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2022年4月の記事一覧
給与明細のこと 〜 父とわたし
大正生まれの父親が定年退職をしたのは私が高校を卒業する時だった。当時の定年退職は55歳。今から考えると、あまりに早すぎるように思う。父は若い頃から長崎県の炭鉱で働いていたのだが、閉山に伴い職を求めて神戸にやって来た。神戸では港湾労働者として定年まで勤めた。
田舎の貧乏な家庭で生まれ、青春時代は戦争と重なり、地元の炭鉱で働き、石炭が時代遅れとなっては、故郷を離れて港の仕事に転職する。時代も時代だ。
退職後の年金〜年金の謎
定年退職をしたので、年金は65歳になったら支給手続きをするだけだ。繰上げ支給は考えていないので、あと5年じっと待つのみ。ただ、いろんな情報を集めていると、国民年金の任意加入に行き当たった。
厚生年金は勤め始めた22歳から38年間滞りなく支払っている。国民年金は20歳から勤め始める22歳までの大学生の期間が未納だ。この未納月数の期間、60歳以降に任意加入することで満額の40年(480ヶ月)まで埋め
退職後の健康保険〜扶養に入る
退職後の健康保険については3つ選択肢があるが、私の場合は妻がまだ民間企業に勤めているため、学生の子どもと一緒に扶養に入ることにした。その手続きについて、よく分かっていなかったため、右往左往してしまった。
扶養に入る条件は退職後の見込み年収が180万以下(60歳以上の場合、ただし60歳以下は130万)であること。これはクリアしている。2か所でパートで働くが、1週間に3日、しかも短時間なので問題はな