きらきらの蝸牛

納角蚓蝸。 同時代的ワタシ 1999- Twitter @kira26ri

きらきらの蝸牛

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最近の記事

彼女が死にました。

私の愛した人は死んでしまいました。 私は彼女に望みました。 深く澄んだ瞳で、長いまつ毛と生来整った鼻筋と凛々しい眉…それらのパーツがそれぞれ豊かな方向へ動いて笑ってくれることを。 彼女、でありたい彼女が愛おしい彼のままでいることは、彼女にとって一種の強迫となりました。 あなたが目の前にいる時、私は癒されていました。 私が話をしている時、ふと彼女の姿を見ると 美しい視線を落とす彼女の眼は闇のような深い混色です。 その引き込まれる様な眼差しに輝きがないこと、私はその闇の引力

    • 声の調子

      あの人間の 声の調子を記憶している たまに 声が聴きたい時は 彼のサイトを訪れて テキストを開けば よみがえる関西弁 落ち着いた調子と 低い振動を鳴らす弦 のど仏を思い出す

      • 犬が飛ぶとき

        わたしが病気になった時、お母さんがお仕事を休んで病院に連れて行ってくれて、診察が終わってお家に帰ってからも、干したてタオルをわたしのために敷いて、電気で温めていてくれて、背中に掛けてくれたふわふわのブランケットはやさしくて、やれごはんは食べているか、シーツは汚れていないか、様子を見に来ては頭を撫でてくれるのです。ずっとこうだったらいいのにな、明日も仕事休んでくれないかな、ずっとずっとお家にいてほしいな。しあわせの足音を聴いて、うつらうつらしていたら、いつしか羽音が聞こえて、な

        • バルサン

          とりあえず誰も自分に興味がないことはわかったよ 愛想のいい時は都合よく使ってくれるけど何度か体調を崩せばあいつは元気のない奴だとばれて、 病弱を隠してたうそつきは迷惑だってはじかれるのも時間の問題だ。 白い顔をして現場に立ってられ手は困るのだ 新居ではバルサンを炊いてゴキブリみたいにしぬんだ 私が何を与えても、大人は私より先に死ぬんだから、私には何も残らないんだから、媚たってしょうがないじゃん。彼らは貧しくて、扱いやすいけれど役には立たないの。 それに彼らの感情の解像度は低

          女子会

           ラブホテル。女子が二人、部屋に入ってくる。  部屋にはトロイメライの音楽が流れている。 「すごーい」 「わーい!」 「手、洗おー」 「石鹸どれ?」 「これじゃない?」 「えーやばい」  どちらからともなくそわそわしだす。 「女子会プランだって」 「女子だけで来るの流行ってるっぽいね」 「部屋きれいだし広いしね」 「割り勘すれば安いね」 「カラオケあるよ、歌う?」 「えーそういうのいい、」 「__ちゃんなに好きなの」 「割と何でも聞くけど歌ってるの人に聴かれたくない」

          20221023

          最近 先週〇〇さんにあってから、すごく好きになってしまったようで と、いうか 先週は合うのを速めてもらったくらい、自分の中で 彼に会いたいと思う気持ちが加速して、 今日会えますかと自分から言うくらいには熱い気持ちで、これが彼を好きという気持ちなのか、幻想を抱いていないか、彼は私を好きか、 確かめるために会いに行ったのだと思う。 で、やはりわたしは彼のことが愛おしいと思うようになっていたし、彼の、私に対する愛情のような、初めて会った時には見受けられなかった言動を見とめて、 そ

          いまから

          キミに決めてから1週間,早かったなあ 次はどんな顔して会えばいいのか考えてたら 仕事はすぐに終わるし 昇給するし 滞っていた勉強も加速してすらすら進むや  なんでもできそうな気がするのに、今まで キミと会うってことは実に気まぐれだったものだから  今から意識してどうこうしようったって…

          20221016

          冴えています 先ほど3時間ほど歌ってきました. 歌っているときは感情が解放されて 自分が体に戻ってきたような感じです, 水曜は○○さんに会いに行きました. 前に会った時 もしかしたら 彼は私のことが 好きかもしれないと思われるくらい 触れ合ったからです. 学歴も職も 想像できないくらい 賢い世界の人なので 毎回,新鮮な話を聴いては美味しい思いをしています‥ しかしながら あまり好きになってはいけないと思って(そういう人を好きになりやすいと分かっているので)別の人間に意識を向け

          久しぶりに胸がくるしくなったので

          書きつけてゆこうとおもいます. 好きなはずの人間のことを思うと胸が苦しくなりますよね 苦しみを悠々越えてすぐにいためてしまうので これはもしや筋トレで、あの人の前で強くなるための準備なのでしょうか? わたしは彼にとってよい姿を目指しますが 本当のところ何が良くて付き合ってもらっているのか検討が…あるとすればおっぱいです、ああ、それしかありえない… つまり、そうだとすれば、べつに そんなに頑張らなくていいハズなのです おっぱいはここにあるのだから…ふむ

          久しぶりに胸がくるしくなったので

          おかえし

          変法性の原理・ もらった分のお返しと同情、温度調節がつらく、 冷たくしていても「あなたの優しさを頂戴」と示されると応えなければならず、 それは除け者にされない為に必要だから。

          もう過ぎたこと

          10代の綺麗なわたしを 選んで欲しかったのです どれだけ 世渡り上手で怖いものがなくなっても 今のわたしに向けられた眼差しの様なものを 自惚れの材料にしないで 疑って 愛されていなかったのです、 ふるいおとされていたのです 事実が衣を縫います 今日も変なものを纏って歩きます

          もう過ぎたこと

          稽古

          今は人どうし 関係性に名前をつけないことが流行っているみたいだけど わたしは???さんの恋人になりたいよ 彼と出会ってから 生きようと思う気持ち、彼に嬉しい報告をして、認めて欲しい気持ちで 挑戦の多い一年になったから それで たのしかったから。 ここまで成長した生活の苗は きっと、死にはしない程度に、働いて、つくるサイクルを守って 伸びていくよ また彼もどんどん素敵になっていくので 日々強くなる穏やかな暖かみに 他の女性が彼にひらひら寄ってきて、踊ってしまわないか、 彼の身体

          涙が止まらない

          、という症状が 毎日のように表れます 大抵は 幼い頃から今までのいつか、 悲しい出来事が目下を停車して 稀ですが 父や母が こんなにも駄目な娘を ドロドロになっても愛してくれた 温かいあなたが 家を出たら 次の瞬間はもう無いかも知れない、 二度と会えない人に なるんじゃないかと 思って、 昨日までが大丈夫だからといって 今日何が起こるかなんて 分からないのに 明日絶対に一緒に居てくれる人が無くて もし絶対のような人が現れて 毎晩語り合っても その人のためにまた 昼間には 

          涙が止まらない

          休止

          急に死にたくなることといえば 大事な人の中に いかにわたしが居ないかを 思い知らされたとき 突然に あなた以外の人の記憶から 消えてしまいたい

          部屋を作ろうとしていた

          伝えることの苦難をずっと抱えてる。 何事もその場で判断すること・解決することが苦手。 全部持ち帰りたい。 ちょっと待って、 幾ら時間があっても眠ることと整頓ばかりしてる。 鈍い色をした荷物が自室に溜まっていくみたい。 繋がりは何かをわかりやすくするための立体図法にすぎない。 あらゆる輪郭をとりこわしてみたいのです。 そんなんで、白い空間を作る話を書こうとしたことがアリマシタ。

          部屋を作ろうとしていた

          白って200色どころじゃないし、見ることができない

          マンセルの色相環は古い概念になる. 光と、物体の反射をとらえる. モノはモノ、光は光. 光は粒々に反射する, 光を捉えたら、透明な紫の拡張, 赤と青で赤紫,青と緑で水色,緑と赤で黄色. 色の概念が変わるとき、 白の領域は狭くも広くもなる.

          白って200色どころじゃないし、見ることができない