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チャレンジしたいけど踏み出せない・始めたけれど続かない、から一歩出る取り組み方

特にお正月とか新年度とか…
節目があると何か始めてみたい気持ちになったりしますよね。

今だと行動にかなり制限がかかっているのでコロナが落ち着いたら、と考えている人も多いかも知れません。
やりたいと思った時が一番モチベーションが高いものです。


何かをやると決めた時一番難しいのは続けること。
本当にこれは大変。
わたしもニガテです。

確かに続けることは大事ですが、多くの人がかなり完璧な継続を自分に課しているんじゃないでしょうか。

たとえば何か習得しようと思った時たいていそのきっかけって、めちゃくちゃデキてる人をみて刺激を受けたとかが多いと思うんです。
すごいダイエットを成功させた人とか、何かが上手にできる人とか、知識が深い人の話を聞いた時とか。


たいていそういう人は元々ひとつの事にグッと打ち込めるタイプか、これだ!と思ったことに出逢えた場合などなので、きっとむちゃくちゃ頑張ってます。
でも当の本人は周りが思うほど苦痛に思わずやってたりするんですよね。


その人と自分は別の人間で状況も全く違うのにそんなのを見てしまったもんだから、自分にも同じルーティーンを課さなければいけないとなぜか思い込んでしまう。

自分で勝手に決めた厳しいノルマと完璧にやらなければいけないというよくある価値観のダブルパンチが高い壁を作り出し、結局最初からやらない・3日坊主になるということが起きます。


やると決めた時が一番モチベーションが高いと思いますが、やり始めると徐々に「自分にはムリ」「やっぱりできない」という考えが起きてきます。
これは自分が今まで繰り返してきた習慣の記憶によるもので、さらに脳の巧妙なところは、そこからできない理由を何とか結び付けはじめます。
そしてあたかも正当な理由があって諦めたんだと自分を納得させるのです。


今は世の中がすごくインスタントで、やったことがすぐ結果に結びつくようなことが人気だったりします。
地道にコツコツがちょっと古臭く思われているのかも知れません。


わたしのヨガの生徒さんにもたまに「じゃあ、それを何回やったらそうなるんですか」と、過程をすっ飛ばして成果(しかも大成功のやつ)を求める傾向が見られる時があります。
その考えを批判しているわけではなく、その考えだと自分で自分を苦しめてしまうんじゃないかな、と思うのです。

これはわたしがヨガやアーユルヴェーダを学ぶときに教わった考え方なのですが、自分がやろうと選択したことが「やらされる」にならないようにします。

そして常に今よりちょっとだけ上を目指すことを目標にして、長期戦を想定します。

何事も練習って地味でしんどいものですが、なるべく長く楽しみながらできるくらいのペースでやって、疲れたらやめます。
ここでの「やめる」はイヤになって完全に放棄するんじゃなくて、基本的にやらされているものって疲労を作ります。

疲れてくるってことは「やらされてる」ところがあるのかな、と自分を観察する時間持ってみる。

もうひとつは完璧な練習を自分に課さないこと。
人のコンディションはその時々で変化があるのに同じことをしようとすると、当然やらされてる日も出てきて疲れるので練習を始めようと思えない。

例えば運動だったら毎日決めたメニューを朝晩〇セットやる、とか課していたら、このメニューを全部やるのはしんどい時もあるし朝はできても夜は無理だとか、またできない理由探しが始まっちゃうので、とりあえず朝起きて練習する場所に立つ。だけでもいいんです。
ちょっとだけがんばってみることがコツ。

そのうち立ったんならメニューの半分だけでもやるか、気分の乗る日はたくさんできるかもしれないし、次の日は全くできないかも知れない。

でもそれは絶対「自分がダメだから」じゃないということを前提にしておけばできなかった次の日もまた立てるんです。


練習を続けていて自分が精神的にしんどくなると、嫉妬や怒り(反発心)が沸き起こってきます。
それが焦燥感や自己否定に結びつきやすかったりしますから、面白がって観察してみてください。
そしてそんな時は「あ、疲れてるんだな」っておやすみしましょう。
これで少しはチャレンジのハードルが低くなりませんか?


あ!最後にもうひとつ。
よく「恥は若いうちにかいたほうがいい」といいますが、わたしは恥はいくつになってもかいていいと思っています。

それどころか、恥をかくことで経験値がグッと上がる気すらします。
間違ってしまうことが恥ずかしい、ちゃんとできないのが恥ずかしいと思わず取り組んでみてください、誰もがその道を通っていますから。


ちなみにわたしが今チャレンジしているのはコレ↓

周りは小さい子どもしか乗っていない中、小学生に教えてもらいながら練習しています。
長い期間をかけてハデにこけたり、人に見られながらもちょっとずつうまくなってきました◎

生き物はみんなポンと産まれてすぐにすべてできるようになんてなりませんよね。

あんなにすごい人もステキな人もみんな初めてがあって、ちょろくできることもあれば死ぬほど苦労して習得することもあるし、状況でなんとか乗り越えることもある。

細く永く。
行きつ戻りつでいい。
楽しみましょう。













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