うつで長年引きこもっていた私がサロンを経営するようになるまで。
初めまして。ホリスティックヘルスケアサロンmimosaのSumikoと申します。すみこはんと呼ばれています。
今年の夏至に大阪市内にサロンをオープンし、本日ホームページをアップしました。
サロンでは2年ほどお休みしていたセッションを再開しております。
当サロンでは「自分のケアは自分でやりたい!」と考える方々に、心・体・エネルギーを整える方法を学ぶ場を提供しております。具体的にはフラワーエッセンスやマシンピラティスのセッションを提供中です。
セッションを受けるのに、私の人となりが分からないのは不安という方もいらっしゃると思うので、少し長くなりますが、私がこれまでどんな人生を送ってきたのかを書き連ねてみようと思います。
最後までお付き合い頂けたら嬉しいです。
ここ20年間の話
私は現在42歳なのですが、大学卒業後の社会人3年目で結婚しました。その年にマンションを購入するという順風満帆ぶりだったのですが、新居に住みはじめた所でうつ病になってしまいました。
当時お世話になったカウンセラーの先生には「張り詰めていた糸が切れて病気になる人が多いけど、あなたの場合張り詰めていた糸が緩んで病気になったのね。」と言われました。
その時は意味がよくわかりませんでしたが、振り返ってみると、子供の頃から休む暇なく頑張り続ける生活を送っていた私はとても疲れていたと思います。でも私は休むという選択肢を知りませんでした。なので結婚して、マンションという思う存分休める環境を創り出したのだなと今は理解できます。うつ病は「休みなはれ」という魂からの思いやり一杯なサインだったんですね。
そこで大人しく休んでいれば良かったのですが、「働かざるもの食うべからず」「稼がない人間は人でなし」などと強く思い込んでいた私は、少し症状が良くなると求人を探しては働きに出て、数ヶ月ももたずにまた鬱になって寝込むというのを何度も繰り返しまして、そんな生活が8年ほど続きました。
でも、2011年、震災のあった年に祖父が亡くなり、自分でもビックリする位に号泣したのですが、それをきっかけに私のうつ病は寛解してしまいました。またそれまで漠然とした不安から過食気味でものすごく太り、重度の冷え性に悩まされていたのですが、翌年に流産を経験したことでそれがなくなりました。
この二つの死と引き換えに健康を手に入れた私は、自分が生かされていることを知り、そこから一念発起してジム通いを始め、身体作りに専念するようになりました。
結果、9カ月で11キロのダイエットに成功したのですが、その時見える世界が変わっていることに気づきました。体が変われば心が変わる。それを経験できたことは私の財産となりました。
ピラティスのインストラクターへ
新卒後数年で会社を辞め、10年近く継続して働けなかった私には「キャリア」と呼べるものがありませんでした。そこで勉強して資格を取り、キャリアを作ろうと考えました。
そして、自分の経験を活かし、体が変われば心が変わる、というのを伝えることが出来るパーソナルトレーナーになることに決めました。
色々と調べてたどり着いたのがピラティスのインストラクターというお仕事でした。ピラティススタジオで働きながら、解剖学やパーソナルトレーニングに強いカナダの団体が教える「STOTT PILATES(ストットピラティス)」というメソッドの全過程を2年間かけて学び、晴れてフル認定取得のインストラクターとなりました。
まさかのパニック障害
ピラティスは日本にある学校で日本語で学べたのですが、使われる教材は英語で書かれていました。そこで私は学生時代に叶えられずに後悔していた夢を思い出しました。
それは留学。学生時代は自分の生活費をアルバイトで稼ぎながら通学するほど貧乏だったので、留学なんて夢のまた夢だったのです。
ピラティスを学んだ事で、STOTT PILATESの本部やメソッドを作り上げた人たちがどんな方たちなのかを知りたかったし、長年の夢も叶えたい。「借金してでも短期で語学留学するぞ!」と決めたら思わぬ所からお金がやって来て、私は幸運にもカナダのトロントに2ヶ月間留学できる事になりました。
語学学校に通いながら、ピラティスの本部でレッスンを受け、コースの見学をする。なんていう贅沢な日々が始まりました。
<STOTT PILATESの創始者、Moiraと>
私の通った語学学校はover 30 classという30代以上のみで構成されるクラスがあるのが売りだったこともあり、若い学生たちだけでなく、私と同年代の人たちが世界中から集まっていました。
そこで私は、「英語でしか会話しない!」というルールを作っているブラジル人グループと仲良くなれまして、彼女らと行動を共にするようになりました。
彼女たちは弁護士や会社経営者などすごい経歴をお持ちの方達で、遊ぶ時は存分に遊び、学ぶ時は真剣に学ぶというパッションの持ち主だったのですが、片や私はキャリアとは無縁の人生。さらには英語の勉強も出来ればしたくないと思っていたほどで…
彼女たちと過ごす時間は本当に楽しいのですが、彼女たちの情熱に触れるたびに「私はなぜここに来たのか」とか「私は何をしたいのか」がどんどん分からなくなって行きました。
気付けば原因不明の体調不良に見舞われ、自分の好きな食べ物すら分からなくなるほどのショック状態に陥りました。そして、朝ごはんを食べるか食べないかという小さな選択すら出来なくなってしまいました。
日常生活がままならなくなったため、スケジュールを変更して帰国。駆け込んだ病院ではパニック症候群と診断されました。
フラワーエッセンスに出会う
帰国後1カ月ほどお薬を飲んで1日中寝ていたら症状はなくなりました。ただ、元気と言える状態ではなく、漫然と過ごす日々が続きました。
その頃、いろんなブログを読むようになっていたのですが、そこで知り合った方が提供していたバッチフラワーレメディのフラワーエッセンスセッションをなんとなく受けてみることになりました。
どんなものなのかも知らずに、本当になんとなく流れで受けたセッション。そこでプレゼントされたトリートメントボトルを使って数日が経った時、「あ、もうお薬いらない。」と思う瞬間がありまして、お医者様に相談して断薬出来たなんてことがありました。
その後、機会があったので、私もバッチフラワーレメディを自分で勉強してみることにしました。
その頃の私は、深刻な体調不良に悩まされていました。病院で調べても数値的には健康そのものなのに、なぜかいつもしんどくて家で寝ている日が多かったのです。
講座が開催される日もとてもしんどくで、体を引きずるようにして出かけて受講したのですが、講座でエッセンスを使いながら勉強していると、視界が開けて体が楽になっていくのを感じました。
翌朝にはしばらくやっていなかったピラティスをやってから講座に出かけたほどに元気な私がいまして、フラワーエッセンスの癒しの力に驚かされました。
また、自分がHSP(繊細さん、敏感すぎる気質)である事を知り、疲れやすい事や体調不良の原因が分かった事でホッとしました。
フラワーエッセンスとの出会いで、私は心が変われば体が変わるということを身を持って知ることができました。
自分と向き合う日々
フラワーエッセンスと出会ったのと同じ頃、私は精神世界にも興味を持つようになりました。
私は魂の望み通りに生きれてないから生きづらいのではないか?という仮定の元自分と向き合う時間をたくさん取るようになりました。
中でも、「目の前の現実は自分が創り出している。」という考え方が好きで、嫌な事が起きた時は自分のネガティブなモノを手放すチャンスだから、その嫌なことを引き起こした感情を見つけては感じ切ったり、フラワーエッセンスを使って解放していくというのを繰り返しました。
子供の頃から大事に抱えてきた観念などが自分自身を苦しめている。悪いのは周りの人でも環境でもなく自分の中にあるネガティブな感情。
数年間向き合って手放し続けた事で、そのことを腑に落とせるようになり、何か起きても心が凪の状態にすぐに戻れるようになったので、とても楽になりました。
そしてありのままの自分で良いとどんな自分にもOKを出せるようになったのは本当に良かったと思います。
2018年に外側の自分と内側の自分が繋がるというか、「ネガティブな部分もポジティブな部分も全部ひっくるめて私なんだ!」と腑に落ちるという、言わば自己統合する瞬間があったのですが、結果何もしたくなくなり、それまでにやっていたお仕事を全てやめ、サロンも閉めて1年間ほどただただボーッとしておりました。
コロナで色々考えた
1年間も心ゆくまでボーとした後、ようやく暇だなとか退屈だと思うようになりました。ただ特にやりたい事がなかったので、誰かに私の時間を使ってもらおうと思いアルバイトをしておりました。
自分に合う職場を探すために自分の「嫌」をとにかく洗い出したりして、ストレス少なめに働けるバイト先で楽しく働いておりました。
働き始めて数ヶ月で昇進、昇給したのも自分の自信へとつながりました。
でも緊急事態宣言で6週間の休業を余儀なくされ、アルバイトという職業の不安定さを見に染みて経験する事となりました。さらにゆったりとした時間の中で自分のやりたい事に気付いてしまったのです。
それは、フラワーエッセンスやピラティスのセッションを提供するサロンを再開させる事だったのですが、どうせ補償がないのならば、私は自分のやりたいことをやりたいと考えるようになりました。
アルバイトを辞める事にし、新たに学びたい事への申し込みをしたら、サポートがいろんな方面からやって来たのは本当に面白かったです。
自分で決めて動き出すって本当に大事だなと思う今日この頃です。運というものは自分で動かすものなのでしょうね。ただ待っているだけでは何も変わりませんから。
私はホリスティックなセルフケアをお伝えできます。
「人は自分で癒された事でしか、他人を救えない。」という言葉をMBさんという方の著書で読み感動した事があります。
本当にその通りだと思います。
想像力がものすごく豊かで、共感力がめちゃくちゃ高い人でない限り、自分で経験した事でないと他人を理解できないし、ましてやその方をサポートすることなんて出来ないと私も思います。
ここまで読んでくださった方はお分かりのとおり、私には「キャリア」と呼べるものがありません。
ただ、自分の魂の声を無視して頑張り過ぎて病んでしまい、そこから這い上がってきた経験があります。まるで私自身をボディにして人体実験を繰り返して来たかのようです。
そして今、私の経験全てがセッションで活かされています。
十数年間私という人間を観察してトライ&エラーを繰り返して来た事は立派な経歴だと今では自信を持って言えます。そして「何もしないで休む」というのも必要な行動だったなと強く思うのです。
世の中には弱い自分というのを隠さなきゃいけないという風習があります。うつだった事は隠した方が良いとアドバイスされる事も多々あります。でも人には弱い所があるものなのになぜそれを否定するのでしょうか。そこを認めたらなんだかとてつもないパワーが湧き上がって来て自己肯定感は爆上がりなんですよ😊
私の持っているノウハウが当てはまって楽に生きられるようになる人はたくさんいると思っています。
私は
心から、
体から、
そして目に見えないエネルギーから
と多方面からのアプローチでのセルフケアの方法をお伝えする事ができるセラピストです。
心、体、エネルギーを整えて、本来の自分に還り生きていく基盤づくりを提供できるサロンの準備が整いました。
ホリスティックセルフケアサロン「mimosa」は心や身体のケアの方法を学んで、自分で自分を整えたい方にオススメです。
このプロフィール記事を読んで私に興味を持たれた方、
セッションを受けてみたいと思われた方は
ぜひホームページよりセッションをご予約ください。
対面セッションは女性限定ですが、ZOOMセッションでしたら男性でも可能です。
あなたにお目にかかれるのを楽しみにしております。
Sumiko
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