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退職ノート

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退職にあたって、健康保険のこと、年金のこと、確定申告のことなどをまとめてみました。
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2022年4月の記事一覧

退職後の健康保険や年金やあれやこれや

退職後の健康保険や年金やあれやこれや

健康保険〜扶養に入る

ようやく健康保険証が届いた。退職後、子どもと共に妻の会社の健康保険組合に扶養家族と認定された。来週、眼科の予約があり、間に合うかどうかヤキモキしたが、これで安心だ。4月1日認定ということなので、先日10割を支払った息子も次回返金してもらえそうだ。手続きが遅れると、認定日も遅くなり、それまでは無保険状態となるので気をつけないといけない。

国民年金任意加入〜未払い期間を埋める

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給与明細のこと 〜 父とわたし

給与明細のこと 〜 父とわたし

大正生まれの父親が定年退職をしたのは私が高校を卒業する時だった。当時の定年退職は55歳。今から考えると、あまりに早すぎるように思う。父は若い頃から長崎県の炭鉱で働いていたのだが、閉山に伴い職を求めて神戸にやって来た。神戸では港湾労働者として定年まで勤めた。

田舎の貧乏な家庭で生まれ、青春時代は戦争と重なり、地元の炭鉱で働き、石炭が時代遅れとなっては、故郷を離れて港の仕事に転職する。時代も時代だ。

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退職後の年金〜年金の謎

退職後の年金〜年金の謎

定年退職をしたので、年金は65歳になったら支給手続きをするだけだ。繰上げ支給は考えていないので、あと5年じっと待つのみ。ただ、いろんな情報を集めていると、国民年金の任意加入に行き当たった。

厚生年金は勤め始めた22歳から38年間滞りなく支払っている。国民年金は20歳から勤め始める22歳までの大学生の期間が未納だ。この未納月数の期間、60歳以降に任意加入することで満額の40年(480ヶ月)まで埋め

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退職後の健康保険〜扶養に入る

退職後の健康保険〜扶養に入る

退職後の健康保険については3つ選択肢があるが、私の場合は妻がまだ民間企業に勤めているため、学生の子どもと一緒に扶養に入ることにした。その手続きについて、よく分かっていなかったため、右往左往してしまった。

扶養に入る条件は退職後の見込み年収が180万以下(60歳以上の場合、ただし60歳以下は130万)であること。これはクリアしている。2か所でパートで働くが、1週間に3日、しかも短時間なので問題はな

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財布を落として青ざめた一瞬

財布を落として青ざめた一瞬

退職を機に体力づくりを兼ねて、散歩を始めた。初日となった先月末には10キロ前後の距離をリュクを背負って歩いた。昨年の秋に買ったリュックはまだ使いこなしきれてなくて、どこに何を入れるたらいいのか、場所が定まっていない。とにかく収納のポケットが多いのだ。

歩き始める前にペットボトルのお茶を買う。1時間半ほどで5キロほど歩き、お店でお昼用におにぎりを買おうとしたところ、リュックのジッパーがあいており、

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