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吃音の記録

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3番目の子は言葉が出はじめの1歳から吃音があったような気がします。3歳から相談機関へ出向き、4歳から訓練開始。 「吃音があっても本人が気にしなければそれで良し」と思う自分と、「… もっと読む
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#福祉

通級指導は支援級所属よりも悩ましいと思う。

通級指導は支援級所属よりも悩ましいと思う。

通級指導というのは、発達障害などによって苦手な事がある場合、週に一度くらいの割合で通常の授業を抜けて、他校で開かれる教室に通い、苦手な分野を補うこと。例えば長時間座っているのが苦手とか、感情のコントロールがうまく出来ないとか。

…という認識でいた。

うちの2番目の子、ニンタは知的障害があるので、通級という選択肢は考えておらず、支援級一択だった。或いは、住んでいる地域によっては養護学校ということ

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吃音と生きていく (療育から通級指導へ)

吃音と生きていく (療育から通級指導へ)

吃音がある三番目の子、ミコの記録。

三歳からお世話になっていた療育センターの言語指導は、就学と同時に卒業しなければならないのがこの地域の決まり事である。

なぜなら、療育はとても混んでいるので。人口が多い都市部の多くはそうであるらしいし、また逆に、体力がない小さな自治体でも起きることらしい。

私もミコも、言語指導の先生をとても頼りにしていたので、この強制卒業はつらい。けれども決まり事であるので

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