「6curry渋谷店内装設計コンペ」最終審査結果発表! 決定内装案、ご紹介します
こんにちは!
6curryのブランドデザイナー YOPPYです。
先日、2店舗目の渋谷店オープンと、それに伴う内装設計チームの募集をnoteで発表しました。
2店舗目をオープンすることが決まってから、物件を決め、さぁ内装設計するぞ、というタイミングで急遽コンペをすることに。オープン時期から逆算し、やむを得ずかなり短い期間の中でのコンペ募集となりました。応募が全然来なかったらどうしよう…とドキドキしながら、2週間。7月22日23:59の締切を迎えました。
みなさまに、感謝感激雨嵐
ありがたいことに、本当にたくさんの方がシェアしてくれて、内装設計の仕事をされている方にコンペ情報をご紹介いただいたり、6curryKITCHENにまで足を運んでくださったり、興味を持っていただけて、結果、12組の方にご応募いただきました。TwitterやInstagramなどのSNSで、拡散&応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
前述した通り、今回のコンペは募集告知から提案までが本当にタイト…。そんなスケジュールにも関わらず、ご提案いただいた12案の内装設計案は、どれもとてもわくわくする素敵なものばかりでした。改めて、今回ご応募いただいた12組のみなさまに、御礼申し上げます。
今日はこのnoteで、コンペの選考結果を、ご紹介したいと思います。
最終審査結果発表
では、私たちがコンペ最終審査で選んだ、内装設計案をご紹介します!
その案は…
(ドゥルルル…🥁ドラムロールの効果音)
ジャーーーン!
ULTRA STUDIOさんの、「6curry MIXING LAB SHIBUYA」。
ULTRA STUDIOさんの提案資料の一部お借りして、選考理由とともに、この設計プランをご紹介させていただきます!(※掲載許可をいただいています。掲載内容の無断転載・転用はご遠慮願います。)
選考理由は、以下の3つ。
① スタッフとお客さんみんながMIXできるレイアウト
② 渋谷店に最適化された動線設計
③ 素材プラン、内装パースがディティールまで明確
① スタッフとお客さんみんなをMIXできるレイアウト
まず、資料の最初にある「DRAMATIC COUNTER」。みんながずらっと並んだカウンターは、私たちが思い描いていた「みんなで1つのテーブルを囲みたい」というイメージそのもの。
スタッフと会員さん、新しく来たゲストの方をまんべんなく混ぜるためには混ぜる人が必要だというのが私たちの仮説です。そのため、混ぜる人が立つ場所が場の中心にあることが最も重要だと考えていました。そして、コンペでいただいた全てのご提案に目を通し、それぞれの案で営業しているシーンを頭の中でイメージすると、考えていたことは確信に変わりました。
(ULTRA STUDIOさんの資料より)
通常のカウンター席では、入店時は他の客の背中ごしに店員とコミュニケーションをとる場合が多い。これを反転することにより、入口側を向いている人々が、常に新しい参加者を迎え入れる形になる。店内に座っている人々は、参加者を招き入れる時点でスタッフと共犯関係になる。
この資料にもある、「共犯化」は、キッチンを囲むカウンター(混ぜる人が場の中心に存在する)だからこそ、生まれるのではないかと思っています。
② 渋谷店に最適化された動線設計
渋谷の物件は、もともと空間が2つに別れていてドアが左右に2つありました。ULTRA STUDIOさんの案は、その特徴を活かして、入り口と出口を分け、入店から退店まで一連の体験サイクルが組まれています。いまの恵比寿キッチンにある「J字カーブのカウンター」で自然と起きている混ざる体験が、渋谷の店舗物件に最適化・再設計されているのが嬉しかったです。また、渋谷店はランチも重要。できるだけ少ない人数で、効率的に提供できそうなシンプルなレイアウトであることにも魅力を感じました。
そして、コの字型のカウンターをカットし、傾けることで、会員さんに向けて「みなさ〜ん!」と声をかけて注目してもらったり、常連さんが6curryのことをプレゼンしてくれる6curry恒例プレゼンタイムの場所に。
この傾きのアイデアによって、恵比寿のJ字カウンターから進化した、オリジナリティのある場所になりそう!とワクワクしました。
実は、今回ご応募いただいた提案の中には、キッチンを中央にレイアウトしているチームが全部で3チームありました。
その中で、ULTRA STUDIOさんに決めた一番の理由は、
🌟「訪れた人の記憶に残るような象徴的なカウンター」であることと
🌟「スタッフも会員さんもみんなをMIX」すること
が一番実現できそうなプランだったからです。
③ 素材プラン、内装パースがディティールまで明確
ULTRA STUDIOさんは、図面の要素に対して、素材プランが細部まで検討されていて、内装パースと合わせて店舗空間の世界観を明確にイメージできました。2週間しかないコンペの締切までに、ここまでプランを仕上げていただいたのには脱帽です。
▼今回PMとして参加いただくTRAILHEADSさんからのコメント
このプロジェクトを成功させるには、タイトなスケジュールに合わせられる機動力と、限られた予算の中でどれだけ理想の空間を作れるか、アイデアの引き出しが重要な要素であると考えていましたが、ULTRA STUDIOさんはどちらも頼りになると感じました。
そう、コンペの締切までも短かったですが、これから8月末の工事が始まるまで、内装設計をブラッシュアップする時間もかなり限られています。この渋谷新店舗のプロジェクトの他にも、6curryには複数のプロジェクトが動いている中で、私が6curryのブランドデザイナーとしてこのプロジェクトにコミットできる時間も限られています。しかし、内装パースと素材プランのセレクトを見て、安心してULTRA STUDIOさんに任せられそうだと思いました。
以上、長くなりましたが、上記の理由から6curry渋谷店の内装コンペはULTRA STUDIOさんの案を選ばせていただきました。
早速先週末に打ち合わせし、厨房機器の配置などを調整してさらにブラッシュアップしていきます!
工事が始まったら、またSNSで経過報告しますね📣😊
最後に。 頂いたご提案を一部ご紹介!
今回、ものすごく短いスケジュールの中、たくさんのご応募いただきありがとうございました。
改めて、ご応募いただきました皆様に心から御礼を申し上げます。
素敵なご提案、本当にありがとうございました!!!
せっかく心を込めて作っていただいた提案なので、ぜひ、みなさまにご紹介したい…!!!ということで、掲載許可のご相談をさせていただき、許可をいただいたチームのみ、資料の一部の図面・パースをご紹介させていただきます。
※ 許可を頂いた方の提案資料のみ公開しています
※ 実際の資料の一部を抜粋しています
※ 掲載順は選考に関係ありません
※ 掲載内容の無断転載・転用はご遠慮願います
■ MIXさま
■ stereo-scopeさま「 7Rainbow Kitchen 」
・青島充さん stereo-scope
・浅岡翔太さん stereo-scope
■ studio barrocoさま「 迎え入れる大きな”わ” 」
■ 細野隆仁さま「 Twin Dining 」
■ STRAYT Inc. さま
STRAYT inc. 遠藤 直人さん / 糟谷 佑樹さん
■ 匿名
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以上、許可をいただたチームのご紹介でした!
限られた時間の中で模型を作ってきていただいたり、内装設計の提案だけでなく、伝票システムの新しいアイデアや、オープン後のイベント企画など、とても素敵なご提案ばかりでした。そのため選考が難航してしまい、コンペの選考結果をお送りするのが深夜2時前くらいになってしまったのですが、今回選ばれなかったチームの方たちも、ほとんどの方がご丁寧なお返事をくれて、本当に感動したし、正直泣きました。。
改めて、ありがとうございました!
最後の最後に
6curryはこの度、法人化しました!!
✨🎉✨🍛 6curry Inc.🍛 ✨🎉✨
そんな6curryの軌跡とこれからの目標を
6curryチームの大天使:もりゆかが丹精込めて書いたので、
まだ読んでないよ!って方はぜひ読んでね👼
これからも、たくさんの人と混ざり・混ぜながら、6curryを面白いプロジェクトにしていきたいと思います。
EXPERIENCE THE MIX.
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