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kobaru
2020年11月22日 17:06
三章292025年10月26日日曜日俺は、イチノセ・ダイに呼び出されて、廃部したはずの映画研究会の部室にいた。部室には、俺とイチノセと、カタヤマ・ゲンキとタカハシ・タロウがいた。サトウは、喫茶店“うみねこ”のアルバイトのために欠席だ。「今から、コウジがこの前に撮影した8ミリフィルムを上映する。スクリーンないから、天井に画面を写すよ」久しぶりに会ったイチノセは、廃部扱いだった映画研究部
2020年11月22日 16:54
二章142025年9月19日金曜日、夕方になると涼しい風が吹いてきた。制服の上から薄手の白いパーカーを着てサトウは“うみねこ”の扉を開けた。私服に着替えて、エプロンをつけると、おじさんは簡単な引き継ぎをサトウにして店を出る。サトウがアルバイトにくるようになってから、おじさんは夕方出かけて、近所の子供相手の空手教室を開き始めた。意外なことにおじさんは空手が得意だった。サトウは、おじ
2020年11月22日 16:41
ターコイズブルーのお月様一章1俺はスミダ・コウジ17歳、西南高校三年だ。俺は、幼い頃から毎年夏になるとある同じ夢を見る。初夏、霧のような雨が降るなかで、華奢な髪の長い女性が背中を向けて立っている夢だ。年齢は、15歳くらいだろうか。どこかを見ているのか、目を閉じているのか、笑っているのか、泣いているのか。女性の表情はわからない。背中まで伸びた長い黒髪が時々揺れる以外は、女性は
2020年11月22日 17:20
こんにちは、「ターコイズブルーのお月さま」という長編小説を書きました。二人の男子高校生が、水泳部の引退試合をしたり、馴染みの喫茶店を見つけたり恋をしたり、勉強したり、文化祭で映画を上映したり、という内容です。大好きな女優有村架純さん、職場のかつての友人、たくさんのネットのお友達学生時代の友人、今まで出会ったすべての人に届いてほしいと思い書きました。多分、僕のオリジナルな思考