひとつの家庭、1人の母の考えた方なので、いいとこ取りだけしてもらえたらと思います。

我が家には高校生の息子がいます。
家にいる時はスマホと一心同体🤝
「うん」「何が」「へー」
この3つの言葉で完結出来る省エネ。
絵に描いた思春期。

そんな彼ですが、小さい頃は天使👼、、、
なわけないですよね(笑)

どちらかと言うと人の顔色をみながら過ごしてきた私とは正反対な彼。小さい頃からYES!NO!がハッキリしたタイプでした。年齢の差や、仲良しでも、そうじゃなくても、ダメなものはダメ!いい事はいい!
誰に対しても平等に、イエス。ノーを伝える子でした。ある意味融通の効かないタイプの子。そんな彼なので、お友達とのトラブルも多く、なんとかせねばとたくさん悩みました。1人目の子育てで、何もかもが手探り。

彼の気持ちに寄り添えず、ただ、彼を責めたこともありました。

お友達と仲良くしてもらいたい。周りの人にかわいがられてほしい。そんな思いで自分の「いい子」像を押し付けていたように思います。                                     

中学時代の部活ではキャプテンを任されていましたが、口うるさいキャプテンでした。そのためアンチグループが出来たほどです。

私はそれが不安で、心配で言いたいことの伝え方、タイミング、相手の気持ちを考えること、たくさん話し合いました。

嫌われるのが怖かった私は、自分の思いをこらえることを進めました。

けれど彼は「みんなが勝ちたいと思っていないことはわかっている。けれどチームが強くなること、勝つために頑張ることはみんなにとっていいこと。チームのために嫌な役は自分がする。伝わらなくても伝え続ける」と自分の姿勢を変えることはありませんでした。

そんな姿に不安な気持ちもありましたが、誇らしく、頼もしくもありました.

引退の日、アンチグループの子たちの保護者さんから「○○君のおかげで、部活を続けることが出来た。高校でも続けますありがとう。」との言葉をたくさんいただきました。「伝わったんだ」とほっとしました。                

 その子たちともいまだに時折集まっては喧嘩したり、笑いあったり、ご縁が続いています。

人の顔色を見ず、素直に友達やチームメイト、周りの大人たちに接してきた彼は、たくさん悩み、たくさんぶつかり合いながらも、多くの仲間に恵まれています。 
そして、先生がたからも「不器用だけど、信用できる」とのお言葉をいただきました。

私自身の幼少期を思い返すと、怒られないように、怒らさないように、親にも、先生にも、友達にも気を使っていたように思います。        

かといってそれが苦痛だったわけではなく、先生や親にもそれなりにかわいがられていましたし、友達とも仲良く楽しくすごしていました。

それでも信用されているかなんてわかりません。ただ、そつなくこなしているだけ、自身の幼少期を否定するわけではありませんが、時々ふと思います。「○○みたいに好きなこと言えばよかったな・・・」

生活する中で、様々な人たちがアドバイスをくれます。その言葉に助けられたり、背中を押されたりします。けれども、その言葉は責任をもってはくれません。失敗したときは「ほらな。言ったでしょ」そう言われますが、アドバイスを真に受けて選んだ道で失敗しても「ごめんね」とはならないのです。

 選ぶのは自分。決めるのも乗り越えるの自分自身です。 

どんな決断も責任を取るのは自分です。
人の意見を聞くこと、耳を傾けることは大切なこと。けれど、自分の気持ちや、声に耳を傾けることもまたとても大切なことです。
自分で選んだ道なら、自身をもって進める。たとえけ険しくても、踏ん張れる。そんな風に思います。どんな道を進んでも、自分が進んだ道が正解。
選んでいない方は結果が出ないのです。

「0」は「0」のまま。                        1歩でも前に進めば前進しています。

自分を持つこと!らしさを大切にできること、それは簡単なことではありません。

いつでも自分の声に素直で、一生懸命な息子。
反抗できる我が子にあっぱれ❕❕

そんな風に思える今日この頃です。

あの頃の私や反抗期と日々戦っている保護者さんたちに是非伝えたい!!

「反抗できる力」もってる我が子最高⭐

反抗させてあげれている私最高⭐

そんな風に思っていきましょう。                


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